得能正太郎のレビュー一覧

  • NEW GAME! 2巻

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     第二巻ではマスターアップと、イベントと、発売日と、打ち上げパーティと、初めてのゲーム作りの完成イベントが目白押しであった。
     物語的にすっきり綺麗に納まっていて、特に八神さんにスポットが当たった形だろうか。カラー部分の漫画といい、表紙といい、優遇されていると言っていい立場だっただろう。インタビュー時なんて可愛すぎて可愛すぎて。
     あと、幾人か新キャラが出ているけれど、この辺にも期待が持てるところだ。個人的には葉月ディレクターに期待したい。案外希少なメガネキャラである。

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    2015年03月27日
  • IDOL×IDOL STORY! 11巻

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    日本版アイドルオーディション

    最初は無料版で見始めたのですが、見事にハマってしまい大人買いからの、最新版見つつ電子コミックも購入してしまいました(⁠・⁠∀⁠・⁠)

    最初は人数多いし、キャラがよくわからなくて、誰だっけと何度か読み返してましたが読んでいくうちに細いキャラの設定がわかってきて最新巻になると続きはよ状態になります。

    #笑える #アツい #エモい

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    2026年08月18日
  • IDOL×IDOL STORY! 11巻

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    個人順位発表、これまでも何度か行われているけど、やはりその審査におけるパフォーマンスが評価されている為か、それまでの積み重ねがあれば高順位をキープできるというものではないね。前回順位が高かろうと、現審査でのパフォーマンスが悪ければあっという間に順位が下がってしまう
    だから77話の順位発表は順位よりもそれぞれに投げかけられた言葉に注目してしまったかな。中でも美海へのリーダー禁止、依吹の前グループへの言及、小雪への内向的視点は気になるポイントかも

    そして順位は残酷に残当に。審査における順位は積み重ねなどあまり反映されないのに、視聴者投票は積み重ねが出てしまった
    麗はダンス動画の積み重ねを昇華させた為に票数を得た。光は積み重ねを否定する路線に出た為か票数が限られた。なのにこうした評価の裏切りこそ光を解放するものとなるのは何とも……
    星取り合戦の際には「お金を稼がないといけないから」と達観していた光が清々しい表情で「私は歌が好きです」と言い切った。その姿には負けよりも大きな何かを手にしたのだと察せられる
    なら、彼女の代わりに残ってしまった麗とて別れを気持ちの良いものとしなければならない。様々な言葉が思い付くだろう瞬間に「またな~~~~!!」と叫んだ麗は負けも別れも悔しさも無駄にしないと覚悟しているかのようでしたよ……


    79・80話では本作にしてはかなり珍しいエピソードが
    本作って基本的に競っているか戦いの合間の休息が主に描かれるものだから、多少の競争っぽい要素がありつつも息抜きと言える料理回はアイドルを志す彼女らの新たな魅力を描くものとなったような。まあ、それだけに料理に一切参加しない律とかが矢鱈目立った気もするが(笑)

    このエピソードの隠れ注目ポイントは料理の裏で筋肉!してた翼の過去語りか
    彼のアイドル活動と言えば背景として語られただけでそもそもアリアへの対抗心から始められたもの。だから思い入れとか無いと思っていたら…。色々複雑な感情が見えたね
    翼がグループデビューで振るわなかった経緯が有るからアリアがソロデビューした。翼が対抗していなければ今のアリアは無かったかもしれない。いわば翼の対抗心がアリアをより大物にしてしまった。そうした背景を知ってもアイドル時代のメンバーとの巡り合わせを悪いものと思いたくないとこぼす彼の姿からは憑き物が落ちたような印象を受けましたよ


    そして発表される合宿4次審査はそこそこ大きなものとなりそうな
    今回、作曲はしなくて良いっぽいけど、それ以外の面の自由度はかなり高いね。現状では歌詞と振り付けについて言及される程度だけど、そのうち1曲目を何人に歌わせるかとかどの順で歌唱するかも考える必要が出てくるのだろうな
    審査で問われるのは「可能性」、つまりは自身がどのようなアイドルになるかという点を一般客・視聴者・講師陣に示す必要がある
    そう捉えると今回の合宿地はアイドルの卵達の原点と将来を同時に見詰める場所となりそうな

    OMの練習生寮は律と偏にとっては原点であり、デビュー用の大部屋は将来を示す場所。また、他のOM練習生と接する機会は尚更に自分達がアイドルを目指す理由を意識する機会となりそうだ
    正灯寺はアリアが育った原点であり、やがて養護施設から子供達が旅立つ将来をも意識した場所。また、施設に預けられた子供達にとってアイドルを目指そうとする彼女らの姿こそアイドルとして映る、余計にアイドル性が強調される
    と、練習生寮と正灯寺って場所として籠められた意味合いは似ているけど、正灯寺を合宿の舞台とされたのは少々浮いて見えるような。ここだけ明確に“アリアの場所”だもんな。こんな場所をサバイバルオーディションの舞台の一部に選んだのはどのような思惑が有るのだろう?

    こうした環境に加えて、今審査の注目点と言えるのは個人ランキングがリアルタイムで更新・閲覧できる点か
    人の視線を奪う輝かしいアイドルに成れなかった美海にとってどのような理由であれ、自分がランキング一位に留まり続ける状況は心穏やかと成れないのかな。加えて今回はリーダー禁止、微妙に美海の気を抜かせるものとなるかもしれないと考えると、美海にとってこの状況は想定以上の試練となりそうだ

    対してSNSを主戦場としてきた麗はすぐに対策するね。黒星組は早くも纏まりが見られる。これは白星組の良い強敵と成りそうだ

    どちらにせよ、白星組も強化しなければならない。という段で意外な助っ人が
    4次審査ってこれまでの審査会場よりも閉鎖性が薄い為に新キャラが何人か投入されているんだけど、そこに優梨が混ざってくるとは
    今巻にて光は芸能人でもアイドルでもない道を歩み始める覚悟を見せたわけだけど、優梨のこのような姿を見ると光も同様に頑張れるのではないかと思えてしまうよ。それはもっと早くに脱落してしまった夢も含めて。そんな事を考えてしまったな

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    2026年08月14日
  • IDOL×IDOL STORY! 10巻

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    ステージ上で正しい判断に迷いを生じさせてしまった偏、そのような状態だから誰かが助けてくれるなんて無い。彼女自身で今必要な正しさを見出さなければならない
    ここで偏が過去の言動から答えを見出したのは良かったな。というより、彼女はあの浜辺で会話した時点でちゃんと答えに辿り着いていたのにそれを答えと”正しく”認識できていなかったわけだ
    これを美海は「待ってた!」と言わんばかりの表情で出迎えるのがまた良いなぁ。彼女にはやっぱりリーダー気質が備わっているよ


    抑圧の中で藻掻き続けた麗チームはまさかのダンスレスですか…。これ、始めから評価ポイントの一部を捨てているようなものだからこそ、より尖ったものが求められるのだろうけど…
    光を中心に再度纏まったチームはそれこそ尖りに尖っていたわけだ。というより作詞・作曲に全振りしたというべきか
    自分の心を表現しないで望まれた姿を演じて来た光、競争に心振り回されていたのにいつの間にか競争していた麗、人並み以上に出来るから秀でた何かへの終着を持てなかった火花。抑圧やモヤモヤを感じていた3人が中間審査から全てをぶっ壊してギリギリの中で作り上げた楽曲にはそれこそ3人の心が極限まで籠められていたように思えますよ……


    オーディションに途中から参加して採点時のみ顔を出す音星翼は好印象を持てる人物ではなかったし、過去の断片が描かれてもそれは変わらなかった
    けれど、少し見えてきたのは彼は父が大好きであり尊敬していて、なのに父は何処からか連れてきたアリアを選んだように見えてしまった点。アリアと競うなんて全く求められていなかったのに勝手にアリアと競って負けた気になって努力の方向性を間違えてしまった

    翼のこうした面が見えると音星会長の思惑も少しだけ見えてくる気がする。ただ、同時に見えないのはここで試しているのが翼だけでなく、アリアも含まれる点か
    別にアリアに社長の器を見出しているのではないと仮定した場合、会長がアリアに見ようとしているものは何だろうね?敢えて挙げるとすれば、義兄妹であり自分に劣等感を感じているだろうと察せられるのに、翼を助けないどころか煽る言動をするアリアを戒める、とかその辺だろうか?もしくは自分に逆らって若いアイドル達に夢を見させる覚悟を問うているのか…

    オーディションの行く末だけでなく、音星一家の行く末も気になる形となってきましたよ


    中間審査では大ポカをやらかし、二人チームだから化学反応も限られる鈴チーム。それがいやはや驚きの完成度を披露する事に。何処からこのような変化が?と疑問を覚えたら、まさかの実直な練習の積み重ねか…

    鈴ってポテンシャルは悪くない筈なのに、どうしてもオドオドした態度が評価値を下げる結果に繋がっていた。この点はオーディションの中で自信を付ける何かがあって改善されるのかな?と軽く考えていたのだけど、朱璃と組んだ事が彼女に良い変化を齎したね
    自信なんて一朝一夕で身に付かないからこそ繰り返すしか無い。そうすれば自然と踏み出せるようになるもの

    と、自分達で作ったミスを乗り越えられた鈴と朱璃にまさかのトラブルが。アイドル作品の定番展開をここでぶち込んできますか…
    定番とは言っても、現実には早々起こり得ないトラブル。だから起きてしまった時、アリアのように中断して無かった事にする方が真っ当な判断。けど、「本当のライブ中だったら」という想定で自分達には何が出来るかを考えて、果てにはチャレンジした事が無いブレイクダンスに挑戦して見せた鈴は大きく成長したように思えますよ!

    だから彼女らが1位を取るのは納得で。読めないのは誰が落第するのかという点で
    人気投票で救われるのか、それとも人気投票により落とされるのか。抑圧からの飛翔を遂げた麗チームに待つのはどのような未来だろうね?

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    2026年04月26日
  • IDOL×IDOL STORY! 10巻

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    Webサイト「COMIC FUZ」で連載中の得能正太郎の「IDOL×IDOL STORY!」の第10巻です。アイドルオーディション番組「Super Star Ship!」でデビューを目指す候補生たちの奮闘が描かれる。三次審査「私達の歌テスト」完結。全てのチームがレベルアップした姿を見せてくれました。全員合格で良いんじゃないかと思うくらいのパフォーマンスでした。でも、悲しいかな、これはオーディション番組。脱落者は誰だろうか。そして、裏で蠢く大人たちの思惑。夢で金が稼げるか。これも真実だろう。次巻も楽しみ。

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    2026年04月19日
  • IDOL×IDOL STORY! 9巻

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    Webサイト「COMIC FUZ」で連載中の得能正太郎の「IDOL×IDOL STORY!」の第9巻です。アイドルオーディション番組「Super Star Ship!」でデビューを目指す候補生たちの奮闘が描かれます。三次審査「私達の歌テスト」本審査開始。一人一人に葛藤があり、それを乗り越えるたびに強くなり、デビューへの熱が高まっていく。今回、ミチルがウララのスマホを海に投げてしまうのは、本気度が見える描写だけど笑った。周囲がきな臭くなっているけど水を差さないで欲しい。さてヒトヒトはどういう判断をするのか。

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    2026年04月19日
  • IDOL×IDOL STORY! 9巻

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    中間審査や依吹達の番宣、そしてそれぞれの初心をこの段階で観賞した事は候補者達に良い影響を与えたようで

    ただし、外部影響的には良い影響ながら咀嚼に苦労しているのが麗か
    元々がダンス動画を上げてどうやったらバズるか、なんてのを考え続けてきた人物。それだけに自己の客観視は秀でた部分が合った人物だったけど、故に自分自身の表現を自分で行う場においては迷走してしまうのか

    麗が迷走しているのに麗がチームを引っ張っているし、火花は麗を変えられない。そのような暗中模索の中でまさか光が主導権を握る、というより自己を発揮してくるなんてね
    「勝ち抜いた先に幸せなんて無いのさ」と語る彼女は諦観に満ちている。なのに「でも」と前置きしてチームを変える為に自分を開けっぴろげにした
    光は自分を変える為に踏み出した。それはチームをすら大きく変えるものだね

    こうした変化が巻頭のカラー絵に繋がるわけか…
    表紙を捲った先にあの絵がズドンと存在したものだから驚いたけど、光の後押しを受けた麗はまず見た目から自分を変えられた訳だ


    始まった三次審査はまず依吹チームが魅せくれたね
    中間審査の時点で彼女らは完成度の高いステージを披露していた。また、番宣に伴う練習からの離脱なんてのもあった
    普通ならば現状維持または現状から導き出される進化形へと進むだろうに、自分達の気持ちを問い直してステージに立つ理由を一新するなんて中々のものだね
    中間の時点で輝いていた彼女らは本番において更に輝きを増したように思えたよ

    そして次なるチームへ…と移る前にとんでもない人物が登場したね……
    いわばアリアと翼を競わせ、表舞台からは見えない何かをしている人物。正直、このタイミングで連れて来る大物ではない気がするんだけど、九重専務は何を考えているんだろう……?

    ただ、OM社長の登場は華鈴に良い影響を齎すきっかけとなったね
    変わらず華鈴は母を目の前にすると余計な力も想いも入ってしまう。ステージ上で観客に音楽を届けるアイドルとしては余計な成分
    それをステージアイドルとしては余計かもしれない喘息という要素を持ちながら、却って純粋な想いへと収束した紬が華鈴にヒントを与え、突き放すように外から見やる事を止めた九重専務や光が華鈴に熱を灯す展開はとても良いね!
    燻っていた華鈴がようやく自分を咲き誇らせる方法を手にし、それにより小雪も紬も大輪の花を咲かせたように思えるよ

    そして問題の美海チーム、ここに来て偏が踏み込んだ考え方を披露したね
    ノンが本来の力を発揮できるなら、今回もこれから先もチーム戦であるならば偏の考え方は間違いではない。けれどチームメイトであってもこの先はライバルに成るのなら美海の考え方とて正しい
    ただ、この方針については芸歴の差が出てしまったような…
    美海はそれが自分の考えと全てが一致しなくてもチーム方針となったなら全力を傾けられる。しかし、提案者でありながら可能性が現実のものとなりかけた瞬間にステージ上で迷いを抱いてしまった偏は……

    自身を真面目と捉える偏。「ひとえ」という言葉が根源にある彼女にとって不偏から飛び出さない事こそ正義だったのかな。だとしたら愛音を成功させる方針に迷いを覚えてしまった彼女がステージ上で行うのはどのような偏りになるのだろうね……

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    2025年12月27日
  • IDOL×IDOL STORY! 8巻

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    Webサイト「COMIC FUZ」で連載中の得能正太郎の「IDOL×IDOL STORY!」の第8巻です。元アイドルの渚ミミとミミが推すアイドルの七種イブキが出会い、アイドルオーディションに挑戦するお話。合宿三次審査「私達の歌テスト」中間審査が始まります。作詞、作曲、振付を自分たちなりに考えて披露するけど、審査員たちには見透かされてしまい、かなり辛辣なコメントをもらってしまいます。ギリギリの緊張感がヤバいです。今回はノンが壁を乗り越える回。ミミ助が適切なコメントでノンを救います。完全無欠のヒーローみたい。

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    2025年08月16日
  • IDOL×IDOL STORY! 8巻

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    少人数でチームに分かれて作詞・作曲・振り付けをやるなんてそれぞれの個性がモロに出るだろうと想像していたけど、他の要素として少人数である為にそれぞれの相性が良くも悪くも見えやすくなってしまった印象

    前半部における代表格は鈴かな。彼女の素質は悪くないのだけど、自分が前面に出る場面であったり組む相手との相性が悪ければ崩れてしまうタイプ
    それだけにダンスだけでなく歌唱ですら問題点が見つからない朱璃との組み合わせは鈴を益々萎縮させてしまうね
    そのような行き止まりにぶつかって動けなくなってしまいかねない状況だっただけに、朱璃の方から鈴に寄り添い己の心を明かすシーンは良かったな。朱璃のそのような心が見えたから鈴もアイドルとして勝ち抜きたいという想いを確かに出来たのだろうね
    そうした上昇を感じさせただけに、中間審査は残念…

    もう一人の代表格は愛音か。ただし、彼女がチームワークに難儀すると言うより、彼女を巡ってチームが難儀するという形になっていたね
    特に愛音の場合は母の喪失が歌唱に関わってしまっているから、どうしても配慮が必要になる。けれど配慮していたらこのオーディションは勝ち抜けない
    美海は彼女の扱いに難儀する…と思っていたら、中間審査では悪くないものを出してきたね。練習期間では愛音を追い掛けるシーンばかりだった気がするのだけど…
    美海ってチームリーダーを任された際のチーム運営に抜けがないね。ただし、彼女の遣り方だけで全てを勝ち抜けるわけではないからこそ、愛音の飛躍も必要となるわけだ

    他チームの状況だと、やはり華鈴について言及したくなってしまうね
    彼女はオーディションに参加してからずっと母の視線を意識して不調ばかり目立っていた。それがまるで解放されたかのように歌い上げるシーンには脱皮のような飛躍を見てしまったよ
    この変化を引き出したのが小雪である点も特筆したいね。小雪とて最初から調子が良かったわけではなく、下の順位から覚醒を経て追い上げを見せた人物。これからを勝ち抜く為には自分との対話を避けては通れないと理解した人間
    だからこそ、不調から脱せられていなかった華鈴に対して、少ししつこいくらいの質問を投げて、それに応える華鈴に自己理解を促進させた、なんて考えると面白いね

    対して依吹チームは流石の安定感というか。こういった短期間で形にしなければならない審査の場合はチームの意思統一が何よりも必要で。そう考えるとリーダータイプが2人も居て、紫織は2人が生み出す波へ見事に乗って見せる
    中間審査という短い期間で成果を出す場においてはバランス型の依吹チームが最も輝けた感じか


    中間の成果を受けて依吹チームは番宣に出ずっぱり。こう見ると、このチームがそのまま視聴者投票においても上位に来てしまい、それが今後に響いてしまいそうな気もするが……

    他方でそれぞれの初心は平等に映された。あれ、少し前の話だと言うのに、幾つもの練習や審査を経た事で皆してウブな頃の自分と対面しているかのような表情が見られるのは印象的
    あと、既に落選してしまった2人の姿も映ったシーンにはホロリと来るものがあったよ


    中間審査では大きな問題とならなかった愛音の母親への想い
    少し勘違いしていたのだけど、彼女の場合は母親が居なくなった事そのものに対してショックを受けているというより、母親への想いと歌唱が同居している為に、母への想いが揺らげば歌唱に影響するし歌唱が揺らげば母への想いも不安定になってしまう感じだったのか
    だとしたら、同年代で姉がオーディションを去り不安定な筈の紬に問題ないどころか好調な歌唱を魅せつけられたら、愛音の揺らぎはどうしようもなく大きくなってしまうわけだ

    だとしたら、美海のフォローは本当に良かったね
    彼女は愛音が母から愛されていたのは歌唱だけではないと思い出させた。その上で現状でも問題なく振りまけている優しさにこそ愛される価値があると伝えてみせた
    これを経て愛音が以前のような歌唱を完全に取り戻せるかは判らないけれど、抱えていたモヤモヤについてはほぼ無くなったんじゃないかな?

    ただ、この辺のシーンで気になったのは偏かなぁ…
    事情を知らなかったとは言え、愛音のフォローがほぼ出来ていないし、直前の小雪から愛音を託されたシーンも何かが出来たわけではない。愛音が飛び出したシーンも美海に手を引かれなかったらどうなっていたやら
    偏は偏で打ち破らなければならない壁がありそうだ

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    2025年08月14日
  • IDOL×IDOL STORY! 7巻

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    前巻の流れを見た時点で大将戦はバトルにはならないのだろうなと予想していたのだけど、予想していたよりも美海と依吹は仲良しだしお互いを高め合う存在となったね
    てか、オープニングコールが互いへの「可愛い」から始まるって…(笑)
    でも、考えてみれば二人は元地下アイドルという以前に互いのファンであるんだもんな。だから美海への憧れが依吹をより高い領域へと駆け登らせるし、依吹が差し伸べた手が美海をステージの上へと引き上げるわけだ
    歌唱後ににゃーこが言うように二人が織り成す最高のステージを見た後にどちらかだけが良かったみたいな勝敗は付けたくない気持ちは判るというもの

    それだけに白黒がはっきり分かれた判定は少し驚かされたり…。けど、美海の表情が一切揺らいでいなかったという事はこの事態も覚悟していたんだろうなぁ…。この点、少し動揺を見せていた依吹のメンタルが気になってしまうけれど

    ただし、勝敗の本番は脱落者を誰にするかという点。正直、展開が白熱過ぎて脱落基準を忘れていたよ
    明確な点数に基づき脱落者を決める訳ではなく、審査員が任意に決定するとなれば、ロジックを突き詰めて鈴の脱落が当然と判断されかかった際にアリアが待ったをかけたのはそれこそ任意性が差し込まれるが故の隙と言えるのかな…?てか、表紙になっているから普通に落ちるものかと思っていたよ

    また一人が去ったサバイバルオーディション。けれど、残ったからと皆が安堵できるわけでもなく。とりわけ自身がギリギリの残留であるとの認識が有る鈴や華鈴は改めて覚悟を固める瞬間となったようだし、残された紬はよりアイドルになる決心が高まったのだろうね


    休息を挟んでの三次審査は結構難易度が高そうな。確かにアイドル自身が曲創り等に関わった楽曲というのは宣伝になるけれど、オーディションの段階でそれをやるんだ…
    これ、もしかしなくてもアイドル候補生自身の素質がモロに反映されてしまう審査となるのでは…?
    ただし、チーム分けはこれまで以上にバラエティに富んでいるというかどのような化学反応が起きるか想像できる部分もあれば想像が難しい部分も有るね
    気になるチームとしては、依吹・律・紫織は美海を巡って妙な変化が起きそうだし、朱璃と組んだ鈴は上手く行けば大きな飛翔が出来そうな予感

    ただし、化学反応という意味で大きな役割を託されたのが美海か
    愛音の家庭事情、歌唱力。競争相手である候補生に託される問題ではない筈だけれど、これまで競ってきた候補生に多くの変化を齎してきた美海だからこそ、何かが愛音の良い変化の為に出来る事が有るのではないかと思ってしまうね

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    2025年05月01日
  • IDOL×IDOL STORY! 7巻

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    ネタバレ

    Webサイト「COMIC FUZ」で連載中の得能正太郎の「IDOL×IDOL STORY!」の第7巻です。かつてアイドル活動をしてた渚ミミとミミが推すアイドルの七種イブキが出会い、アイドルオーディションに挑戦するお話。大将戦のミミとイブキの直接対決良かった。今までの想いをぶつけ合って全力で戦う2人を止める事なんて出来ない。残念ながら脱落者が出てしまうけど、とても前向きな脱落でこれからも応援したい。合宿三次審は楽曲制作。どんな成長を見せてくれるのか楽しみ。イブキが早速、律の事を好きになりかけてて笑いました。

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    2025年04月05日
  • IDOL×IDOL STORY! 6巻

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    既に何度かに亘って重暗い感情が見え隠れしていた優梨、遂に紬に対して感情が決壊してしまいましたか…
    自分のやりたい事が出来ていた時代を思い出させる東京の光景、紬が順調に選ばれているのに対し自分は…なんて感情も含まれていそうだけど、思わず…といった感じか
    それにしたって「私の人生返してよ…」は面倒見られていた側からすれば重すぎて受け止めようがないよなぁ……

    これは優梨の罪だし、優梨が打ち破らなければならない困難。自分の醜さを受け止めて美海との対戦に向かう優梨は格好良かったよ
    それ以上に待ち構える美海も格好良かったんだけどさ


    始まる星取り戦
    先鋒戦が戦い全体の流れを決定付けるように、律と偏の戦いはこの一対一の歌唱バトルがどのようなものか定義するものとなったね
    律と偏は養成所でも争う間柄。けれど現時点では偏が上回っている。単純に当て嵌めてしまえば律がまた負ける。序盤の勢いは完全に従前の流れを引き継いだもの
    それだけに最高のバトル、律への憧れを籠めてアドリブを差し込んだ偏の熱意は良かったな。そんな予定調和崩しが律を覚醒させたわけだし
    先鋒戦はどちらかの負けを願うものではなく、互いに勝ちを目指して高め合うステージと知れるものだったよ

    何とも掴みどころを見出だせなかった紫織だけど、どうやら感覚を重視するタイプだったようで
    アイドルを志してまだ数ヶ月なのに、ここまで来れたのは彼女に内包された才能と努力を感じさせるね
    彼女はいずれ高みに届くアイドルになると予感させる。だからこそ、別の遣り方で紫織を上回ってみせた麗の戦法が輝くね
    人からどう見られるか、自分が立つステージはどのようなものか。それを正しく分析できる彼女が勝つ為に仕組んだ勝利への策
    この次鋒戦は一対一であったとしても、彼女らは一人で戦うわけではないと知らせるものとなるね

    中堅戦は歌唱曲「化け物のうた」に相応しく化け物が跋扈するステージとなったような
    劣等感も後悔も成長への渇望も籠めた小雪のオーラは凄まじいね。当初からこうした片鱗は覗かせていたけど、ここに来て彼女の適性が見えた気がするよ
    対して光は小雪以上の化け物を内に飼っていたようで。クソッタレな大人に囲まれてなお、自身の死を懸けてアイドルを志してなお、極僅かな希望を求められるなんて並大抵の存在ではない
    中堅戦はステージに立つ彼女らの底力を示すものとなったのかな

    意外な荒れ方と収束を見せたのが副将戦か
    姉妹戦と言えば聞こえは良いが、直前の諍いがバレてしまった事に拠る天秤の傾きが目立つバトルに
    これ、見方を変えればいつも皆は紬の面倒を見て優梨は損をしていた人生と被るように思える
    その構図が変わらないならば、紬の有利も変わらない。けれど、既に変わり始めていたのが紬自身か。いつの間にか大きくなっていた紬は優梨の先で引っ張ってくれる人間になっていた。そんな大切な存在に引っ張られて気持ち良く歌い上げた優梨の表情は綺麗なものだったよ
    改めて、この副将戦は相手を蹴落とすものではないと示してくれる

    これまでの歌唱バトルを思い返せば、共にアイドルを再び目指そうと誓いあった美海と依吹の戦いがどうなるかは見えてくる部分が有るわけで
    それだけに次巻の大将戦がどれだけ素晴らしいものとなるのかを激しく期待してしまいますよ!

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    2025年01月13日
  • IDOL×IDOL STORY! 6巻

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    ネタバレ

    Webサイト「COMIC FUZ」で連載中の得能正太郎の「IDOL×IDOL STORY!」の第6巻です。かつてアイドル活動をしてた渚ミミとミミが推すアイドルの七種イブキが出会い、アイドルオーディションに挑戦するお話。合宿二次審査「星取り戦テスト」開戦です。対戦ごとに各キャラのエピソードが紹介されるのは、実際のアイドルドキュメンタリー番組みたいで熱く、アリアの解説も良く、より感情移入できます。ただ審査自体は淡々と進んでいる印象があります。表現が難しいのかも。次回、大将戦。ついにあの2人が直接対決。楽しみ。

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    2024年12月28日
  • IDOL×IDOL STORY! 5巻

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    感想
    とりあえず表紙のりっちゃんかわいい。
    白組は組手でごった返しに、カリンは壊されて、りっちゃんは先鋒に。そしてユウリは感情を看破された。本格的にオーディションぽくなってきた。
    早く次が読みたい!!

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    2024年10月29日
  • IDOL×IDOL STORY! 4巻

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    感想
    ユウリが怖い。まあオーディションだし多少ギスギスするのは覚悟してたつもりだけど、ほかがいい子過ぎて余計目立ってる。ミミ助にかって欲しいなあ…。
    4巻までならりっちゃんが一番好き。自分に正直で、自分を隠さないところとか。そういう点で言ったらアノンとミミ助も好き。

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    2024年10月29日
  • IDOL×IDOL STORY! 3巻

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    感想
    この中から一人脱落すんの?最終的に5人になるの?もう16人全員でデビューしよ。せっかくみんな自分の短所を克服したり、前よりも仲良くなってチームワークも生まれてきたところなのに、マジで誰も落ちてほしくないよ…。

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    2024年10月29日
  • IDOL×IDOL STORY! 2巻

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    ネタバレ

    感想
    アイドルオーディション番組の動画とかちょっと見た事あって、「厳しい、苦しい、可哀想」ってイメージが強く、NEW GAME!!はほのぼのしてて好きだけど、これはなぁと思っていたけど、面白い。個々に人生が、アイドルを目指した理由があって、感情移入してしまう。脱落と言う苦しい現実をどう描くのか楽しみ。

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    2024年10月22日
  • IDOL×IDOL STORY! 1巻

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    感想
    NEW GAME!!と同じ得能正太郎先生の新作。アイドルをめざす女の子たちがサバイバルオーディションに挑戦する話。
    相変わらず絵が可愛い。サバイバルオーディションという殺伐とした世界をどのように描いていくのか楽しみ。しかしアイドルのメインである歌とダンスが漫画
    の数コマで表現するのは難しい。もちろん漫画も読んでいくけどそれよりもアニメ化したのを早く見たいと思った。

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    2024年10月12日
  • IDOL×IDOL STORY! 5巻

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    ネタバレ

    Webサイト「COMIC FUZ」で連載中の得能正太郎の「IDOL×IDOL STORY!」の第5巻です。かつてアイドル活動をしていた渚ミミとミミが推すアイドルの七種イブキが出会い、大規模アイドルオーディションに挑戦するお話です。合宿二次審査は白星組と黒星組に分かれて「星取り戦テスト」をすることになり、両チームが参加者の選抜中。毎回キャラの掘り下げが凄いが、今回は特に華鈴。アリアとの組手で大きなダメージを負ってしまったが立ち直ることが出来るだろうか。みんな魅力的なので、全員にデビューして欲しいけど無理か、

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    2024年08月16日
  • IDOL×IDOL STORY! 5巻

    Posted by ブクログ

    アイドルの卵たちによる1日外出は彼女らの個性や家族関係を改めて描くものに成ったようで
    その中で不穏さを見せたのが華鈴か。母へのこだわりを捨てきれない彼女に母がデビューに関する不正をしているかも知れない等と言われれば心穏やかじゃ居られない。元々不安定さが有った彼女があのような揺さぶりをされたら堪ったものじゃない
    と云うか、大人の確執を子供に向けるんじゃないよ……


    合宿2次審査として1次審査メンバーから人員が変われば、そこで生まれる化学反応も変わってくるもの。そう考えたとしても、麗が黒星組を変える為に口火を切ったのは意外に思えたな。そう出来たのは逃げの経験から得た悔しさが有ったからなのだろうけど

    希望者をそのまま星取り戦に選出したのは仲良しグループとしては良いかも知れないけれど、チームとしての勝利を目指すなら良い手とは言い切れない。アリアと同類の想定をした麗は正しいと言える
    その正しさを熱さによって塗り替えてみせた依吹は良かったな。攻略に最適なメンバーを選出するのではなく、デビュー出来る自分になる為に勝つ
    彼女らはこの2次審査だけでなくこれからを戦う為の大きな覚悟を手に入れたように思えたよ


    2次審査へ向け切磋琢磨する中で飛び出した驚きの提案。本作では裏ボス的なポジションで全てを俯瞰するアリアとデュエットするなんて
    まだアイドルの卵でしか無い彼女等ではアイドルを極めたアリアには届きはしない。ならば、あの組み手は現状の実力では敵わない相手に対してどのように歌い競うのかという点を学ばせるものとなったと言えるのかな
    そう考えると歌唱後のアリアやにゃーこのアドバイスは彼女らにとって指針そのものと判るね

    特に競い合っている優梨と美海には現状の自分が目指すべき方向性を強く意識させるものになったようで
    優梨は勝ちばかり意識して声量で押し通そうとしてしまった。対して美海は曲のテーマを思い出して良い歌唱が出来たようで
    美海は追い詰められた局面でも一歩引いた視点で現状を見直して、改善点を即反映できるのだから強いよなぁ

    ただ、全く別種の化学反応を起こしたのが華鈴か…
    母や光を意識しすぎて、自分の歌もアリアの歌も意識できなかった彼女の組み手は酷いものに。これが本番審査だったら間違いなく最下位となっていそうな…
    母の落胆やアリアの切り捨て。失意の底に沈んだ華鈴がここから再び上向けるかは彼女次第

    様変わりした白星組の選出メンバー。課題を授けられた補欠組はここから果たして巻き返せるのかな?

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    2024年08月08日