得能正太郎のレビュー一覧
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購入済み
青葉イケメン
主人公の青葉様の凄さがよくわかる一冊。理不尽な現実とそれに打ちのめされる登場人物達に心を傷める読者をよそに大人の対応、というかそれ以上の素晴らしい対応をしてみせる青葉様の凄さにびっくりする回である。人間関係というのは面倒で些細なことでギクシャクするもの、ましてや仕事がらみなら特に。それを乗り越えていく主人公にはもはや脱帽である。
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購入済み
尊い
100点満点中100万点の神作画というだけで素晴らしいのに、気づいたら読み終わっていたほどの面白さ!仕事が青春!?というまさかの内容に濃い性格のキャラクター達。面白くない要素が見当たらない作品である。
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購入済み
4コマ日常ものです
いわゆるきらら雑誌で連載されている日常漫画です。女の子たちの頑張っている姿や笑っている姿をほほえましく眺める漫画になっています。漫画もアニメも好きです。
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葉月さんで始まり葉月さんで終わる11巻である。
今回は「フェアリーズストーリー4」のキャラデザに関する物語を中心に描かれている。
沖縄社員旅行による水着回を冒頭に置き、母校を訪れたほたるが一念発起してフランスに舞い戻る物語が合間に挟んだ形だが、今回は全般にキャラにスポットが当たっている。
サメを完全理解したなるっちや、ダメダ明太子になってしまった外注先・シルバーウイングの一色たまごの再登場など小ネタを挟みつつ、FS4開発は佳境に差し掛かっている印象である。
キャラデザをキッチリ提示してくれるのはもちろん、本編のストーリーなどもカッチリ描いてくれていて、開発過程が明確になっているとこ -
ネタバレ 購入済み
最初は沖縄旅行のドタバタ・コミカルなストーリーが展開するのですが、後半に進むにしたがって、シリアスシーン(本心をうまく言葉で伝えられないコウ、自分の進路について一大決心するほたる等)が増え、読み応えのある内容でした。このコミカルとシリアスのバランスが取れている点が私は好きです。
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Posted by ブクログ
うみこさん&葉月さんの表紙が麗しい10巻である。大台に乗る巻でこのお二方(とちょこっと大和さん)をチョイスとはなかなか渋い。
物語もなかなか濃厚で、あれやこれやと会社内&会社外のイベントやトラブルが描かれた巻であった。
ざっくり見ていくと、DDB(デストラクションドッジボール)の後始末から10巻は始まっている。
打ち上げ回を描き、合間に面倒くさがりの彼氏・八神コウ&そんな彼氏によく噴火する彼女・遠山りんの引っ越しエピを挟み、DDBの同人オンリーイベントでこのゲームのお話をクローズさせている形だ。
席替え回、ねねっち正式採用のためのテスト回(サバゲ回、なぜか二話も掛ける力の入れっぷり -
購入済み
さくさく読める、抜群のかわいさ
なんと言っても素晴らしく絵もキャラクターも可愛いですね…!!冒頭のカラーページの漫画もとても綺麗で…!アニメを先に見ていたので、いかに忠実だったかを実感しました。基本はゆるいお仕事漫画ですが、その中でもゲーム業界や制作に携わる面での苦労などわかる作品でした。出てくるキャラクターはみんな魅力的でほんのりとした百合感も大満足です!
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Posted by ブクログ
ネタバレ可愛らしい女の子たちがブラックなゲーム開発の現場でせこせこ働く物語シリーズ9巻は、デスボールのマスターアップまでが描かれている。
フランス編にもある程度ケリを付けた今巻は、次なる展開、FS4編突入への下ごしらえも済ませたなかなか効率的な巻だった。
それにしても、可愛らしいキャラにブラックな現場を紹介する草分け的作品であるこのシリーズだが、今回は特に胃がキリキリする思いで読んだ方も多いのではなかろうか。
クォリティアップのためとはいえ、仕様変更によって忙殺される現場と、無理な要求に応えきれない外注の苦しさ、そしてそんな状況でもビジネス上の判断でマスターを遅らせることは許せない営業の判断 -
Posted by ブクログ
ネタバレフランスでの新生活を始める八神の姿が見られる前半に、社員旅行でツバメの実家の旅館を訪れる中盤、そしてはじめ主導で新ゲームの企画を通そうと奮闘する後半が描かれた7巻である。
これまで同様に、きちんとゲーム制作の現場を描きながら、和気あいあいのニュアンスを壊さないバランス感覚に優れた作品だ。
ゲーム会社へのある種の無理解を描いたツバメと母親の不和と仲直りの中盤などは、コンパクトにまとめられながらも心の交流がよく描かれている。
最後に収録されたフランスでのコウ&りんのお正月デート(おそらくは描き下ろしだろう)なども和気あいあいとして良いバカップルっぷりである。
読後感の良さも含めて星五つ -
Posted by ブクログ
二期放送直前に発売された六巻はインターンシップの専門学校生二人、グラフィック志望の望月紅葉とプログラマー志望の鳴海ツバメを加えての物語となっている。
ここでは同世代のライバルという形で青葉と紅葉、ねねとツバメの関係がクローズアップされて描かれている。特にねねとツバメの関係性は、ガチ勢とエンジョイ勢の反目を思わせるもので、こうした関係は現実にも結構あるんだろうなあ、と思わせるものがある。
この二人の関係の変化にまつわるエピソードも、おそらくは現場でのあるあるだろう。物語は良い形で収まっているが、実際に起こった場合は大変気まずい空気になりそうだ。
終盤の急展開といい、読み応えのある巻だっ -
Posted by ブクログ
4巻と同時発売となった5巻は全編書き下ろしによる過去編。青葉の高校三年生の話であり、主に受験と就職の間で思い悩む彼女と、その背中を押す友人二人が描かれている。
スピンオフとしてしっかりと描かれた過去編ではあるが、ここでの物語は物語世界を広げる役割を果たしていると見ていいだろう。端的に言えば、過去の物語を描くことで新しくキャラを加え、すでに出ているキャラをより深く描いている。
特にフィーチャーされたのは星川ほたる(ほたるん)ではなかろうか。友人としては桜ねねの方こそ多く描かれているが、ほたるんの方は以後登場を増やしていきそうな気配である。
正直、好みのキャラなので、バンバン出番を増やして -
Posted by ブクログ
絶賛アニメ放映中に発売された4巻である。今回は二年目を迎えた青葉が新作のキャラデザインを進めながらも、会社的な都合に翻弄される物語になっている。
この辺は女の子制作班によるきゃっきゃうふふ(死語)物語でありつつも、リアル寄りに設定されたストーリーという作品の個性に則した描き方だろう。ほのぼののニュアンスを壊さないバランスでのリアリティの描き方は相変わらずお見事である。
嫌われ役をやってくれたクリスティーナへのフォローもきちんとされていて、読後感も良い。それぞれのキャラにもメスを入れながらの連作短編、楽しく読ませていただいた。星五つで評価している。 -
Posted by ブクログ
アニメ化が決まって波に乗るシリーズ三巻である。今回は社員旅行と完全新作のキャラコンペを軸に、開発チーム(のキャラ班)が前進・成長していく様が描かれている。
内容的にはこれまで以上にお仕事物として物語が紡がれていて、それでいてキャラを中心に据えているところなどは作品としての魅力を十分に吟味して描いておられる証左だろう。チーム内の不和も描かれているが、それも含めてこの物語の魅力は「可愛い女の子のやりとり」だろうし、その辺の描き方の手並みは達者である。
笑いも上手く配置していながら、きちんと物語も進行している。良い塩梅で描かれた三巻だった。
個人的には葉月さんが色々活躍・暗躍をしているのが