隆慶一郎のレビュー一覧
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徳川家の人々はそれなりに本になってる気がするけど、将軍以外は全然って気がしてて、今回は全く誰やねんて感じなわけで。
とは言えそんな人を本にするくらいだから、流石に相当にな傾奇者って言うか花の慶次ばりに漫画で破天荒。まさかこの手の本でこれとはね、とやや驚きつつ。
でもまぁけっこう楽しげで、ワンパンマン...続きを読むPosted by ブクログ -
ロードムービーテイストの時代劇エンタテイメント。
超人的に強い主人公は、隆ワールドではお約束だね。そこに違和感を感じさえしなければ、十二分に楽しめる。
また、女の強さとサガとを魅力的に描くのも、隆作品の見ドコロの一つなのかも知れない。
★3つ、7ポイント。
2017.03.24.図。Posted by ブクログ -
作者が葉隠をいかにし、戦争中に読みだしたかという紹介から始まる。
どうして、なかなか、面白かった。
短いエピソード集なんだけど、毎回が思い切りよく生き抜くことを信条に生き抜く侍であるため、波乱万丈が烈しいのなんの。作者が言うとおり、葉隠は元々読んでみたい本の一冊であったけれど、葉隠は面白いものなので...続きを読むPosted by ブクログ -
隆氏によって書かれた「影武者徳川家康」全三巻の二冊目です。関ヶ原の戦いで石川三成方の忍者に命を絶たれた徳川家康の影武者が、家康以上の活躍をして、二代将軍となった秀忠と間接的に戦う(頭脳戦)のが、この二冊目の面白いポイントです。
面白くて、米国出張の往復の飛行機で、ほとんど時間を費やしたような感覚で...続きを読むPosted by ブクログ -
物語は関ヶ原の戦いの真っ最中から始まり、関ヶ原の戦いの主役とも言える「徳川家康」が、石田三成の第一の家臣である、島左近が放った忍者により暗殺されてしまうところから始まります。
大坂夏の陣が終わってから死亡したとされる家康がそれ以前に死んでいたのでは、という仮説が多くある中で、この本では、関ヶ原の戦...続きを読むPosted by ブクログ -
関が原の戦いで家康は死に それ以降史実の「家康」は影武者だった、というお話。
ものの見方でストーリーはまったく異なって捉えられるものだと改めて感じた。
生まれたときから戦国時代の武将となるべく生きてきた家康ではなく、その日暮らしで厳しい世界を生き延び 影武者となった次郎三郎だからこそ平和を願い その...続きを読むPosted by ブクログ -
初めてのちゃんとした?歴史小説でした。歴史小説ってちょっとズルいかもしれないな。題材が面白すぎますよね。そもそも佐賀県って私の中では全く印象になかったので、新しい知識も得られて二重に楽しかったです。
徳川家光〜家綱くらいの時代の鍋島藩を舞台に、葉隠武士と呼ばれる戦士の中の戦士達を描いています。この小...続きを読むPosted by ブクログ -
徳川家康影武者説をバックボーンに「神君御免状」というモノを巡る吉原を舞台にした話。作者の歴史に対するスタンスや考えが判り、司馬史観とは異なる捉え方が斬新です。Posted by ブクログ
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次の雪組公演の原作本なので、読んでみました。隆慶一郎の本を読むのは、同じく宝塚の舞台「野風の笛」の原作だった「捨て童子」以来かな? 話は読みやすいし、前田慶次も魅力的だけど、まっつの出番あるの?ってくらい、書き込み少ないんですけど… どうしてくれるの!Posted by ブクログ
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上中下
全部
いいですね!!
かなり読み応えあります!!
史実からどこまでかけ離れているかがわかりませんが
とっても
面白いです。
徳川とは
戦国時代の下克上時代から平和な時代に移るにあたって!?
平和を望む人
国をよくしたいと思う人
はたまた
将軍なのに自分の欲望に突き進む人
人をひきつける...続きを読むPosted by ブクログ -
すごい解釈ですわ
なかなか興味そそられます
徳川家康が関が原の戦いから
どうなっていったのか
この歴史的背景も細かく描かれていて
わかりやすい描写ながらも
わたしにとっては難しい(笑)Posted by ブクログ