無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2022年11月10日
死を畏れぬ心の鍛錬とは、人を一体どこに辿り着かせるのか。葉隠が教える生き様。死が恐ろしくないならば、人は自暴自棄に生きてしまわないものか。そこに眠る信念を歴史小説が解き明かす。清々しく気持ちの良い、痛快な物語だ。それでいて葉隠の真髄が随所に散りばめられる傑作。今まで読んだ事が無かった事、本作を手に取...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月02日
太平洋戦争で徴兵された若者が、ランボオの詩集を持ち込みたくて「葉隠」の中に潜ませて行く。活字に飢え、やむなく葉隠を読み出して、その魅力に引き込まれ、独自の解釈を展開していく。ここから時代は江戸初期に移る。鍋島藩(現在の佐賀)の葉隠武士3人衆が、藩のため、主君のために躍動する。その生き方は、武士の本分...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月16日
隆慶一郎の『死ぬことと見つけたり』(新潮文庫 上下)を
読み終えました。
このタイトルからもお察しの通り、
あの『葉隠』を下敷きにした痛快時代活劇です。
たとえ両腕を切り落とされようとも、
相手に体当りし首筋の血管を噛み切ろうとする。
彼等は既に「死人」同様であるから、
死ぬことに対して何のためら...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月14日
日本の時代小説だってのにのっけからランボオ「地獄の季節」の引用をしちゃうロックな隆慶一郎先生。当然内容もロックです。
サムライなのに(だから?)メインウェポンが鉄砲の主人公、しかもサムライなのにお殿様が間違った指令をだそうものなら切腹したあと切り殺すぐらいの思想。そんな男が主人公でつまらなくなるはず...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月23日
とあるレビューに共感して読んだが、想像をはるかに超える衝撃的時代小説だった。
人物はみな個性的で、特に主役の三人がいい。陰湿なのに、笑ってしまうほど爽快で豪快な話の数々。こんな堂々とした主人公、今まで見たことがない。
『葉隠』は書かれた当初あまり流行らなかったらしいから、実際鍋島藩士がこうだったのか...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
試し読み
試し読み
試し読み
試し読み