奥田祥子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
■感想:
女性には、その時代のトレンドとされる生き方がある。けど、そもそも個々人の生き方について社会が「こうあるべき」と縛るな、という話。
皆それぞれの生き方、価値観を受け入れて、もっと生きやすい社会になればいいな。
■メモ:
・女性はその時代の理想とされる生き方に翻弄される。
・1986年に施行された男女雇用機会均等法により、総合職など一部の女性には男性と同じように働く機会が与えられた。一方で、企業は1990年代半ば頃から一般職の自社採用を控えるようになり、一般職に取って代わったのが契約社員や、派遣スタッフだった。1990年代は女性の社会進出が本格化すると同時に、「非正規化」も急速に進み始めた時期であった。
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Posted by ブクログ
男らしい、その呪縛から男性はいつ解き放たれるのだろう。
今やイクメンなんて当たり前。
「なんちゃって」や「ファッション」ではなく、男性も育児を担う頼もしいパートナーとなりつつある。
加えて仕事もできて、大黒柱でもある......。
そんな輝いている男性はごく一部。
40代以上の男性たちはどうもそんな社会の変化についていけず苦しんでいるようだ。
見えない、見せないようにしていた男性の「病」とはなんなのだろうか。
第1章では会社に縛られ、地位だけが仕事になっている男性の言葉が重い。
私も上昇志向は強い方だとは思うが、未だ下っ端に甘んじているためこの男性の気持ちはよくわからない。
そんなに地位ってしがみつかなければいけないもの?
会社で仕事をする意味って、それだけ?と。
第2章では妻の不実、第3章では行き過ぎた教育パパとそれに応えられない(ように父親は感じている)息子の話。第4章では母に縛られ、介護に行き詰まる。
本書で強く感じたのは、どうして一人だけで抱え込むの、どうして話をしないの、どうして自分の考えだけが絶対なの。
そして、どうしてそんなに自己中心的なの、ということだ。
中年以上の男性がインタビューの相手なのだが、皆揃いも揃ってそうなのだ。
女のあなたにはわからない、結婚していないあなたにはわからない、フリーのあなたにはわからない......。
それはかつて「男の特権」であった居場所が既に失われているのに、周囲を気にしすぎるあまり現実を直視できないからだと著者は分析する。
私はそこに女性の側の問題もあるように思う。
主婦が当たり前、責任者は男、男は愚痴るな、泣くな.......そうではなく、精神的にも経済的にも互いを保管し、支え合うパートナーとして男性と向き合うべきだと思う。
男女ともに感情をきちんと出して、話し合い、助け合えば、結果的に社会は双方にとってより暮らしやすいものになるはずだ。 -
Posted by ブクログ
うん?
なんか読みたかったものと違うぞ?
そんな感じ。
中身はタイトルから想像できるそのままなのだが、なんかしっくりこない。色々と生々しいルポではあるのだが、何となく、自分の主張に沿ったものだけ取り上げてるような。
ラベリング論も知ってるし、男性に対するいろんな視点も判るが、そういう目線で見ればこう解釈できるねみたいな。
男という病って、むしろ成功している人たちも分析しないと足りないんじゃないかね。
どのくらい普遍的な話なのかも判らない。
なんか臭う。
女性の目線だな、と感じること自体が、男の病か。
本の趣旨とは違うが、その病って、本当に不要なものなのか。
人としての病は何だ。女としての病は。
こういう論調は合わないなあ。 -
Posted by ブクログ
いろいろなケースにおかれた男性が登場し、初めの印象は公私ともに体面を気にする、加齢を気にする、仕事・育児・介護に完璧に向き合おうとする…など必要以上に生真面目な印象を持つ登場人物が多かったです。世間の標準以上を目指そうとしているというか。でも、その強い行動力が行き過ぎると自分を傷つけてしまい、その怪我を契機に自然体の自分を取り戻す必要に気付いて、なぜか、おのれの気付きができたときから自分の周囲の環境もうまい具合に転がり出して行く…男性の生き方に寄り添う長期戦の取材であり、辛く苦しい時期の話の聞き取りは、ジャーナリストという仕事の特性とはいえども気持ちの良い作業ではないと思うのですが、その分読み応えがありました。読んで行けば、仕事をしながら介護をしようにも介護保険制度の使いづらさが浮き彫りになってきました。
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Posted by ブクログ
色々な男性が登場して面白かったですね! 思ったのは皆さん「男として…」みたいな考えが根強いということです。男女平等と言うのか、男と女の境目がどんどん曖昧なものになってきている…と僕は現実社会を生きていて感ずるのですけれども、それでも! やはり男たちは「男として…」みたいな考えに縛られているのですなぁ…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
そういった考えに縛られるのは非常に息苦しいと思うんですけれども…でもまあ、そうした考えとかないと「一家の大黒柱」みたいにはなれないのかニャー…とも思いました。個人的には大黒柱が女性でもいいと思うんですけれどもね… ←え?? 社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
この先も男たちはずっとこのやうな考えに縛られて生きていくんかなぁ…と思うと僕ちん、非常に息苦しい、人生とは辛くて苦しいものだ…なんて達観してしまいそうにもなりますけれども、どうなんでしょうかねぇ…
しかし「一家の大黒柱」になろうとも雇用情勢はますます悪化していてたとえ正社員でも油断できない…みたいな状況だと思うんですけれども、果たして男の行く道は…
幸あれ! とは思いますねぇ…無責任人間の発言ですけれどもね…さようなら。
ヽ(・ω・)/ズコー -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
しんどいのは女や若者だけじゃない。
働き盛りの男たちこそ、誰にもグチを言えぬまま、仕事に家庭に恋愛に、心身の不調に悩んでいるのだ-。
結婚できず、切実な思いで「花婿学校」に通う三十三歳。
職場の人間関係に悩み、相談窓口に駆け込む四十歳。
「立たない」つらさに苦しむ四十七歳…。
女性記者(四十歳・独身)が時に共感し、時に自分を棚に上げ(?)ながら聞き出した、哀しくも愛しい男たちのホンネ。
あちこち男のグチだらけ。
女の「負け犬」は元気なのになあ……。
[ 目次 ]
第1章 結婚できない男たち(未婚男性の“怒り” 男性側から探る非婚化 ほか)
第2章 更年期の男たち(「男にも更年期がある」 「不治の病」ではないかと… ほか)
第3章 相談する男たち(私は「弱虫」 男性相談事業 ほか)
第4章 父親に「なりたい」男たち(立ちすくむ父親 父親が見えない ほか)
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]