古荘純一のレビュー一覧

  • 境界知能の人たち

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    境界知能の人々が抱える生きづらさについて理解を深めることができた。特に印象に残ったのは、境界知能の人は知的障害とは異なり、公的な支援の対象にならないことが多いという点である。そのため、場合によっては知的障害のある人以上に支援の網から漏れやすく、社会生活で苦労する可能性があると感じた。一方で、発達障害など別の要因が認められる場合には支援を受けられることもあるため、身近に困っている人がいたら適切な相談先を紹介できるようになりたいと思った。

    また、ドイツでは境界知能の人が早い段階から単純作業を中心とした仕事に就けるような仕組みが整備されていることを知り、興味深く感じた。誰もが得意なことを活かして働ける環境を整えることは、本人だけでなく社会全体にとっても重要だと思う。

    さらに、境界知能の人は約7人に1人と決して少数ではないことにも驚かされた。しかし、現実的には全員に十分な支援を提供することは予算面から難しい。そのため、支援制度の拡充だけでなく、支援を受けていない人も受け入れられる社会をつくることが必要だと感じた。

    本書を通じて、境界知能の人々を単に支援の対象として考えるのではなく、それぞれの能力や特性をどのように活かしていくかを考えることが大切だと学んだ。境界知能は決して特別な問題ではなく、社会全体で向き合うべき身近な課題であると感じた。

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    2026年05月31日
  • 境界知能の人たち

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    対象からちょっと足りずに漏れた人問題。これは知能に限らないんだよなぁ… 補助金とか保険の対象とかさ。
    これはめちゃくちゃ難しい問題だと思う。

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    2026年04月17日
  • 境界知能の人たち

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    「ケーキの切れない飛行少年達」で知られるようになった境界知能。境界知能も軽度知的障害も一見わかりにくいため理解されないだけでなく、境界知能は支援の枠組みからも外れるため現場では支援が困難となる。近年、軽度知的障害及び境界知能の人たちの事例かが目立つようになったのは、社会的にこの人たちの生きにくい世の中になってきたのだろうか。理解のためには他の発達障害の合併、愛着障害も含めて理解をしなといけないので個別性が強い。また成長過程で臨床像も変わってくるので、継続的な関わりは必要と思う。我が国の支援制度だけでなく諸外国の制度も説明があり、いろいろな意味で入門書としてはわかりやすかった。

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    2026年04月12日
  • 境界知能の人たち

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    ・境界知能は人口の約14%いるとされている。
    ・大多数の人は、就労も社会生活にも困難さをかかえているにもかかわらず、気づかれていないのが現状。

    境界知能の事例が実際に複数記載されていること、巻末に所見リストが記載されており、「自分も境界知能なのかもしれない。」と感じたことがある人は、ぜひ参照してみることをおすすめします。

    境界知能=IQが低い=知能が低い、とネガティブなイメージを持たれやすいが、境界知能とは「支援ニーズのある知的機能」である。「特性」であり、ネガティブなものではない。まずは、この認識が世の中に広まるといいなと感じた。

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    2026年04月05日
  • 境界知能 教室からも福祉からも見落とされる知的ボーダーの人たち

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    境界知能の人への支援
    早期発見支援の大切さ。
    境界知能の人は例えば小4のなかで1年生が学んでいるような困難さ。
    努力不足の問題ではない

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    2026年03月06日
  • 境界知能 教室からも福祉からも見落とされる知的ボーダーの人たち

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    親しい人が自閉症でもないし、発達障害もなんか違う……一番ぴったりくるのは、発達遅延と思っていたけども、境界知能か。

    人に恵まれて、虐められたりは無くて済んだけれども、それ以外は特徴が当てはまる。

    小さい頃に、特に診断も求められなかったし、多分手帳は貰えないレベルと言われた。
    診断されても治るものでもなければ、特に支援もないから、受ける必要ないんじゃない?と言われて、それもそうか、と思ったな。

    今までは周りの支えもあって、何とか仕事もしているけども、将来、一人で生きていけるのかは不安しかない。
     
    人口の14%もいるなら、支援が必要だよなぁ。
    努力が報われないって、辛いし、理解と支援でより良くなるなら、そこに可能性があるならやるべきだと思うけど、何事も必要に迫られないと行政も動いてくれないからなー。
    自分も周りに考えるべき人がいるから関心があって本も手に取ったけど、そうでなければ知ることもしようとしなかったかもしれない。

    コグトレ、どんなものか、また見てみよう。
    先ずは「知る事」から始めようと思う。

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    2024年08月25日
  • 境界知能 教室からも福祉からも見落とされる知的ボーダーの人たち

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    境界知能という言葉を最近知り、今回読んでみました。人口の14%、1クラス4-5人いるかもしれないことに驚きました。制度の狭間に該当するのかもしれませんが、良き理解者や支援に出会えることを切に願っています。

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    2024年06月02日
  • 空気を読みすぎる子どもたち

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    ネタバレ

    母親の役割が大きい、と折々書いてあるのが少ししんどい。

    乳児幼児の頃から自己肯定感の低下はあり得るので、一旦低くなったらもう高くする方法はないのかなとも感じた。

    ただ、今時の子供の環境は一昔前よりも確かに複雑だと感じる。その分おとながおおらかに構えて、「大丈夫」と言ってあげられればいいなと思う。

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    2022年08月17日
  • 日本の子どもの自尊感情はなぜ低いのか~児童精神科医の現場報告~

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    特に子どもの主幹的な幸福度の中で、「孤独を感じる」と答えた子どもの比率は約30%と、他の国の5%〜10%に比べて突出して高い

    自尊感情とは、ハンディキャップなど全ての要素を包括した意味での自分を、自分自身で考えるということ。高すぎても良くない。

    自分を認めたいという思いを抱くという点では、文化や民族に関わらず共通であるが、事後報告式のテストで調べられる自尊感情は低い。本心を抑圧している傾向が強い。

    自尊感情の高い子どもは、情緒が安定し、責任感がある。社会的適応力が高い、成績も良い、人間関係のトラブルが少ない、社会規範をよく守る。逆境に強い。

    親が暴力行為や無視などで無力感を持って、その感情が処理できないと自分を大切にしたいというエネルギーが、より弱い相手である自分の子供に向くことがある。

    子どもが自尊感情を保つには、親の影響、とりわけ母親の影響が大きいと考えられています。本人の先端的な要因も研究されていますし、環境の影響もありますが、親にどう見られているかで価値を推し量っていることが多い。

    親がぴりぴりしていて、常に余裕がなく、子どもの心を受け止められなくなっている。

    自分を理解してくれる人間との巡り合わせが重要です。巡り会う人の言動が、危険因子にもなるし補償因子にもなりうるのです。

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    2021年11月11日
  • 教育虐待・教育ネグレクト~日本の教育システムと親が抱える問題~

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    いや、現場しらねーのにうるせーよ!
    って最初は思ってたけど、読むごとに事例に驚かされた
    解決はできないかもやけど、知ることで
    理解や和らぎ?には繋がるのかなって
    とにかく努力

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    2020年11月30日
  • 教育虐待・教育ネグレクト~日本の教育システムと親が抱える問題~

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    嫌がる子供に教育を強いることは虐待となるだけでなく、子供が本当に欲している要望が解決されないネグレクトの状態となることがわかった。他の本とも比較して教育虐待や教育ネグレクトについて深めたいと考える。

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    2020年08月19日
  • 教育虐待・教育ネグレクト~日本の教育システムと親が抱える問題~

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    教育ネグレクト、教育虐待は当たり前だけど幅が広い。
    当たり前、子どものためだと思っていたというような気付かずに子どもにストレスを与えているパターンが多いと思う。
    家庭で、学校で、常に目の前の目線で考える必要があると思います。

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    2019年12月16日
  • 「いい親」をやめるとラクになる

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    いい親になろうとして、ネットや育児本などを頼りすぎ、目の前の子供と向き合う時間をとっていない、という記述を読んで、たしかにその通りかもしれないと感じた。
    子育てはマニュアル通りに進まないもの、と寛容に構えたい。

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    2019年08月01日
  • 日本の子どもの自尊感情はなぜ低いのか~児童精神科医の現場報告~

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    児童精神科医で小児科医、医学博士である古荘純一先生の著書。子どもの自尊感情を低下させるような教育システムの日本。これからの時代、自分に自信を持って自尊感情を持つ人間でないと国際社会では通用しない。児童教育に関わっている人には参考になる点が多いと思います。

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    2017年08月20日
  • 日本の子どもの自尊感情はなぜ低いのか~児童精神科医の現場報告~

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    2009年出版だったが、この時から指摘されていながらも解決が難しい問題についての根本的な原因の理解が出来る。
    「自尊感情」が、子どもたちにどういう影響をもたらしているのか、学校問題、カウンセラーの視点から述べられている。

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    2016年12月21日
  • 日本の子どもの自尊感情はなぜ低いのか~児童精神科医の現場報告~

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    [ 内容 ]
    児童精神科医として診察をし、学校現場からの相談も受けている著者は、「居場所がない」「疲れた」と訴える子どもたちと接している。
    そのような中、日本語の子ども版QOL尺度の開発に関わり、調査を行ったところ、多くの子どもたちが自分に自信がなく、自分自身や学校などの満足度に関する質問に対し、下から2番目の「ほとんどない」という答えを選択していることに衝撃を受ける。
    5段階の下から2番目が「標準」となっている日本の子どもたちの心の現状。
    ユニセフの調査でも、日本の子どもの主観的な幸福度は、他国と比べて突出して低いことが報告されている。
    本書では、調査結果や診療・学校現場での豊富な事例をもとに、自尊感情という視点から、子どもたちの現況を見つめ直す。

    [ 目次 ]
    第1章 注目のキーワード「自尊感情」を問い直す
    第2章 子どもの精神面の健康度を測る-QOL尺度の開発
    第3章 自尊感情が低い日本の子どもたち
    第4章 なぜ子どもたちの自尊感情が低いのか
    第5章 専門外来で診る子どもたちと自尊感情
    第6章 学校現場で子どもの心の問題をサポートする
    第7章 社会・教育病理現象と自尊感情
    第8章 子どもとどう関わったらよいのか?

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

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    2011年04月09日
  • 日本の子どもの自尊感情はなぜ低いのか~児童精神科医の現場報告~

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     前から気になっていた本だ。僕自身もあんまり自尊感情が高くないのは自覚してたから、なんとなく興味を持っていた。
     児童精神科医が書いた本なんだけど、全然難しくない。素人にも分かりやすく書いてくれてある。でも、あまり新鮮味はなかった。目から鱗的な発見もなかった。でも、分かりやすくて面白い本だ。

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    2011年06月16日
  • 自己肯定感で子どもが伸びる―――12歳までの心と脳の育て方

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    自己肯定感は大事だと思います。分かってる。子どもの自己肯定感を上げたい!と思ってる。本の内容も理解できる。でも、実践することの難しさよ・・・。

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    2026年09月12日
  • 境界知能の人たち

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    7人に一人というのがとてもインパクトがある数値となっているが、支援は全く足りていない印象を受けた。こういうことに困っているのだという事例が最初に紹介されているので理解を始めるのに適した一冊でした。

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    2026年09月05日
  • 境界知能の人たち

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    予備知識0で読みましたが、当人たちの困り事がとてもしんどいと感じました。支援に繋げるためにもこの本でせめて理解が広まればいいと思います。

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    2026年07月31日