高久尚子のレビュー一覧
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【あらすじより】
ホテルマンの多和田と人気脚本家の新山。すれ違いを乗り越えて結ばれた二人は、多和田が一時的に新山のマンションで暮らすことにもなり、まさに蜜月を過ごしていた。そんな時、隣人の野津が多和田の仕事相手で、さらにゲイであると判明する。自分とは対照的に誠実な野津が、多和田に好意を寄せているようなのが気になって仕方ない新山と多和田との仲もぎくしゃくし始め…?大人気作品「恋のはなし」続篇登場。
【感想】
「恋のはなし」の続編。
攻めがもう受けにメロメロなんだけどすれ違いとジェラシーで雲行きがあやしくなっていく。でも健気な受けも溺愛攻めもラストに進むにつれて微笑まずにはいられない。こういうお話大好きです。もっとシリーズ化してほしい! -
Posted by ブクログ
「卒業式-答辞」に続く、オムニバス。
“伝説の卒業式”の志野と箕方に触発された♂×♂cp、まだまだいたんですね。
「祝辞」は県庁にお勤めの公務員と竹叡の養護教員の元同級生同士。高校時代、孤独な自分の親友となった一哉に、友人以上の気持ちを抱いた秦野。一線を越えても臆病な秦野は、自分の本心を押し殺してしまいます。そんな臆病なやり方でしか接することのできなかった秦野は、結局大切な一哉と卒業とともに別れてしまうことに。
そして、大人になって10年余り経った「伝説の卒業式」当日、二人は再会することになります。
この日、竹叡学院は男同士cpが山盛り出来上がってたのね…
「いつでもヨメに来ていいぞ」発言、真剣度がMAXでステキでした。さりげなく、しかもダイレクトで感心。
「卒業証書」は先生と生徒。しかも、お隣同士に住む幼馴染みです。その設定だけで、うんうん!と頷く危うさがありますね。ちっちゃい頃からの全てを知られている幼馴染みとの恋愛って、今さらなところとか、照れるところとかありそう。そのあたりもじっくりと描かれています。
なっちゃんに、中学の時一度だけまじキスされた稜。けれど、なっちゃんが教師をしている高校に入ったら、ただの生徒と先生以外の何者でもなくなって、もやもやと悩んでしまう稜のかわいい恋煩いに、ドキドキハラハラさせられます。
「式歌」はメインcp、箕方と志野の後日談。7年後です。
あのまま、めでたしめでたしといかないのが大人の世界だなーという感じ。愛し合っていても、現実はそうすんなりいくわけもなく、紆余曲折が伝説の二人にもあったわけですね。それでも、愛し合ってるから、向き合って歩み寄る気持ちが大切。とても感慨深い話です。思わず胸が熱くなりました。
「謝辞」は冒頭の一哉×秦野の7年後。「式歌」で伝説の二人を目撃してこちらのcpも現実にしっかり向き合います。この二人はいい大人だし、男夫婦で7年間やってきてるし、絆の深さをものすごく感じさせられました。互いを大切に想っていたわりの気持ちもちゃんと持ってて、ステキです。
どのエピも胸にじんわりくる話で、また読み返してしまいたくなる愛しさがあります。
「卒業証書」の上屋、いい人でした。幸せにしてあげて下さい… -
Posted by ブクログ
卒業式の日に結ばれた3組のカップルの物語。
1組目のカップルの行動が他の2組にも影響を及ぼして…という展開。
卒業式にそれぞれのカップルの転機が交錯する展開も面白いし、筆者も後書きでセンシティブと書いている通り、高校生ならではの不器用さ、ひたむきさをすごく丁寧に描いていると思います。
答辞:ワイルド系一匹狼×優等生美人。カラダ先行、卒業までの期間限定の関係を続けていた2人が別れの日に素直になって…という物語。
吹っ切った後の押せ押せな箕方くんが微笑ましくもかっこいいです。
送辞:幼馴染もの。攻めが恋心を自覚して告白するけど、親友と言うポジションに甘えて受けはなかなか答えを返せなくて…「答辞」の2人の行動にやっと動き出すという展開。
記念品:ワンコ系後輩×ツンデレな先輩。親友に片想いする先輩をそれでも想い続ける後輩…というお話。
森崎くんが意外と脆い先輩をさりげなく支える姿にきゅんきゅんです。森崎くんは「送辞」にも登場するのですが、彼がこんな恋をしているんだ!となんだか他人の秘密を覗き見ている気分になりました。
続編も出ているようなので是非読みたいです。
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