棚橋志行のレビュー一覧
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ネタバレヒクソン・グレイシーの本。
あの頃は何でも神格化された時代だった。ただヒクソン柔術は黒船だったし、あれ以来リアルファイトを希求する動きが出て今日の格闘ブームに繋がっている。
ヒクソンは自伝を幾つか出しているがこの本が1番濃くて網羅的だ。
彼の兄ホーウスに打ち勝ってしまう&死別についても書かれている。ヒクソンは長男を亡くしている。彼の栄光には少し闇もある。それがキム夫人との離婚である。
彼は若い頃に不貞を働いていた事を公言し、又不仲であった事も赤裸々に書いている。
ただ驚くべくはその後自分の娘に近い年齢の女性と再婚している事だ。
彼のヨガの師匠であるオーランド・カニ(動物の動きと呼吸法、バイオジ -
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筆者は地下世界に取り憑かれた地下探検家。
ニューヨークの地下鉄や下水、パリの地下納骨堂(カタコンブ)、NASAの地下生命体探査チームが管理する地下1.5キロメートルの廃坑、カッパドキアの地下迷宮、そして旧石器時代の人々が残した絵や塑像が残る洞窟等々、探検の方向は近代都市から古代都市、そして一切の光から隔離された暗闇の洞窟へと広がっていく。
五感の中で視覚に多くを依存している人間にとって、視覚が役に立たない地下世界は脅威であるとともに、シャーマニズムなどに見られるように神と接する神聖な場所として捉えられてきた。
そんな様々な地下世界を実際に訪れ、そこに魅せられた人、その神聖な空間を守護する人々を -
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ネタバレ<目次>
第1章 地下へ~隠されたニューヨーク
第2章 横断~パリの地下納骨堂
第3章 地球深部の微生物~NASAの野望
第4章 赤黄土を掘る鉱夫たち~アボリジニの聖域
第5章 穴を掘る人々~もぐら男とカッパドキア
第6章 迷う~方向感覚の喪失が生む力
第7章 ピレネー山脈の野牛像~旧石器時代のルネサンス
第8章 暗帯~「創世記」の闇と意識変容
第9章 儀式~雨を求めて地下に下りたマヤ人
<内容>
作者の経歴は一切不明らしい。名前もペンネームの可能性が…。地下は何ゆえに人を惹きつけるのか?何があるかわからない。どこへ着くかわからない。闇の恐怖と精神状態(方向感覚を失い、魂ま -
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地下世界や洞窟などというと、フィクションめいて聞こえそうだが、ここに書かれているのは、紛れもないノンフィクションで、著者が自らの半生をかけて潜った数々の地下世界は、とても興味深かった。
日本で暮らしていると、なかなかお目にかかれないし、そもそもマンホールを開けて潜ってみようとは思わないが、さすが世界ともなると、歴史もあり、生活や宗教とも密接に関わっており、広さも壮大で、ニューヨークやパリの地下にも当たり前に存在している。
洞窟探検と聞くと、すごく好奇心を刺激され、楽しそうな印象もあるが、実際は、自らの明かりのみが頼りの暗黒の世界である。また、地下何百メートルに一人でいることを感覚で理解した -
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