石野雄一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ会計は利益を扱い、ファイナンスはキャッシュを扱う。
現金商売は強い。運転資金を必要としない。
経常利益は日本にしかない概念。営業利益を重要視する。
キャッシュフローは営業活動、投資活動、財務活動に分かれる。
営業活動と投資活動によるキャッシュフローをフリーキャッシュフローという。自由に分配できるもの。
リスクとは危機=危険と機会をあわせたもの。
資本コスト=ファイナンスで重要な概念。
株主コストのほうが負債コストよりも要求するリターンは高い。損益計算書には現れない。経常利益は負債コストだけを反映したもの。
加重平均資本コスト=WACC。
負債コストには節税効果がある。
IRのミッションは、 -
Posted by ブクログ
【299冊目】たしかにざっくりと書いてあって、入門書としてはちょうど良い感じ。初学者の私が読んだ印象だと、世の経営者は資産・運用サイドの成績にばかり注目しており、負債等・調達サイドに注意がおろそかになっているというのが筆者の危機感のよう。そのため、財務=ファイナンスを勉強する必要があるとのこと。
CAPM理論やβぐらいまでは理解できたが、第3章の割引率のあたりから怪しくなり、第4章のフリーキャッシュフローによる企業価値計算でこんがらがり始め、第5章投資の判断基準のNPV(Net Present Value)法・IRR(Internal Rate of Return)法で完全にリタイアしました -
Posted by ブクログ
初めの方は参考になった。
資産は金が化けたもの。
BSが読めるようにならないといけない。
個人的にいつもやってるのは繰越利益剰余金を現在の決算期で1期あたりの税引き後利益を出す。
大体会社がどれだけ利益を残すかがわかる。
ピジョンのPVAツリーが分かりやすかった。
社長は成長ストーリーを描ける人でなければならない。
成長ストーリーはビジネスデザインにつながってくると思う。
企業の成長が止まって成熟ステージに入ると、設備投資をすると言っても減価償却費と同額かそれ以下の投資しかしなくなる傾向が出てきます。最低限の設備を維持するだけの投資しかしなくなる。
WACC=負債比率×税引後負債コスト+