【感想・ネタバレ】「知識ゼロ」の人のための超ざっくり分かるファイナンスのレビュー

あらすじ

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紙・電子版合計で16万部超! 一番売れているファイナンス本を完全アップデート&リニューアル。WACC、ROIC、CAPM、IRR、現在価値、フリーキャッシュフロー……。難しい専門用語も、やさしくソフトな語り口ですんなり頭に入ってくる。企業の経理・財務部門の人をはじめ、経営に携わる人、起業家&起業を考えている人、新入社員の人など、レベルアップを図るビジネスパーソンは必読です!

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Posted by ブクログ

ファイナンスとは?を理解し、企業価値評価の導入に向けて、難しすぎず簡単すぎず、具体例なども入っており、丁度良い内容でした。

1. 会計とファイナンスの決定的な違い
会計=過去 × 利益
ファイナンス=未来 × キャッシュ
- 会計は「利益」を扱う
- ファイナンスは「キャッシュフロー」を扱う
- 企業価値は“未来のキャッシュフロー”で決まる
- だからファイナンスは「未来の意思決定のための学問」

2. キャッシュフローの3つの種類
① 営業CF(本業で稼ぐ)
→ プラスであるべき
② 投資CF(未来への投資)
→ 基本マイナス(設備投資など)
③ 財務CF(借入・返済・配当)
→ 成長企業はプラスになりやすい(借入で投資を支える)
営業CF + 投資CF = フリーキャッシュフロー(FCF)

3. 株主と債権者の違い(ここが超重要)
株主(リスク高い)
- 最後に残った利益から配当
- リスクが高いので高いリターンを要求
- 成長を重視(借金を使ってレバレッジを効かせたい)
債権者(リスク低い)
- 利息を優先的に受け取る
- 安定性を重視(借金は少ない方が良い)

4. WACC(資本コスト)の本質
WACC=企業が資金を調達するために必要な“最低限のリターン”
- 負債コスト(借金の利息)
- 株主資本コスト(株主が要求するリターン)
を加重平均したもの。
WACCが高い=投資家のリスク認識が高い
→ 投資判断が厳しくなる
→ 企業価値が下がる
WACCを下げる方法
- 情報開示でリスクを下げる
- 財務の安定性を高める
- 株主資本コストを下げる(βを下げる)

5. FCF(フリーキャッシュフロー)を増やす方法
企業価値=FCF ÷ WACC
だから企業価値を上げるには:
① 営業利益を増やす
(税金も減らす)
② 減価償却を適正にする
③ 運転資本を減らす
- 売掛金を早く回収
- 在庫を減らす
- 支払サイトを適正化
④ 設備投資を適正化する
(投資判断の基準を明確に)

6. 投資判断の3つの指標
① NPV(正味現在価値)※最重要
- キャッシュインの現在価値 − キャッシュアウトの現在価値
- NPV > 0 なら投資すべき
日産ではNPV-R(イン/アウト比)が1.5以上という厳しい基準。
② IRR(内部収益率)
- NPVが0になる割引率
- IRR > WACC なら投資すべき
③ 回収期間法(参考程度)
- シンプルだが欠点が多い
- 日産でも使うが“補助指標”

7. ハードルレート(経営の意思)
WACCに経営の意志を上乗せしたもの。
例:
- WACC 7%
- ゴーン「OECDは11%で評価しろ」
→ ハードルレート=11%
企業価値最大化と“経営の意思”は別物。

8. 意思決定で絶対に忘れてはいけない原則
- サンクコスト(過去の投資は無視)
- 機会コスト(他の選択肢の価値)
- with/without(投資の有無で比較)

企業価値は「未来のキャッシュフロー ÷ WACC」で決まる。
だから企業は、FCFを増やし、WACCを下げる努力をする。
投資判断はNPVとIRRで行う。
会計ではなくファイナンスが“意思決定の言語”。

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2025年12月30日

Posted by ブクログ

<目次>
はじめに
1。これが会計とファイナンスの違いです
2。これがファイナンスの基本です
3。これがお金の時間的価値です
4。これが企業価値です
5。これが投資判断の考え方です
6。これがお金の借り方。返し方です

2022/6/30初版

診断士試験、財務会計の副読本として。

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2025年08月06日

Posted by ブクログ

企業価値や資金調達に関してまとめた本。
ざっくりとはあるが、途中から少し難しくなる。
何回か読んで自分の知識としたい。

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2024年09月01日

Posted by ブクログ

初心者向けの本なのでわかりやすい言葉で書いてあります。読みやすいです。ただ本当にファイナンス初心者だと一度で理解するのは難しいので、何度か読んで勉強することが大切だと思います。私も頑張ります。

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2025年05月05日

Posted by ブクログ

ざっくりはわかった。本質はまだ理解できていない。自身のベースとなる知識の乏しさ故。「まんがで身につくファイナンス」も併せて読むことでもう少し理解を深めたい。

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2023年10月16日

Posted by ブクログ

知識0の人がいきなり読み始めても挫折してしまう。
過去に一度ファイナンスを勉強した人が復習を兼ねて読むにはちょうどいい一冊。
作者が元日産の財務部にいたこともあり、実務で活用できる例が散りばめられている点は他の作品と比べて優れていると考える。

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2022年11月01日

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