日生マユのレビュー一覧
-
ネタバレ 購入済み
身体転換性障害
一部ご紹介します。
・心理的な苦痛を、身体的な症状に”置き換える”ことで対処しようとする心身症がある。
・例えば、”話をしたくない”思いで声が出なくなる。”何処かに行きたくない”思いで足が動かなくなる。
・強要すると、悪化につながる恐れがある。見守ることが大切。カウンセリングを行うことも。
・「お前の”できる”とは、どこでも諍いなく適当に明るく生きれる能力か?
相手の心が読めるわけでもないのに、見返りを期待してどうなる?
やりたいことがあるんだろ?大切なものが今の自分にあるのなら、まっすぐそこに向かえばいい。道を選べる自分の力に自信を持て。考えるのは、そのあとでも遅くはない。それに -
ネタバレ 購入済み
病気色々
一部ご紹介します。
メニエール病
・倒れ→眼振(めまいが起きた時に黒目が左右に揺れる状態)
→激しい回転性のめまい(数分から数時間)→虫の飛ぶ音(耳鳴り)
・時に嘔吐を伴う
・めまいは一般的に誘引なく発生する。
・書字検査では、文字の歪みから、めまいの特性がわかる。
メニエール病では、方向に偏りが見られる。
脳疾患では、文字に震えや乱れが見られる。
・症状初期では、低音域の耳鳴り。長期化すると、高音域に及び取り返しがつかなくなる。
アレルギー性紫斑病
・アレルギー症状→血管の炎症→
皮下の血管の内出血→足に紫斑、腰痛、関節痛
・炎症が腎臓に及ぶこともある
・軽症 -
ネタバレ 購入済み
ナルコレプシー
一部ご紹介します。
・すべての神経伝達物質には「目的となるモード」がある。
それは、生物の行動という多くの神経回路が関わる現象を迅速に切り替えるための仕組み。
神経伝達物質のオレキシン・ハイポクレチンは、「覚醒」「レム睡眠」「ノンレム睡眠」を制御する、いわば指揮者の役割を果たす。
・ナルコレプシー(睡眠発作病)は、この指揮者である神経伝達物質のオレキシン・ハイポクレチンが欠乏したために起こってしまう。
そして、状態制御異常(「覚醒」しているべきときに「睡眠」が混じり、「睡眠」に「覚醒」が混じる)、
レム睡眠抑制不能(「レム睡眠」が変な時に生じる)がでる。
・状態制御異常の結果、日 -
購入済み
子どもの頃を思い出します
コミュニケーションに難ありの牧野先生と、周りの大人(教師、親)と、子どもたちが、丁寧に描かれています。
大人から見れば子ども、でも子どもだって色んなことを考えている、自分だってそうだったじゃない? そんなことに気づかされました。
病気をきっかけに物語は展開しますが、それ以上に心の機微の描写が巻を追っていくごとに素晴らしい。
牧野先生がじわじわ成長していくところも見どころです。 -
ネタバレ 購入済み
勉強になった
とても勉強になりました。こーゆーことがあるんだなあと。親でも気付かないことが多いので知識としてわかりやすく書いてあるのでとてもありがたかったです。
-
購入済み
絵も優しく、1話完結で内容もわかりやすい。
子どもたちの起こり得る「病気」が意外にも多いことに、子育て中の母親にすれば、すごく参考になった。
保健医の牧野先生が、子どもたちと接する事でどう変化してゆくのかも面白い。
そして、なぜ小児科医なのかにも興味が惹かれる。続刊が楽しみ -
Posted by ブクログ
仮に、今、全国に散らばる漫画読みに協力を仰いで、医療漫画ってジャンルで人気投票を行なったら、恐らくは第四位には食い込むだろうなぁ
それだけの厚さがある・・・いや、薄っぺらさを感じないって表現した方がしっくり来る
これを読むと、子供たちの傷や苦しみが癒されるラストに心温まるだけでなく、解決に導くまでの過程で飛び出てくる、登場人物の言葉にハッとさせられる事が多い
線そのものに柔かさ、と言うか、余計な強張りを感じないので、キャラの心情が伝わり易いのかな
主役である牧野が万能じゃなく、決して正直でなく、素直になれない子供に、苦手意識を強烈に持ち、不平不満をハッキリと口に出しながらも、途中で投げ出さずに -
Posted by ブクログ
産休に入った養護教諭に代わり小学校に勤務することになった、無愛想だけど鋭い観察力で子どもたちの体調不良にいち早く気づく小児科医の牧野先生。
子どもは体に異変があってもそれを隠そうとしてしまいがち。
自分も小学生くらいの頃、病院に行きたくないとか、親に心配をかけたくないとか明確な理由とはまた別に、本能的な部分で無意識に体調不良を隠そうとしていたことを思い出した。
些細な異変を見逃さない牧野先生がかっこいい。
医療要素だけではなく、現代社会に通ずる問題も取り入れられている。
容姿を馬鹿にされたトラウマから無理なダイエットをする女の子の話が特に印象的。
拒食症という言葉は聞いたことがあったけど、ど -
ネタバレ 無料版購入済み
ほんとに
いろんな病気がありますね。
あと少し気づくのが遅ければ、死んでしまうこともあるかと思うと、異変はほっておいてはダメですね。なおくん、早く治るといいなぁ。