松平千秋のレビュー一覧

  • ホメロス オデュッセイア 上

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    集英社 世界文学全集1、ホメーロスのオデュッセイアの代わり。呉茂一訳。
    言い回しが回りくどいのが気にならなくなれば、物語として面白くなってくる。
    日本の桃太郎的な存在なのかな。

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    2021年12月23日
  • ホメロス オデュッセイア 下

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    2019.3.20
    オデュッセウスは身勝手で、強欲な1面も多々あるのだけれどなぜあれ程までに神々に愛されるのか?

    放浪の果てに帰った我が家で血なまぐさい殺戮の宴を繰り広げる男。

    その人間的な欲望とマッチョさこそがギリシアの神々の心を惹き付けるのか。

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    2019年03月20日
  • ホメロス オデュッセイア 上

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    2019.3.10
    オデュッセウスは意外と人間くさいおじさんで、英雄的な肉体も知恵?ももってるけど、時折みせる部下に対する冷淡さや、強欲さ、生臭さがなんとも言えない。
    ダイ・ハードの主人公みたいなもんかもしれんなぁ。

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    2019年03月10日
  • ホメロス イリアス 下

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    ネタバレ

    ゼウスもヘラもアテネも酷い奴らだ、というのが単純な感想。

    とはいえ、神々に人間臭さがあるあたり、多神教らしさを感じる。

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    2018年09月13日
  • ホメロス オデュッセイア 上

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    ホメロス 「 オデュッセイア 」1/2

    イリアスとの違い
    *神が人間を助けている→神同士が対立
    *ゼウスの意見が必ずしも通らない
    *争いのシーンが少なく、食事や風呂のシーンが多い
    *女性、女神がキーマン

    争い一辺倒のイリアス とは 全く異なり、ストーリーの転回が多い

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    2017年12月01日
  • ホメロス イリアス 上

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    ホメロス「イリアス 」1/2 ギリシア神話にトロイア戦争の英雄史を足した 武闘的な叙事詩。敵と味方がわかりやすい二項対立な物語なので 単純で面白い。

    人間の運命は 全て神の手の中にあることを暗示。神が人間の争いを仕掛ける→人間の争いが広がる→神同士まで争うようになる

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    2017年12月01日
  • ホメロス オデュッセイア 下

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    気高さとはこういうものなのだという一つのイメージが得られた気がする。昔の人々はこういう物語を通して目指すべき偉大な人物像を学んでいたのだろうということが窺える。礼儀を弁えて相手を立てながら自分の品位も一切落とさずに言いたいことを伝える弁術はぜひ見習いたいものだと思った。因果不明のあらゆることを神々の仕業として解するのは明快で清々しさすらあった。物語としては空想的要素のある前半の漂流記の方が面白かったかな。まあでも全体として楽しめた。英雄叙事詩、初めてだったけど結構いいものですな。

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    2017年06月29日
  • ホメロス イリアス 下

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    ネタバレ

    古代ギリシャの叙事詩。トロイア戦争の末期、英雄アキレウスの怒りから大将ヘクトールの戦死までの数日間を描く。戦場に響き渡る大音声の名乗りや叱咤、雑魚キャラを撫で切りしていく英雄たちの豪快さは、ジャンプやマガジンの少年誌、コーエーのゲームにも通じるものがある。絢爛で大仰な表現がテンコ盛りであけっぴろげな壮大さが心地よい。古典だとか文学だとか肩肘はらずに楽しめました。

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    2015年06月01日
  • ホメロス イリアス 上

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    ネタバレ

    古代ギリシャの叙事詩。トロイア戦争の末期、英雄アキレウスの怒りから大将ヘクトールの戦死までの数日間を描く。戦場に響き渡る大音声の名乗りや叱咤、雑魚キャラを撫で切りしていく英雄たちの豪快さは、ジャンプやマガジンの少年誌、コーエーのゲームにも通じるものがある。絢爛で大仰な表現がテンコ盛りであけっぴろげな壮大さが心地よい。古典だとか文学だとか肩肘はらずに楽しめました。

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    2015年06月01日
  • ホメロス オデュッセイア 上

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    トロイア戦争を描いた「イリアス」に続くギリシア長編叙事詩。まずは上巻。「イリアス」のような激しさはないが、かわりにより落ち着いた雰囲気。作品の性格が双方まったく違うのでどちらも楽しめるが、ほとんどが戦闘の描写に費やされる「イリアス」に比べ「オデュッセイア」のほうが物語の起伏が豊かで現代人には読みやすい。
    ちなみに、オデュッセウスを手厚く保護したスケリア島の王女ナウシカアというのは、宮崎駿のナウシカの名前の元ネタですね。

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    2014年11月19日
  • ホメロス イリアス 下

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    ホメロスによる西洋文学最初期の英雄叙事詩。ギリシア神話中のトロイエ戦争を材に取っている。このトロイエ戦争とは、アカイア勢(ギリシア軍)が小アジア(現在のトルコ地域にあたる)にあるトロイエのイリオスに遠征軍を送って行われた戦争で、主な登場人物は、ギリシア側ではアガメムノン,アキレウス,パトロクロス,オデュッセウスら、トロイエ側にはヘクトル,ラオコーンらがいる。「トロイの木馬」とラオコーンの逸話でも知られているが、本詩中では取り上げられていない。なおホメロスは『イリアス』と『オデュッセイア』の二大叙事詩の作者として一般に知られているが、そもそもホメロスという一個人が実在したかどうか、正確なところは

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    2014年02月24日
  • ホメロス イリアス 下

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    ほとんど、主要人物がピンチになったら神々が助けてくれる展開。
    他力本願はよくないぜ。

    ヘクトルの葬式で終了。
    あれ・・・木馬は?

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    2013年04月17日
  • ホメロス イリアス 上

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    人の名前がたくさん。「~の子」みたいな表現も多く、なかなか覚えきれない…
    戦いでの人のやられ方や食べ物の描写が全体に比べなぜか細かい。

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    2013年03月08日
  • ホメロス オデュッセイア 下

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    上巻と同じく登場人物達が自分の身の上の不幸に対してとにかく泣きます。そのくせ、オデュッセウスの行動が高貴な身分のものというよりは盗賊の理屈に近い気がするので、余計にたちが悪いと思ってしまいます。まあ、神様も善悪がきっちりと別れていない上に完全な存在という風には描かれていないなので、そう考えると不自然ではないのでしょうが。例えばアテネの行動は素晴らしい思いつきという表現の割には毎度行き当たりばったりだし。こういう古代のギリシャ神話の有り様を知れたのは良かったかな。

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    2012年01月11日
  • ヘロドトス 歴史 上

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    昔話を読むような気持ちで読んだ。歴史の勉強と言うよりは教訓的価値を持つ寓話として気軽に読んだが、まあ  おもしろかったように思う。

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    2011年12月03日
  • ホメロス イリアス 上

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    トロイア戦争のほんの一部。
    いきなり途中から始まるので、状況把握にちょっと苦労するかも。
    人間と神の自分勝手ぶりを大いに堪能できます。
    でもヘクトルはかっこよし。

    ただ、神様の異名やらが何の説明もなくバンバン出てくるの(巻末に解説あり)で、予備知識がないと読みづらいかと思います。

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    2009年12月18日
  • ホメロス イリアス 上

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    ホメロスの叙事詩
    トロイア陥落寸前のアキレウスとヘクトルの戦いを描く。
    当時の人々は自分たちに理解できない事象をすべてオリュンポスの神々の仕業だと考えたんだなー感じた。

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    2009年10月04日
  • ヘロドトス 歴史 上

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     上・中・下の三巻。あまりにも長いので、最初のほうは忘れているけれど、マラトンの戦いと、最後のクセルクセスの遠征はステキだった。特にマラトンの戦いは、戦場の景色が見えてくるような描写にくらくらした。

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    2009年10月04日
  • ヘロドトス 歴史 上

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    世界史の先生に「読め!」と言われて読み始めたけど…な、難解…!
    なんとか上巻だけは読み切りました。言葉が難しいのに加えて分厚いのにSっぷりを感じる。

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    2009年10月04日
  • ホメロス イリアス 下

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    いよいよアキレスとヘクトルの一騎打ちが語られるが、その前にアキレス甥の死をいたむ競技会が長々と行われる、戦争を中断してオリンピックの原型みたいな物なのか、ちょっと中だるみがする、一騎打ちに決着がついてさあ木馬の登場か!と思ってたらいきなり終了、そうなの?なんで?消化不良な原作でした

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    2009年10月04日