松平千秋のレビュー一覧

  • ホメロス イリアス 下
    ホメロスによる西洋文学最初期の英雄叙事詩。ギリシア神話中のトロイエ戦争を材に取っている。このトロイエ戦争とは、アカイア勢(ギリシア軍)が小アジア(現在のトルコ地域にあたる)にあるトロイエのイリオスに遠征軍を送って行われた戦争で、主な登場人物は、ギリシア側ではアガメムノン,アキレウス,パトロクロス,オ...続きを読む
  • ホメロス イリアス 下
    ほとんど、主要人物がピンチになったら神々が助けてくれる展開。
    他力本願はよくないぜ。

    ヘクトルの葬式で終了。
    あれ・・・木馬は?
  • ホメロス イリアス 上
    人の名前がたくさん。「~の子」みたいな表現も多く、なかなか覚えきれない…
    戦いでの人のやられ方や食べ物の描写が全体に比べなぜか細かい。
  • ホメロス オデュッセイア 下
    上巻と同じく登場人物達が自分の身の上の不幸に対してとにかく泣きます。そのくせ、オデュッセウスの行動が高貴な身分のものというよりは盗賊の理屈に近い気がするので、余計にたちが悪いと思ってしまいます。まあ、神様も善悪がきっちりと別れていない上に完全な存在という風には描かれていないなので、そう考えると不自然...続きを読む
  • ホメロス オデュッセイア 上
    馴れない文体に加えて、ツッコミどころばかりが目に付いてしまって読むのに時間が掛かりました。オデュッセウスは自分の身の上を頻繁に嘆いてるけど大抵は自業自得じゃないかとか、部下の死を涙を流して嘆く割に部下が犠牲になるのを隠して出発するとか挙げれば切りがないです。やっぱり為政者のための物語なんですよね。寧...続きを読む
  • ヘロドトス 歴史 上
    昔話を読むような気持ちで読んだ。歴史の勉強と言うよりは教訓的価値を持つ寓話として気軽に読んだが、まあ  おもしろかったように思う。
  • ホメロス オデュッセイア 下
    10年に及ぶオデュッセウスの旅も終わりを迎える。
    第23歌での妻ぺネロぺイアとのやり取りが涙を誘う。
  • ホメロス オデュッセイア 上
    まだ小説という形式すらなかった時代の物語。
    神々がまだ人間性を帯びていて、だからこそ純粋に物語として楽しめた。
  • ホメロス イリアス 上
    トロイア戦争のほんの一部。
    いきなり途中から始まるので、状況把握にちょっと苦労するかも。
    人間と神の自分勝手ぶりを大いに堪能できます。
    でもヘクトルはかっこよし。

    ただ、神様の異名やらが何の説明もなくバンバン出てくるの(巻末に解説あり)で、予備知識がないと読みづらいかと思います。
  • ホメロス イリアス 上
    ホメロスの叙事詩
    トロイア陥落寸前のアキレウスとヘクトルの戦いを描く。
    当時の人々は自分たちに理解できない事象をすべてオリュンポスの神々の仕業だと考えたんだなー感じた。
  • ヘロドトス 歴史 上
     上・中・下の三巻。あまりにも長いので、最初のほうは忘れているけれど、マラトンの戦いと、最後のクセルクセスの遠征はステキだった。特にマラトンの戦いは、戦場の景色が見えてくるような描写にくらくらした。
  • ヘロドトス 歴史 上
    世界史の先生に「読め!」と言われて読み始めたけど…な、難解…!
    なんとか上巻だけは読み切りました。言葉が難しいのに加えて分厚いのにSっぷりを感じる。
  • ホメロス イリアス 上
    上下巻。
    上巻はあまりにも長々と話が続くので、集中力の足りない私のようなものには辛い。色々と人物についての挿話が入るのがギリシアのお話らしいといえばそれまでだけれど・・・。
    下巻ともなれば話は格段と面白くなる。特に後半の英雄達と神々が入り乱れての戦闘は、これぞギリシア神話!という印象がある。
    どんな...続きを読む
  • ホメロス イリアス 下
    いよいよアキレスとヘクトルの一騎打ちが語られるが、その前にアキレス甥の死をいたむ競技会が長々と行われる、戦争を中断してオリンピックの原型みたいな物なのか、ちょっと中だるみがする、一騎打ちに決着がついてさあ木馬の登場か!と思ってたらいきなり終了、そうなの?なんで?消化不良な原作でした
  • ホメロス イリアス 上
    映画トロイの原作ということで買ってきたが、こちらは戦争はじまって10年位の所からのスタート、神々がやたら介入してくる、それはそれで面白いが、戦いの最中に一々英雄の生い立ちなどが語られるので、話が進まない、好きなキャラ以外はだんだん読むのが辛くなってくる