松平千秋のレビュー一覧

  • ホメロス イリアス 上

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    (歴史ではなく神話ですが、)様々な本でイリアスのプロットや登場人物がメンションされているが、そのバックグラウンドを知ることができて満足。

    物語としても、とてもおもしろい。

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    2022年03月06日
  • ヘロドトス 歴史 下

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    下巻
    7 ポリュムニアの巻
    8 ウラニアの巻
    9 カリオペの巻

    アケメネス朝ペルシアと古代ギリシア諸ポリス間の戦争(ペルシア戦争)が中心となる内容で,歴史的記述のみならず地誌学や風俗・伝説などにも言及している点が特徴的。しばしば「歴史の父」と言われるように,歴史学そのものの起源として重要となる。 

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    2021年09月21日
  • ホメロス イリアス 上

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    初読ではそこまでピンときませんでした。が、色々読んでみて、年をとって戻る先はここでした。個人的原点にして最高点です。

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    2020年09月19日
  • ホメロス オデュッセイア 下

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    物語の大切な要素が散りばめられている。
    困難に負けない。
    容易に信じない。
    悪事はバレる。
    いわれなき報復は避ける。
    低い身分こそ試金石。

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    2020年05月20日
  • ホメロス オデュッセイア 上

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    『イリアス』よりもエピソードに富んでいることから、とても読みやすい。もちろん『イリアス』の続きの位置づけなので、そこからくる読みやすさもある。

    訳者あとがきは本文を読み終わってから、読むと味わい深い。『イリアス』との文献学的な違いなどが話題になっているからだ。

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    2020年05月19日
  • ホメロス イリアス 下

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    最後はしみじみと終わる。
    戦とはなんなのか、と静かに問う姿勢があるようにおもう。

    メモ
    ・年齢の上下に尊崇がある
    ・ゼウス、ポセイダオン、アイデスの3人の生きる世界は、日本神話との共通性がある。完全ではないが。
    ・アキレウスの武具を作る場面が秀麗
    ・ホメロスとは、盲人という意味

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    2020年05月19日
  • ホメロス イリアス 上

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    イリアスとは、都市イリオス(トロイ)の歌の意だそうだ。神を巻き込んだ、複雑な争いと力関係が描かれている。愛する女性の所有が争いの元だが、一度始まった争いは、休戦の機会が度々あるものの、勢いは止まらない。

    通読にはある程度の慣れが必要。最初に訳者のあとがきを読んでから、各歌の冒頭のあらすじを頭に入れておくとスムーズ。

    メモ
    ・神が身近で人間臭い
    ・神の世界では男が立てられているが、女性も相当な存在感を持っている
    ・元が口承文学であったことが随所に窺われる
    ・肉弾戦の描写が生々しい
    ・倒した相手の武具は奪う

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    2020年05月15日
  • ホメロス オデュッセイア 上

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    ネタバレ

    松平訳はギリシャ劇の形式はやや犠牲にしながらも,この大切な作品の真髄を今の私達に読みやすい形で提供してくれる。

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    2020年02月29日
  • ホメロス オデュッセイア 下

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    ネタバレ

    聖書とコレを読んでおけば、西洋の小説やハリウッド映画のほとんどのストーリーは入っているんじゃないか、と思えるほどのプロトタイプ。

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    2020年02月29日
  • ホメロス オデュッセイア 上

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    最初はくどい文章で読みにくく、途中でやめようかと思ったが、読み進めていくうちにハラハラ・ドキドキするほど面白くなり、睡眠時間を削っても読みたくなるほどだった。

    これは面白い!
    面白いだけではなく、自分や他人の人生の振り返りと、今後の戒めに役立つ。
    古典の中でも名作中の名作と言える。

    読むべしっ!

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    2019年12月29日
  • ホメロス イリアス 上

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    何世紀も口承のみで伝承・発達させられてきた人類最古の文藝の一つ/戦争=個人的恨みなしに集団で武器を持って闘う伝統は紀元前二十世紀にすでにできていた。男たちの胸に勇気を吹き込むのは神々で、戦いの目的を「正義のため」などと幼稚なことは言わない、勝つのが正義。ヘレネーの危機には駆けつけるとの約束はあるが、実のところパリス靡いているらしいので、むしろギリシャの面子の問題/総大将アガメームノンは英雄アキレウスの面子を損ね、彼は女神である母に訴えた…/トロイの戦士も戦闘前の凶兆にも怯まず「祖国のために戦う、これ以上の吉兆があるか」

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    2021年01月28日
  • ホメロス オデュッセイア 上

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    イリアスと並び称されるホメロスの大叙事詩。オデュッセウスの試練の冒険譚と、その家族の苦難の物語が並行して展開され、尽きることない面白さです。これも、もっと早く読んでおけばよかった。

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    2016年05月15日
  • ホメロス イリアス 下

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    大英雄叙事詩の下巻。アキレウスが立ち上がり、トロイエ方を追い詰め、悲劇的な喪失を与えるまでを活写します。

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    2016年04月03日
  • ホメロス イリアス 上

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    ギリシャ古典中、屈指の大英雄叙事詩。長く読めておりませんでしたが、ようやく読んでみました。もっと早く読むべきでしたね、血湧き肉躍る名作でした。

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    2016年04月03日
  • ホメロス オデュッセイア 下

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    『イリアス』と違った英雄譚。戦記ものというよりは大いなる旅路と家族愛が描かれていて、クライマックスにかけては思わず感情移入してしまう。あと他の人も書いてますが、酒を飲み肉を喰らいたくなる描写がそこかしこに…笑

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    2016年01月23日
  • ホメロス イリアス 上

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    解説にもあったとおり、現代でも素晴らしいスピード感とメタファーから織り成される物語。これぞ文学、と唸ってしまいました。

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    2015年07月11日
  • ホメロス イリアス 上

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    リリシズム漂う大叙事詩である。引き締まった構成、緻密な描写は圧巻で手に取るようだ。ギリシアの神々は気まぐれで聖なる神のイメージは覆る。英雄たちや人びとの戦いと心の葛藤もよく描かれている不朽の名作である。ホメロスさんありがとう。

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    2015年01月14日
  • ホメロス オデュッセイア 下

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    トロイヤ戦争後のオデュッセイアの冒険談。やたらややっこしい名前の神やら怪物やらが登場してきて、登場人物(?)の把握に往生しますが、オデュッセイアは運命の赴くがままに旅を進めます。ギリシャ神話の知識がないと、流石にきついかも。

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    2013年01月04日
  • ホメロス オデュッセイア 下

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    ジョイスの『ユリシーズ』を読むにあたっての再読です。
    『オデュッセイア』は、言わずと知れたホメロスの『イリアス』と並ぶ長編叙事詩。

    ポセイドンの逆鱗に触れたオデュッセウスは、トロイア戦争終結後、10年もの間、苦難の冒険を続け、やっと妻子の待つ故郷のイタケ島に帰り着く。

    『オデュッセイア』12110行から成る英雄叙事詩であり、『イリアス』よりのちに誕生したものらしい。

    オデュッセウスといえば、トロイア戦争で、トロイの木馬と呼ばれることになる木で作った大きな馬を城内に運び込み、味方を勝利に導いた英雄である。

    トロイア戦争勃発時、オデュッセウスには、若く美しい妻ペネロペと生まれたばかりの息子テレマコスがあった。
    オデュッセウスは、後ろ髪を引かれる思いで出征する。
    予想以上に戦は長引き、10年も続いた。
    しかし、オデュッセウスは、そののち、ポセイドンの怒りはおさまらず、10年、海上及び諸国を漂流し、やっと故郷に帰り着く。

    オデュッセウスの留守の間に息子のテレマコスは20歳の若者に成長し、妻のペネロペは夫の無事帰還を信じて待ち続けるが、城は厚顔無恥な求婚者で溢れ、妻子は悲嘆の日々を送っていた。
    そこに、オデュッセウスが乞食の身なりで現れ、彼自身の弓で、矢を12本の斧の穴に通し、無礼者たちを格好よく成敗する。

    叙事詩は、オデュッセウスの漂流中の数ある冒険談と、帰国後の彼の活躍ぶりで構成されている。

    とにかくオデュッセウスは格好よく、英雄のなかの英雄であり、絵画の素材としても多く描かれている。

    近世、映画として、フランシス・F・コッポラ製作総指揮で、「オデュッセイア 魔の海の大航海」が作られている。

    1922年刊行のジョイスの小説『ユリシーズ』は、『オデュッセイア』を下敷きに描かれている。

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    2012年08月25日
  • ホメロス オデュッセイア 下

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    ネタバレ

    『イリアス』と並ぶホメロスの大叙事詩。下巻ではオデュッセウスのイタケ帰還から大団円まで(第十三歌~第二十四歌)を収録する。上巻で多く含まれていた神話的要素は薄れ、下巻では専ら求婚者たちに対するオデュッセウスの報復が描かれる。
    オデュッセイアを通読して思ったのは、オデュッセウスは女神に愛されてこその英雄なのだという事である。オデュッセウスは女神アテナから様々な恩恵を受ける(それこそ知恵や策略といったものから、美貌や背丈といったものまで)。あまりに女神からの恩恵が多いが故に、オデュッセウス自身の武功がやや霞んでしまうほどであった(無論、彼が人に長たる能力を持つ人物である事は否定しないが)。
    また、「美貌」や「背丈」といったものまで与えるというギリシャ神話の神々の姿も驚きであった。

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    2012年07月10日