鈴木宣弘のレビュー一覧

  • 世界で最初に飢えるのは日本 食の安全保障をどう守るか
    この手の本は、鵜呑みに信じないようにしているが、問題意識として頭に残る本。食のこと、普段からもっと気にしていこうと思う。
  • 農業消滅
     なかなか刺激的な本でした。遺伝子組換えや補助金の実際のところを知りたい(まぁ、アメリカの農業補助金の制度など簡単に知りえないし、背景など含めて一般人には分からないから、色んな人がそれぞれ好きなことを言うんでしょうが)と思いました。これをきっかけに、いろいろ調べてみたいと思いました。
     少々強引な引...続きを読む
  • 農業消滅
    フードシステムについては、もっと関心を持っていく必要があると思う。今は見えていないし、不自由を感じていないが、知らぬ間に、一気にツケがくるような気がした。
    適正価格で買い求め、生産者にはさらに国に補助をしてもらうことで、安心、安全な食べ物を食べ、豊かに暮らし続けることができる。そのためにもネットワー...続きを読む
  • 食の戦争 米国の罠に落ちる日本
    食の安全が脅かされる今、自衛の方法を考えてみた。乳製品は一切とらない(飼料が遺伝子組み換え作物の可能性大)肉類は一切食べない(餌が怪しい)。魚介類は天然ものを少しいただく。米と野菜は高くても国産。どっちみち食べ過ぎは万病の元だからいいもの少し。さて、これは自分や家族にはいいけど、自分たちだけよければ...続きを読む
  • 食の戦争 米国の罠に落ちる日本
    タイトルの通り「食」という戦略物資をめぐる戦いについて書かれている。各国の思惑と日本の取るべき道について常識にとらわれず、データを読み解きながら考えていく。

    そもそも日本は、おおよそ食料関係の関税が高くなく(一部の農作物を除く)、農家への保護も手厚くないという。それは、我々の常識とは全く異なる現実...続きを読む
  • 食の戦争 米国の罠に落ちる日本
    チェック項目3箇所。「食料は軍事的武器と同じ『武器』であり、直接食べる食料だけでなく、畜産物のエサが重要である。まず日本に対して、日本で畜産が行われているように見えても、エサをすべてアメリカから供給すれば、完全にコントロールできる。これを世界に広げていくのがアメリカの食料戦略だ」。スイス国民経済省農...続きを読む
  • マンガでわかる 日本の食の危機 迫る飢餓……「質」も「量」も崖っぷちの現実から大切な命を守るために
    少しでも自分たちの食べるものや農業に関心を抱き、日本の農業を消費者として支える人が増えてほしいと思う。


  • 農業消滅
    農業がこの先すぐに消滅するか、といわれるとそんなわけないのだが、就農者の高齢化、気候変動、燃料/輸入肥料・資材の高騰、種苗改正と自家採種・開発品種の権利保護、輸入農産物の安全性、またコロナ禍による米価下落と保証システムの落とし穴(普通に運用すれば、最低価格ラインもなく漸減していく危険あり)などトータ...続きを読む
  • 食の戦争 米国の罠に落ちる日本
    『今だけ、金だけ、自分だけ』に警報を鳴らす、特に食の分野に特化した本。
    内容はほぼ知っていることだったけれど、改めて知ると、日々、自分が甘くなっていることに気づく。

    「売り手よし、買い手よし、三方よし」はとてもいいと思うし、自分も実践できていることもあるが、そうでないこともある。
    知識と知っている...続きを読む
  • 食の戦争 米国の罠に落ちる日本
    日本には地域各地に独自の農林水産業がある。であるからこそ、地域の食、日本の食が守られ、地域の関連産業や地域コミュニティが成立するのである。様々な面で日本を支えている農林水産業だが、全く蔑ろにされているのが現実。欧米では、国内の余剰製品は政府が買い入れ、過剰在庫が生じれば輸出補助金により輸出する。世界...続きを読む
  • 自民党という絶望

    石破さん・・・。

    石破さん、こういう安直なプロバガンダ本に名を連ねるのは、数少ない支援者にとっても、気分の悪いものです。自ら腐している党内でどんなヴィジョンを語っても誰も聞いてくれなくなりますよ。

    全てを否定はしませんが、与党の腐敗を言うなら、野党の税金泥棒振りもチャンと書いてください。

    ここに書かれている事が全...続きを読む