小坂俊史のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「あの双子ちゃんがすくすく成長してもう4歳!」よりも「あの4コマ王子がO50!」の方が私的には衝撃だったりします。
両親に「きみたち」と呼びかけられていたらそれが自分たちの名前(一人称)だと思ってしまう双子男児がかわいいです。互いにWIN-WINな関係性を見せたと思えば、ライバル同士になってマウントを取り合ったりするのも楽しい。
まあ、幼児なのでマウントと言っても病院帰りにケーキを食べさせてもらった自慢とかなわけですが……。そうそう、子供の時、他の兄弟と同じように扱ってもらうための意地が強かったよね、わかるよ、と思い出していました。
わが子のかわいさも理不尽も、配偶者とともに立つ最前線でじっと -
Posted by ブクログ
今回は奥様も1エッセイを寄稿する形となっています
漫画家夫婦の飛び道具をモロに受けてしまいました
お互いのエッセイにおいて伴侶をわりとイケメン、美少女っぽく描写しているんですよ無意識なのか
普段顔芸している小坂さんが割とイケメンに書かれているんです
あの小坂さんが手をうなじに当てて「首を痛めていてる風イケメンポーズ」をとっているんですよ奥様のエッセイで
そしてヒロインの奥様が自エッセイでは白目向いたりネコ目になったり顔芸を披露しています
エッセイの書き手はピエロになり、伴侶はヒロインになるという漫画家夫婦ならではの美技
よそじの熟成されたノロケを反芻することとなっておりレビューを取らしていただ -
Posted by ブクログ
なんて素敵な夫婦…。
きっと、漫画には描かれていないところで喧嘩してたり、お互いに不満があったりするんでしょうけど、それは描かれていない以上気にしなくていい事。
ただ素直に絶妙な距離感を楽しむのです。
何より素晴らしいのは、作者さんが奥さんを尊敬してるところ。
「何故」「どこが」「どんな風に」を照れる事無く、気負うでもなく、自然に語れるってホントに凄いしカッコいいなと。
…いや、実際凄くできた奥さんだな、って思いますが。
少し自虐的な作者さんを、自らも楽しみながら無理なく受け入れ、認めてくれる。
特に「勝算」についてはなるほどなー、とその感性に圧倒されつつ感じ入ったり。
もはやエッセイ漫