あらすじ
最年少13歳ひとみ。最年長73歳ナナ。年齢や立場もさまざまな8人が綴る世代群像モノローグ。「中央モノローグ線」「遠野モノがたり」に続くシリーズ第3作!!
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Posted by ブクログ
素晴らしい!!! ラストシーンで思わず枕に突っ伏し、声を上げて泣いてしまった。
3冊目が一番自由度が高く、同時に『ふたりごと自由帳』に近い辛辣さがあって、孤独感、人はひとりで生きてゆく、というどうしようもない閉塞がより強かった。だからこそ、3作全部を1本に繋げる、たった8コマのあの破壊力がすごい! 最終回にする、という決意の強さが、一番強いメッセージを引き出していたのかも。
たとえ人間が死ぬまで独りぼっちの存在だとして、それが覆せない真実だとしても、それでも……きっと人は、自分ではない誰かを想うことが出来る。すべては繋がっている。きっと生きてゆけるよ。絶望の向こうの真心がまっすぐと読む人を突き刺す傑作。早くも今年のナンバーワンかも……。
【追記】あぁ、やっぱりまだ言葉が溢れ出て来てしまう。孤独と手をつなぎたい。もっとしなやかに強くありたい。
Posted by ブクログ
流石!俺たちの4コマ王子!
中央モノローグ線から始まるモノローグシリーズ最後の一冊だそうで。一回の連載で一つのテーマで色々なキャラクターがそれぞれの視点で呟いていく心から漏れ出るモノローグによって織り成すそれぞれのストーリーが絡まり会って、何時かの自分をそこに見いだすことができるから、クスリと笑えてしまう。最終回は必見。王子に殺られたw