佐々江典子のレビュー一覧
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匿名
ネタバレ 購入済みじれったいけどハッピーエンド
「十年後に咲かせて」
クラスの女子に次々と手を出すって凄いな。
当時の教室にはギスギスした空気が常に漂っていそう。
吉備くんも高校の時からアサさんが好きだったようです。
そうじゃなければキスはしないだろうし、あんなにも後悔の念を抱かなかっただろうし。
二人共、こじらせているな。
だからこそ、お似合いではあるけど。
「夢を濡らす快感をください」
TLというよりも人間ドラマの域になっています。
母親の病気がキッカケで、ライバルの熊山くんと張り合うことを辞めざるを得なくなった英田さん。
個人的には、お父さんの変わりぶりに興味を引いた。
仕事一辺倒っぽかったのに、お母さんの介護を献身的にしているので -
匿名
ネタバレ 購入済み気になっていた作者さん
「零れ濡れる蜜」
部長さんの厳しさと優しさの温度差で風邪を引きそうになりました。
お金がなくて副業パターンかと思いきや、部長さんが残業分の仕事を寄越してくれます。
部長さんがお見合いするのかと思いきや断ったらしく、上層部の弱みを握っているという噂が事実だったことを知ります。
部長さんって冷静沈着な人かと思っていたけど、なりふり構わずなところがあるかも。
「従順な獣におなりなさい」
穏やかな糸目キャラは、キレると怖い。
専務が社長の忠犬ならば、日生さんは専務の愛玩犬ですね。
専務と日生さんが相思相愛なのは想定内だけど、社長も専属秘書と恋人同士だったのか。
社長が専務に泣き付いていたのは、痴話ゲ -
ネタバレ 購入済み
ここまできて、さらに…。
なんとややこしいんでしょ?!。
旦那の浮気相手の寄島のお腹の傷や、旦那と寄島が親しくなったキッカケがやっと分かったけれど。
この寄島って、整形しまくり女だったのね。
そして旦那の恭一、この人って1巻目とかはキリッとしてて冷酷で頭良さそうだったけど、5巻目辺りから綻びはじめて今回では別人なほど、ガラリとヘタレな気持ち悪さマックスの男に成り下がってた。
そしてとうとう病院で恭一と初対面した山手。
そこになんという偶然か、健診に来ていた寄島も居て、しかも山手と寄島はぶつかって寄島は案の定、イケメン!と感じて彼と仲良くしたそうで。
その後、恭一と寄島も偶然病院で鉢合わせた時に、恭一の手に山手の電 -
ネタバレ 購入済み
いつも通り。
焦れったいカップル達で、イライラさせられながらも最後はハッピーエンド。
それにしてもこの作者さんのはどの作品もネットリとした男女だなぁと思います。 -
ネタバレ 購入済み
良かったけど。
佐々江作品好きですけど、やはり一癖あるなぁ。
絵もストーリーもオトナ〰って感じで好きだけど、溺愛や一筋愛が好きな自分としては、なかなか満点を付けづらい。
この話も2人は幼なじみで、しかもただの幼なじみではなくて、お嬢様とその家の運転手の息子の2人という設定で、思春期までは2人で遊んでばかりで仲良しだったけど、年頃になると彼は彼女を作ってはエッチしてたりとお嬢様に見せているようにしてて、お嬢様との関係のために彼は考えて敢えてしていたけど、とにかく2人とも素直でないのでエッチはするけどお互いに気持ちを言わずにダラダラと縛り合う仲が続いてて…というふうに読んでいてイラッとしました。
この先生の作 -
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後半のタイトルほど
後半の作品ほどまとまってて、読後感がよかった。
女のモヤモヤ感を上手く表現してて、痒いところに手が届く男が出てくるの良かったな。
短編だけど、そこがかえってまとまってて良かった。