いわさきちひろのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ憲法記念日に憲法に関する新聞記事を読んでいたら、妻から差し出された一冊。
「子どもに読み聞かせる」という視点で日本国憲法の序段と第9条を主題に作られているが、本書の最後には、日本国憲法全文が掲載されていて、大人が読んでも十分に勉強になる。
これまで、日本国憲法の特徴である「戦争の放棄」が、どうして第9条という中途半端な位置に記されているのか疑問に思ったことがあったが、第1条から第8条までが天皇に関する記述であり、その直後に第9条が記されていることを知り、納得した。自衛のための戦力保持と第9条が矛盾しているということで常々意見が対立しているが、一国の憲法という大きな理念・理想の中に「戦争の放棄」をうたっているという姿勢は評価されるべきだと思う。 -
Posted by ブクログ
本書は、子どもにも分かるように、日本国憲法に込められた平和への願いを伝えようとした本(絵本?)。文章も絵も親しみやすいけれど、個人的には少し物足りない。加えて、この本のメッセージを意識して手に取る子どもがどれほどいるのだろうか、とも思った。むしろ、憲法や戦争についてある程度の知識や経験を持つ大人の方が、この本の価値を深く感じられるのでは。それも本書の狙いか。
本の感想とは外れるけれど、現在の世界では、ロシア・ウクライナ戦争や中東での武力衝突など、現実として戦争が起こっている。歴史を振り返っても、人類にとって平和な時代の方が例外なのかもしれない。そのような中で、この時代の日本に生まれ、戦争を経験せずに暮らせていることは、とても恵まれたことなのだとヒシヒシ感じる。
この本から伝わってくる「二度と戦争を繰り返してはならない」という願いには、多かれ少なかれ誰もが共感するだろう。平和憲法の理念を現実の国際情勢の中で貫き続けることは簡単ではないけれども、理想だからこそ掲げ続ける価値があるとは思う。
日本国憲法を学び直すためのキッカケに手に取ってたが、大人の学習用としては少し当てが外れた。とはいえ、コンセプトには賛同するし、この本の価値についても良く理解できる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ2012年2月27日
子ども用に買ったものだけど、自分でも読んだ。
基本的には純粋な平和のお話だと思う。
が、疑問に思ったところがいくつかあった。
普通の大人ならとーぜん知ってることかもしれないんだけど、私はどーにも、あほすぎる…
疑問その1
(p40「あたらしい憲法のはなし」の引用より)
だから、こんどの戦争をしかけた国には、大きな責任があるといわなければなりません。
→それって、日本じゃないの?真珠湾の奇襲攻撃??
疑問その2
(p41 憲法の前文の話)
「この憲法をつくったのは日本国民である」と書いてある。
→え?GHQじゃないの??
疑問その3
(p46 第九条の話)
日本国家が国としてよその国の人を殺したり、武器をつくってよその国に売ったりはしていません。
→日本のメーカーで武器作ってるところあるよね?「日本国家が国として」じゃないからいいの?それとも、外国に売ってないの?
疑問が出てくると、うまく読み進められない。疑問が頭について、内容がわからなくなる。