めきめきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
怜と竜華が公式試合にて本気で対局する。それは現状における二人の実力差を計るに丁度良い機会となるかと思っていたけど、いやはやまさかこうなるとは……
竜華が和了った倍満はこれ以上無いほどの明確なメッセージとなるね。他の対局者からもっと高い点数で和了る事が出来た。そこをスルーして怜狙いのロン
それは怜を飛ばすという明確な敵意の現れ。友人からそのような感情を向けられたら普通はショックに沈んでしまうだろうにここで怜はむしろ喜びを覚えるのか
良い意味で怜は好戦的且つ勝負を楽しめる人物へと成長してきているようで
竜華と怜が本気の対戦をした経験は少ない。それは竜華が強すぎるという面もあるし、親友だから全力でぶつかるのが怖いという面もあったのだろうね
それが公式試合という場を通して貴重な本気を互いにぶつけられると成れば本当に良い機会
互いに裸単騎になる場面とか、互いに名前呼びになるシーンとか本当に良かったよ!
……そこに七実の思惑が混じっていなければ
七実の言葉って本当に恐ろしいね。彼女の言葉にはそれと知れるような罠はないし、従う方が正しいように思える
けれど、そもそも彼女が他人の益になるような言葉を吐くと思い込まされた時点で罠に掛かっていると言えて
七実の言葉は間違いではない。強敵から怜を守るには地区大会で怜を潰してしまえば良い
ただし、竜華が怜を潰す現象にこそ盲点が潜んでいて
二人の実力が伯仲しているなら竜華が怜を潰そうと思ったとしても、そう簡単に成立させられる話ではないから問題はなかった
問題は竜華と怜の間に実力差が有りすぎた点。3人を相手にしながらたった一人を狙い撃って飛ばすなんて尋常じゃない
悪い意味で二人の実力差が白日の下に晒されてしまった気がするよ……
誰もが酷いと思わざるを得ない竜華の和了り方。だから怜を慰め竜華を非難するのは不思議ではない
怜自身だって「自分は悪くない」とか「竜華は酷い」とかそんな思考に陥る可能性は有った。彼女は自分を弱すぎた、情けないと言うけれど、竜華を責めはしなかった。そこには高い山を前にして登る事を諦めない不屈の心が見えるね
才能が無い者にとっては当たり前でありつつも、持ち合わせるのが難しいかもしれない姿勢
そんな怜の姿は弥生を奮起させるものとなったようで
弥生が本編に登場しないという事は本当の高みには登れない程度の実力者なのだと何となく決めつけるような目線で彼女の物語を見てきた。それだけにこの個人戦は弥生が誰も想像できない程の覚醒を遂げる舞台となり得るのかもしれないと、ラストシーンを見てそう思えましたよ -
無料版購入済み
よくわからない
無料だったので、なんとなく購入しました。麻雀マンガの「咲」のスピンオフ作品なんですね。
麻雀のルールも「咲」もわかりませんが、麻雀をよく知らなくても読めるとは思います。
ただ、わからない部分がそれなりにあるため、読み飛ばすシーンが多めになりそうです。 -
Posted by ブクログ
それぞれが別方向へと向かい擦れ違う表紙絵、これは何を意味しているのだろうね……
セーラと七実の再戦は実現せず。考えてみれば七実の方にこの挑戦状を受け取る理由も時間も無いか
セーラとしては折角見つかった梯子が外された状況。けれど、それによって生まれた猶予がセーラに落ち着いて物事を見返す時間となったようで
まさか自分から洋榎に会いに行くとは
会わない間に変わった見た目、それでも変わらない遣り取り
また、猶予に拠って生まれた余裕はセーラに自分を見返す力にもなったように思えるね
今の二人はあの頃の関係性を取り戻せるかもしれないが、以前に戻る事を望まない変化力を持っている。だから七実の横槍に拠って関係性を変えられたままにしておくのではなく、自分達で儀式をして関係性を変える必要があったのかもしれない
落ちる髪の毛と共に思い出も落ちていったような描写だったけど、それが苦しいものにならなかったのは偏に二人が成長したお陰かな
話変わって始まるのは個人戦か
本編の原作では描いていないものだからどうにも印象が薄いのだけど、団体戦で活躍できなかった生徒にも活躍の機会があるという意味では貴重な場
団体戦のメンバーに選ばれなかった怜には気合が入る。おまけにそこで七実と戦えるかもしれないとなれば
そこで余計な気を回してしまったのが竜華か…
いや、本当の意味で余計というわけではないのだけど、果たしてあの会談はどれだけの効果があったのかな…
怜にとって大事なものが有るのを知っている。それを奪われないように先手を打って怜を守る必要がある
その点は理解できるのだけど、人の心を操る術に長けている七実にあの牽制は悪手だったような。怜は守れるかもしれない、けれど七実と対峙してしまった竜華はどうなるのだろう?
不思議な縁を手にする事が多い怜だけど、意外にも程が有る人物と繋がりができたね!
七実の回想には登場していたが正体が読めない彼女、ここで怜と繋がりが生まれた事は今後どう活きてくるのだろう…? -
Posted by ブクログ
そういや、中学では麻雀部に入るつもりだったんだっけ。セーラのお悩み相談が割とガッツリ描かれていたものだからすっかり忘れていたよ
久しぶりに登場した弥生の存在、最近は緊張感ある展開が頻発していた点も有ってどこか懐かしく穏やかな気分になってしまうね
ただ、弥生だって部活でのレギュラー争いで悔しい思いを抱いている
あと少しでレギュラー入りだからこそ後から入ってくる優秀な後輩の存在に危機感を覚えてしまい、それが行動に現れる事を恥じるか…
自分では簡単に制御できない感情。そんな弥生に付き合いの長い多恵・知恵コンビが寄り添う様子は良いね
そして始まった麻雀部での対局はちょっと意外な流れに
竜華が3年レギュラーと競えるのは納得の展開として、怜が3年レギュラーを飛ばすなんて予想外すぎる展開ですよ!
これまで弱い弱いとばかり言われてきた怜だけど、思い返してみれば一緒に卓を囲んだ相手って確かに強者ばかりだったっけ。前巻の49話から描かれた対局では結果として船久保から「弱い」との評価だったけど、あれって県や全国レベルの船久保とセーラ、その二人と張り合える竜華と囲んだ卓での戦績。そりゃ今の怜の実力が普通の部活レベルな訳ないか
だからってあそこまで蹂躙できるなんてなぁ……
ただ、そういった実力がすぐに認められてレギュラー入り出来るわけではないのは中学部活の厳しさといった処か
それは納得が難しい面も有るけど、室戸先輩の戦い方が描かれることでチーム戦として戦う際には単純に実力が高い者を並べれば良いわけではないのだと示されているのは良いね
怜にあっさり飛ばされた室戸だって先鋒として舞台に立てば、その役割に恥じぬ戦い方をしているしチームにも貢献出来ている
また、そんな室戸の戦い方が怜に影響して今後の進路の指針になるとは予想外。少しずつ高校でのチーム割りに近づいていっている様子が感じられるね
そんな輝かしい部活模様を送る怜達の裏で徐々に険しさを増していた藤白七実。このまま2回戦で千里山と当たるのかと思いきや、その前に過去回想ですか
藤白七実、包帯の少女、そして七五三木なつ。この3人の過去は今の藤白七実の暴虐にどう繋がってくるんだろう? -
Posted by ブクログ
怜と竜華の関係性が落ち着き、舞台が中学に移ったことで物語も新しい局面に突入した感じ
前巻までがあくまでも怜と竜華の馴れ初めであったなら、これから始まる物語は千里山女子の土台となっていく物語だろうか?
以前登場した時は良きチームメイトであるように見えたセーラと洋榎
本編を見れば、この二人はいずれ異なる道を選ぶことになるのだけど、そこに至る出来事が本作でどのようにして描かれることになるかと思いきや、かなり衝撃的で気味の悪い展開によって道が分かたれていたのね
対局中の会話によって卓を囲む相手の本質を覗き込み不調に追い込むかのような打ち方をする藤白七実
似た能力では照の照魔鏡が有ったりするけど、あちらが相手の能力把握に比重を置いているのに対して、七実の能力は相手を追い詰め掌握する方面に比重を置いているように見える
そんな七実との出会いが『凶星』を崩壊させてしまうとは……
奪い奪われる関係を絶対視し、自身が勝者で居ることにこだわっているかのような七実の姿勢。彼女の正体やその思惑はあまりに見えてこないね
……そんな七実とは似ても似つかないのだけど、何か通じるものを感じさせるメイドさんが怜の前に現れたのだけど、あっちはあっちで何者なの……? -
Posted by ブクログ
今度こそ本当の友達になるために対局する怜と竜華
ただ、極限まで集中した状態の竜華と他の3人には逆立ちしても覆しようのない実力の壁があるわけで
竜華が以前していたようにわざと手を抜いて他の3人に合わせる方がまだ建設的であるように見える。それなら竜華は3人と同じ目線で麻雀を楽しめるのだから
ただ、それでは竜華と怜の間にはしこりが残り続ける
その未来を回避するためには竜華に本気を出させるだけでなく、本気を出しても一人にはならないと思わせる必要がある。極限まで集中した状態の竜華に誰かが勝たないといけない
ここで怜の予知夢が活きてくる展開は良いね
怜の予知夢によって自分の思い違いを知った竜華。
多少はズルい方法があったとしても、それで竜華が絶望するしかない未来を変えられるなら友達への道の正攻法となる
笑顔を取り戻した竜華の表情はとても清々しい
これで怜は予知夢を自由自在に仕えるようになっていくかと思いきや、何だか妙な存在が登場したね
咲-Saki-シリーズは半ばファンタジーに片足突っ込んだような作品だけど、ここまで不思議な存在が登場したことってあんまりないような……
そして舞台は中学生編へ。といっても竜華を主としてあまり小学生には見えないメンツが多かったからあまり見た目的な変化はないのだけれど
それはともかくセーラがとんでもないことを言い出したよ……? -
Posted by ブクログ
おままごとの「友達」から本当の「友達」へ。竜華の思いつめていた表情からもっと話がこじれるものかと予想していたけど、交換ノートや怜の真摯な想いを切っ掛けにして二人が仲直りする描写は良い
それでも竜華の中には何か隠された闇があるのは気になるところ。その隠された部分が明かされた上で改めて怜が竜華を受け入れた時に二人は「友達」から「親友」に変化するのかな?
そして麻雀部に入ったは良いものの大会の予選とかは既に終わった後。なら、本作は何を目的にして麻雀をしていくかと言えば、それは怜が部活の中で見出した「麻雀をすれば皆と仲良くなれる」という点が中心となっていくのかな?
竜華達にちょっかいを出してきた泉もどこか寂しさを抱えた女の子のようだし、「咲-Saki-」本編のように強さを競って大会を勝ち上がっていくことが目的となるのではなく、麻雀を通して怜の交友関係が広がり様々な相手と打ち解けていく様子を中心として描いていくのかな。だとすると「咲-Saki」シリーズとしてはかなり異色の作品になるんだけど、麻雀の楽しさはきちんと描けているしキャラクターも可愛らしいから、そういった点はやっぱり「咲-Saki-」なんだなと思える
それにしても小5・小3女子で囲む雀卓ってかなりシュールな光景だ……