坂本ヒメミのレビュー一覧

  • ルリユール

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    村山さんらしい心が温かくなる不思議な物語。
    もっとお話を膨らませそうな気がして物足りなさも感じましたがファンタジー的なところが小学高学年や中学生向けでも読んでもらえそうです。

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    2022年08月25日
  • ルリユール

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    風早の街の港のそばの丘の上、ほおずき通りという古い商店街の近くに、美しい本を作る謎めいたルリユール工房があると。
    そこではどんなに古く傷んだ本でも、元通りに直してくれるのだと。
    その工房にたどりつくことさえできたならば、きっと直してくれると。

    ルリユールという仕事・技術についてや、瑠璃や智史の複雑な家族の事情や、謎めいたクラウディアや黒猫たちなど、盛りだくさんで悪くない雰囲気の話ではあるが、話のテンポといい内容といい、私にはあまりピンと来なかった。
    おばあちゃんの見舞いや頼まれた家事を放っておいて工房に行ってばかりで良いのかなどと気になるんだな。

    ルリユールという仕事・技術について初めて知

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    2022年03月02日
  • ルリユール

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    ネタバレ

    小中学生の時に出会いたかったなぁ。
    エピソード自体はそれぞれ良かった。けれど、最終的にクラウディアが本当に魔女でした、ということが、本を通じているけど魔法による解決に思えてしまった。

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    2021年12月29日
  • エンディングドレス

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    シンプルに洋裁の勉強になりましたし、物語の内容も好きです。
    主人公以外の登場人物もそれぞれの個性が光って、ひとつも同じ服がないって感じ。
    現代の問題に触れていることもあったり…エンディングドレスだけがメインの物語では無い。

    ただ読んでいる中で、急に過去の話になっていたりなど…時の流れががわからなくなったりする場面がたまにありました。

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    2021年01月11日
  • エンディングドレス

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    ネタバレ

    はたちの時に出会った最愛の夫を亡くし、自らも死を選ぶべく身辺整理を始めていた麻緒。
    自殺用のロープを買いに訪れた手芸店で偶然目にした、“週末”ならぬ“終末”の洋裁教室のチラシ。

    「春ははじまりの季節。さあ、死に支度をはじめましょう。あなただけの死に装束を、手づくりで。」

    ふと心惹かれて教室に通うことになった麻緒は、3人の仲間たちと、講師の小針先生に出会う。


    ことぶきジローさんのレビューを読んで、手に取りました。
    ありがとうございました!

    正直、装う事にはそれほど興味がない方だけれど、ひととき素直に、愛する人を亡くした悲しみから、自分の人生を生きる力を取り戻してゆく麻緒を見守ることが出

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    2020年08月16日
  • ルリユール

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    初めましての作家さん。
    エピソードの1つ1つは、とってもいいんですよ。
    本への愛情も思い出もいいんですよ。
    おもわずウルっとするエピソードもありました。
    けれど肝心のルリユールの仕事内容の説明がほとんどない。
    更に、瑠璃の家庭環境がちょっと複雑だったりして
    その説明や思いがルリユールの仕事以上に多い。
    ファンタジーだと思ってなかったので、アレ?って思いが
    最後までズーっと続いてしまって、ちょっと残念でした。
    お盆期間中の不思議なお話しと思って読むといいかも。

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    2018年11月03日
  • ルリユール

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    本の修復や造本をする「ルリユール」と出会った少女の物語。

    ファンタスティックで、でも、どこかにありそうで、現実と幻想のバランスがほどよく、最後まで楽しめる物語でした。

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    2018年06月06日
  • ルリユール

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    村山早紀は「その本の物語」から2タイトル目。…と思ったら、遠い昔にシェエラザードひめのぼうけんシリーズを読んでました。佐竹美保の挿絵も大好きだった。

    ルリユール、という語感、響きの良さに惹かれて購入したけれど、この年になってこれを楽しむのは少し厳しいな、と感じてしまった。もしかしたら自分にもこんな不思議な出来事が、なんて、そんな想像が出来る年齢の頃に読みたかったな。

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    2017年05月22日
  • ルリユール

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    とびきり優しい物語だった。
    ほっとするというか、沁みるというか。みんな優しくて温かくて、少しの後悔と、広がる幸せ。

    クラウディアに私も教えてもらいたいなー。
    もっと、本の思い出と本を大切にする人たちに出会いたい。また読めたらいいな。

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    2016年05月10日
  • ルリユール

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    ネタバレ

    本を直す人の事をルリユールって言うのを初めて知りました。
    風早の街の不思議なファンタジーの話。村山さんの話はホント癒されるわ~
    依頼主の気持ちや思い出をを汲み取った上で本の修繕などを行なう。
    美味しそうな料理なども出てきて、レモンバターパスタ作ってみたい♪
    続編も出るようなので楽しみです。

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    2016年04月17日