國分功一郎のレビュー一覧

  • はじめてのスピノザ 自由へのエチカ

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    正直なところ、優しく教えてくれてるのにその内容は難しく結局のところなんだったのかわからない。
    感動もあまりできなかったので何も身についていない。
    國文先生に関心があってスピノザにはあまり興味がなかったことに気づいた。
    でももっと深く知ったら自分の中で何か変わる気がするので、時間のある時にもう一度読みたいです。

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    2024年05月02日
  • はじめてのスピノザ 自由へのエチカ

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    基本、哲学で言ってる意味がよくわからんことがあるが、こういった易しく教えてくれる本があれば理解できた気がしてくる笑。
    デカルトとの摺合せなんかも面白かった。

    スピノザの概念として一部。

    組み合わせとしての善悪→解りやすい

    力としての本質→これも解りやすい・現代に必要な気がする

    必然性としての自由→易しく教えてくれました

    主体の変容をもたらす真理の獲得→わかった気がする

    認識する力の認識→なんとなく理解できた

    哲学をうまく使って人生を豊かにしたい。

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    2024年04月29日
  • 「利他」とは何か

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    うつわ的存在であることが大事

    今までは、「意思」という概念を使って帰責(その人に責任を押し付ける)ことが責任の概念のコアだと思っていたけど、國分功一郎さんは、中動態の概念を用いることにより、その「意思」を否定することで、神的因果性(人は運命に巻き込まれて行為させられる、あるいは、自らの行為かわ思ってもいなかった効果をもたらしてしまうこと)と、人間的因果性(その行為をその人間がなしたこと、加害者として人間を捉える)の両方を肯定し、責任を考えることができるという考え方には感銘を受けた。

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    2024年03月11日
  • スピノザ 読む人の肖像

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    『はじめてのスピノザ―自由へのエチカ』(2020年、講談社現代新書)につづいて新書で刊行された、著者のスピノザ入門書です。

    本書の前半では、『デカルトの哲学原理』や『知性改善論』などの検討を通して、スピノザの哲学研究の方法に焦点をあてた解説がおこなわれています。とくに、懐疑を哲学的思索の出発点としたデカルトが、みずからを説得するようなしかたで神の存在証明を展開しているのに対して、スピノザは神についての観念を正しく形成することさえできれば神の存在にまつわる問題は解決すると考えていたことに目を向け、デカルトの方法が「分析的方法」でありスピノザの方法が「総合的方法」であるという整理がなされています

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    2024年01月10日
  • スピノザ 読む人の肖像

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    「エチカ」を中心とし、それ以外の著書も解説しつつ、スピノザの哲学を肌感覚でも理解できるように書かれています。単にその著書の中身の解説というだけではなく、それが書かれた時代背景や、スピノザの置かれた状況も考えを伸ばし、その著書が書かれた順番にもできるだけ忠実に合わせて読解するようにされています。それにより、スピノザが言いたかったこと、書くという限界を超えた部分で到達したかった部分にまで考えを伸ばしていくことができます。そこからスピノザの書物を単に読むだけではなく、そこから何を成したかったのか、その課題が現代における私達に投げかけるもの、そして私達がその哲学を継承することから目指すものが見えてきま

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    2023年09月28日
  • 近代政治哲学 ──自然・主権・行政

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    ジャン・ボダン、ホッブス、スピノザ、ロック、ルソー、ヒューム、カント。
    スピノザもこの流れに入るんだ。ロックは哲学的じゃなかったんだ。
    細部に驚きがあった。

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    2023年09月15日
  • スピノザ 読む人の肖像

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    國分先生の説明力をもってしても「ぜんぜん文章として頭に入ってこね〜!!!」とパニクる部分も多々ありつつ、スピノザの知性のオーパーツぶりがなんとなくわかったかと思う。すべては相対、すべてはグラデーション、単純な二元論に逃げるやつはバカ。

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    2023年03月04日
  • 「利他」とは何か

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    中3生の模試の国語で、伊藤亜紗さんの『「うつわ」的利他』の一部が題材として出題されていて、興味をもったので読んでみました。
    「利他」は「偽善」「自己満足」「押しつけ」と紙一重で、特にネットではそんな言葉で全く関係のない赤の他人から揶揄されたり非難されたりする可能性もあって、最近はうっかり親切な行動もとれないような雰囲気があったりもします。だいたい、「偽善」「自己満足」「押しつけ」をすり抜ける「利他」ってどんなものなんだろう。そんな思いがありました。
    伊藤亜紗さんの章は読みやすく分かりやすかったですが、いちばん面白く興味深く読めたのは中島岳志さんの『利他はどこからやってくるのか』でした。志賀直哉

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    2022年12月15日
  • 「利他」とは何か

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    以前に『借りの哲学』を読んだので、恩を受けると負債の考えが生じるというのは何となく理解してました。利他は自己満足を満たすため、というのも。震災で炊き出しをしていた某有名人に対して「偽善」、「売名か?」というコメントを思い出します。

    思いやりに満ちた世界の方が良いに決まっていても、なかなか利他には難しい側面があるのは事実です。個人の意識に対する小さい時からの教育と社会の制度、インフラ設備など、みんなが意識しないほど社会の仕組みに溶け込ませることが大事だと本書を読んであらためて思いました。

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    2022年11月27日
  • 来るべき民主主義 小平市都道328号線と近代政治哲学の諸問題

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    立法と行政の観点から、民主主義について改めて考えさせられた。実質行政権が決定権あるのではと言う点について、感覚としてはわかっていたが、明確に言語化して整理ができたと思う。
    民主的と民主主義の違いについて、感覚的、概念的と言った視点違いでの説明など、スッと腑に落ちる理解ができた。

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    2022年11月09日
  • 「利他」とは何か

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    ネタバレ

    「利他」について5人が違うアプローチで切り込んでくる。「利他」を推奨するような本なのかと思っていたが、純粋に「利他」を科学している内容で、これはこれで大変興味深い。仏教的なアプローチはありそうだが、言語的なアプローチなど思いもしなかった。能動でも受動でも無い「中動態」も考えさせられる内容だった。おすすめ。

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    2022年10月20日
  • 「利他」とは何か

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    ネタバレ

    利他: うつわになること。意図的な行為ではなく人知を超えたオートマティカルなものであり、そこに利他が宿る。

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    2022年09月13日
  • 「利他」とは何か

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    ネタバレ

    専門が異なる著者らの視点から「利他」を考察する。利他は主義にすると怖い。なぜって「私の思い込み」でやったことが、結果的に他者の助けになれば「利他」だろうが、時として「余計なお世話」にも「押しつけ」にもなる。自分の思いを正当化して、相手の言葉や反応にほとんど耳を傾けず、独善的な「支配」でしかなかったとしたら……。若松さんの“利他は行うものではなく、生まれる”という意見がストレートに効いた。

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    2022年07月24日
  • 来るべき民主主義 小平市都道328号線と近代政治哲学の諸問題

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    そうだよね、めざすものなんだよね。
    何にでも当てはまる話。

    思想というのは、それほど普遍的なのだと教えてくれた。

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    2022年06月29日
  • 近代政治哲学 ──自然・主権・行政

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    近代国家成立までの歴史や基本的な概念について。ホッブズ、スピノザ、ロック、ルソー、ヒューム、カントの思想がコンパクトにまとまっており読みやすい。一般の教科書では「ホッブズは絶対王政を擁護した〜」とか「ロックは抵抗権を認めてた」のような記述がよく見受けられるが、解釈としてミスリーディングな部分もあり原文をしっかり読む必要性も感じた。

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    2022年05月29日
  • 言語が消滅する前に

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    対談形式は諸刃の剣みたいなもので、両者の対話がマッチしているとすごく良いが、そうでない場合はあっさりと読む気を失ってしまう。中間はあまりなくて、良いか悪いかどちらかに偏る傾向がある。
    本書はお二人の相性がよく、それぞれが良い味を出している前者の好例だと感じた。

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    2022年05月20日
  • 「利他」とは何か

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    「器」のような人に自分はなれるだろうか?

    人間は意志の保有者ではなく、思考が留まる「場所」なのだということ。自分が人生に対して抱いている不可抗力的な恐ろしさの断片を言語化してくれているように感じた。

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    2022年04月10日
  • 言語が消滅する前に

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    石丸現象に即応する感じの対談。

    再読なので、それ以外ではパターン認識にしてしまわずに、中動態。スイッチ一発での切り替えのような反応に抗う気持ちがあった方がいいのだろうな。する、でも、されるでもなく。
    でないと、言葉の自動機械って感じになるか、メディアの濁流に飲み込まれるか、だな。

    まぁ、AIが全面展開したらもう、言葉でもないのかもしれんけど。

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    2022年02月18日
  • 言語が消滅する前に

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    20世紀の哲学は、言語論的転回ということだったんだけど、その「言語」が消滅しているという。ならば、21世紀の哲学はどうなのか?

    みたいな問いがあるのだが、直接的にそれを考えるというより、SNS、ポピュリズム、コロナなどなど、今起きていることを例にしながら、ぐるぐると周りながら、その問題に近づいていく感じ。

    もちろん、答えはないのだけど。

    言葉の力をもう一度取り戻すこと。それは、一種の貴族的、権威的なものの復活なのかもしれない。

    そして、しばしば思考のプロセスのなかで参照されるのが、アレント。國分さんは、フランス現代思想を踏まえつつ、スピノザの研究を起点にさまざまな思考を展開されているの

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    2022年02月13日
  • 言語が消滅する前に

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    『暇と退屈の倫理学』の國分氏と、『勉強の哲学』の千葉氏の対談。大学院の先輩後輩なのだと知る。

    LINEのスタンプの話があって。
    言葉を交わすことから、視覚的な情報の一コマにまで簡略化されたやり方で事足りるようになった。
    紡ぐものには、意趣や考えの余地があるけれど、スマホは言葉を〝予測〟さえしてくれる。

    ガラケー時代には絵文字一つで送ることに難を示したり、感情を読み取りきれない距離があったはず。
    私がスタンプだけのやり取りに抵抗があるのは、ある意味当然だったのだなぁ。

    以下、印象に残った箇所の引用。
    大きく三つが自分の気になっているポイントらしいと分かった。

    中動態的な教育の在り方のこと

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    2022年02月06日