ダン・ハースのレビュー一覧

  • スイッチ!

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    「なぜ正しい戦略が上手くいかないのか?」
    この難しい問いにも、「象」「象使い」「道筋」という3つにフォーカスを当て、シンプルに答えてくれる良書。
    セーブ・ザ・チルドレンがベトナムで行った栄養不足児の根絶活動の事例が登場し、NPO関係者にもわかりやすい。
    まだ途中だが、非常に興味深い内容です。

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    2014年12月23日
  • スイッチ!

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    「自分を変える」ヒントがたくさん詰まった一冊!!
    困難な状況を克服した実例がたくさん載っており、いずれの解決方法も決して特別ではない。私を含めて、問題が大きいとそれに見合った解決策も大きくなければならないと考え、できない理由を考えてしまう。できない理由を考える(問題点に焦点を当てる)のではなく、あるときにはできた理由(ブライトスポット)を探すことが大事だと実感できた。

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    2014年08月10日
  • 決定力! 正解を導く4つのプロセス

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    『アイデアのちから』『スイッチ!』の作者の第三弾。
    『アイデアのちから』ではどうやったら人を説得できるか、わかってもらえるためにはどう伝えたらよいか、がテーマだった。『スイッチ!』では、自分も含めてひとが、そして組織が今までの行動を変化させるための具体的なやり方はどういうものか、がテーマである。
    そしてこの『決定力!』では、何をどう決めていったらいいか、何か決めるときにどういうふうにすればいいのか、をテーマに選んでいる。
    自分の考えをひとに伝えるときのよい方法、が最初の本のテーマだった。が、伝えてわかってもらっても行動につながらない、何もかわらない、ということがあるわけで、そこで次の本では、変

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    2014年02月24日
  • スイッチ!

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    「象使い」=理性、「象 」=感情、「道すじ」=環境になぞらえて、どのようにして人の行動を変化させていくかを3つの観点から教えてくれる。
    行動を変たり変化を起こすポイントは次の3つだ。
    ①象使いに方向を教える=明確な支持を与える。
    ②象にやる気を与える=相手の感情に訴えかける。
    ③道すじを与える=環境を変化させる。

    理性の弱点は考え過ぎて空回りすること。
    ブライトスポット=上手くいっている例を探す=解決策を探すこと。
    変化を起こすには「大事な一歩の台本を書くことが重要」
    目標は具体的な行動の目標として設定する。
    行動が反射的になればなるほどセルフコントロールが不要になり疲れにくくなり行動を継続

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    2013年12月16日
  • 決定力! 正解を導く4つのプロセス

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    するべきか否かの一択※ではなく、ほかの方法はないかも考える。
    視野の狭窄に陥らないために。を事例やいろんな視点から書いてある。とても参考になり、自分の決定力が上がった気になりました。

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    2013年12月03日
  • 決定力! 正解を導く4つのプロセス

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    読みたい本
    ファスト・スロー
    なぜ危機にきづけなかったのか。
    7つの危険な兆候

    いしけっていの罠
    ①視野の狭窄
    ←選択肢を広げる(orではなくand思考)
    ただしほかの選択肢は適当なものではなく、意味のある選択肢でなければならない。
    キッシンジャーは回顧録の中で、ニクソンに対し国務省が提示した3つの選択肢を論じている。それは核戦争、現行の政策、降伏、だった。それじゃあ現行維持にするしかにないじゃないか。

    ②確証バイアス(自分に都合のいい情報を探すこと)
    ③一時的な感情
    ④自信過剰

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    2013年10月18日
  • 決定力! 正解を導く4つのプロセス

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    人生でよく遭遇する「~すべきか否か」(別れるべきか、辞めるべきか、死ぬべきか)の決断は、その時点ですでに視野狭窄に陥っていると看破して、より良い決断をするための WARP フレームワーク(視野狭窄、確証バイアス、一時的な感情、自信過剰のそれぞれを避けるための様々な方法論)について紹介する。やけに面白いな本だなと思ったら、"Made to Stick" の作者が書いた本だった。First & Slow は歯応えが強過ぎて食べ難いという人向けの、十分に役立つ実践書。

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    2025年12月07日
  • 決定力! 正解を導く4つのプロセス

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    分析よりも意思決定のプロセスの方が6倍も重要。

    バイアスを弱める4つの方法
    1.選択肢を広げる(Widen)。視野の狭窄によって選択肢を見逃してしまうのを防ぐ
    今ある選択肢に集中している間は、他の選択肢には気が付かない。「~べきか否か」形式の意思決定は52%が失敗している。選択肢が2つ以上ある意思決定は32%しか失敗していない。機会費用とは、ある意思決定をした際に断念しなければならないものを指す。同じ時間とお金で手に入れることができる次善のものを考える。自分の成功事例を意思決定のプレイリストとして記録すると、新しいアイディアが刺激される。

    2.仮説の現実性を確かめる(Reality)。確証

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    2024年10月25日
  • スイッチ!

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    1 どんな本?
      「変えたくても変えられない人達」に向けて、
    個人、組織、社会を変える実践的なコツが紹介さ
    れている本。理性、感情、環境を象使い、象、道
    筋に例えて、この三つを整えると思うより簡単に
    変化を引き起こせると説いている。

    2 なんで読んだの?
    (1) 意見を言う時の参考したいから。
    (2) 組織的な習慣を変える方法を学びたい。
    (3) 読後自分を変える取り組みが出来る状態にな
      りたい。

    3 構 成
    全3パート11章構成352頁
    変化の三つの意外な事実から始まり、「変化の過
    程にはパターンがあるが、変化を引

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    2023年11月19日
  • 決定力! 正解を導く4つのプロセス

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    ネタバレ

    意思決定には、バイアスがある。
    1,視野の狭窄=選択肢を見逃す
    選択肢を広げる(W)
    買収するか否か、だけでなくそのお金で別のものを買う、という選択肢を増やす。
    選択肢の消去テスト=どちらも選べないとする、そうするとどうするか=第三の選択肢を探る
    多すぎる選択肢はかえって選べない。しかしほとんどのケースでは一つの選択肢をYesかNoで選んでいる。複数の選択肢があることを考える。
    AかBか、と言われたら両方、と答えるべき。
    ウォールマートの大半は、誰かのまねだ=他の選択肢を探るには、先達に学ぶこと。同じことでなくても類推する。
    ブライトスポット=自分の中で成功例を探すこと。
    プレイリストを使って

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    2022年12月26日
  • アイデアのちから

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    わかりやすい!読みやすい!
    例示が多く、長い印象があります。個人的にはいくつかの例示がとても面白くヒットしたので、最後まで楽しく読めました。
    学生の時に読んだからかもしれません。同じ部類の本を読む前に導入としてぜひ!

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    2022年05月15日
  • スイッチ!

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    ネタバレ

    人間の問題ではなく環境の問題であることが多い=環境を変えれば人を変えなくてもうまくいく。

    感情は象、理性は象使い。
    セルフコントロールは消耗資源。筋肉と同じ。怠けているのではなく、疲れ切っているだけ。
    象使いだけでは、方向は決定できない。象にも訴える必要がある。象は、戸惑っているだけ。

    象使いに方向を教え、象にやる気を起こさせ、道筋を定める、ことが行動を変える方法。

    象使いに方向を教える
    象使いは考えられるが、空回りする=分析麻痺。
    うまくいかない原因を考えるのではなく、うまく行っている方法に着目する=解決志向。何が旨く行っていて、それを広めるにはどうすればいいか。ブライトスポットを探す

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    2022年02月17日
  • スイッチ!

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    「どうせ変わらない」と思ったことは誰にでもあるだろう。「どうせ社会は変わらない」のような壮大な諦めではない。ダイエットや禁酒、運動といった自分のことですら何度も失敗した経験のある人がほとんどだろう。『スイッチ!』は自分と周りを変えるための知見を紹介する一冊である。

    表紙に描かれている象を見ればピンと来る人もいるかもしれないが、この象は本能(システム1)と理性(システム2)についてのジョナサン・ハイトの比喩に由来している。心理学の再現性危機が叫ばれる昨今であるが、二重過程理論自体は否定されるべきものではないだろう。

    本書の主張は以下の二つに集約される。

    象使い=理性は消耗する。象=本能に訴

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    2021年11月03日
  • 決定力! 正解を導く4つのプロセス

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    意思決定の質を上げるには?に答える1冊。
    スタンフォードのビジネススクールの教授&デューク大学シニアフェローの兄弟(凄いな…)による、全米ベストセラーになった著書だそうで、明日からの仕事に役立てられそうな良著でした。

    例えば、「人生で『AかBか』と迷ったら、答えは『両方』かもしれないと考えるずうずうしさが必要だ。」というのは名言だと思います。
    そもそもの「AかBか」で問うているコト自体が選択肢を狭めてしまっている…という訳で、本著の副題「正解を導く4つのプロセス」の1つ目が、「選択肢を広げる」というコトなのです。
    ちなみに4つのプロセスは、
    W:選択肢を広げる
    R:仮説の現実性を確かめる
    A

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    2021年10月03日
  • アイデアのちから

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    ネタバレ

    人の記憶に残るメッセージの5要素
    ・単純明快
    ・意外性がある
    ・具体的である
    ・信頼性がある
    ・感情に訴える
    ・物語性がある

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    2021年08月08日
  • 決定力! 正解を導く4つのプロセス

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    決定力、仕事していく中で差し迫る決断力を高めることだけを期した内容ではなく、
    生活していく中で、何をどうするのかを選ぶ際の失敗を限りなく減らすノウハウが記されている。
    街で見かけた品物を欲しくなった際のどうするかの決定力、連れ添う二人の間に生じた問題発生でどうするかの決定力、はたまた決定することができずに先延ばししていたことにも決定をくだすこともできるノウハウ。
    出した答えに後々考えると、なぜあの2択しかなかったのかと後悔したり、納得していなかったり、そして答えを出せずに先延ばしている案件もあったりと、どうも決定することが得意でない自分にとって最適な内容であった。
    いたってシンプル。WRAP、

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    2021年03月29日
  • アイデアのちから

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    ネタバレ

    記憶に焼きつくアイデアの具体的な事例とともに、6つの原則を紹介している。
    ①単純明快である
    ②意外性がある
    ③具体的である
    ④信頼性がある
    ⑤感情に訴える
    ⑥物語性がある

    1960-70年代にアメリカで流行になったという、「ハロウィン サディスト」というお菓子に偽装した爆弾の噂はまさしくこの原則が当てはまる。

    2008年に出された本のようだが、古さは感じず面白く読めた。

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    2021年03月23日
  • アイデアのちから

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    尊敬する上司の推薦から完読。

    この世の有名なフレーズは、天才的な人が生み出したものというよりも、フレームワークに当てはめると傾向が掴めるというところが驚いたし、ワクワクした。


    とくに、より簡潔に(リードを取捨選択し明確に)を今後の業務の中でも今後も意識していきたい。

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    2020年12月13日
  • スイッチ!

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    この手の本は同じような事例の繰返しに飽きが来ることが多いが、この本は事例の多さが"スイッチ"を入れる助けと比例し、またひとつひとつの話をが面白い。
    それでも遅読の自分には少し情報量の多さに辛さを感じてしまった。。それはもっと深くこの本から学びたい、再読したい、のに時間がかかるから。



    ①象使い(理性)に方向を教える
    ・ブライトスポットをみつける
    成功している人、うまくいった時や状況を真似る参考にする
    ・大事な一歩の台本を書く
    具体的で明確で今からできる簡単な取り組みやルール

    ②象(感情)にやる気を与える
    ・感情を芽生えさせる
    メリットやうまくいった時を意識する
    ・変化

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    2020年11月18日
  • 決定力! 正解を導く4つのプロセス

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    ★決断に至るプロセスが重要
    私たちが誤った決断をしないためには、4つの罠に陥らないよう、プロセスをふむことが大切だという内容です。

    様々な具体例を通じて、より間違いの無い決断をするにはどうしたらよいか、考えるいい機会になりました。

    決断をしない人はいないと思うので、あらゆる立場の人にオススメしたい一冊です。

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    2020年07月12日