出町譲のレビュー一覧

  • 清貧と復興 土光敏夫100の言葉

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    メザシの土光さん。名前しか知らないかったけれどすごい人だ。ビジネス小説の先駆け(合ってるのか?)城山三郎は彼をこう評した。「一瞬一瞬にすべてを賭ける、という生き方の迫力。それが八十年も積り積ると、極上の特別天然記念物でも見る思いがする」。
    著者は報道ステーションニュースデスク所属。報道ステーションで浅野総一郎をまとめた「九転十起」を紹介していたが、そちらでなく土光さんについての著を手に取ってしまった。

    ・2ヶ月で復旧したIHI福島・相馬工場(半年から1年はかかると言われた)。
    久野(総務部長)は「従業員を安心させないと、復興が進まない。家が流された従業員全員に社宅を用意した」と語った。

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    2014年04月26日
  • 九転十起 事業の鬼・浅野総一郎

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    まさに時代が望んだ人物だと思う。尋常ならざる行動力の源泉は私利ではなく、国のため、という精神も素晴らしい。

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    2014年04月08日
  • 清貧と復興 土光敏夫100の言葉

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    人生訓だけではなく。政治、社会にまで及ぶ言葉たち。
    土光という人に会って話ができた人たちは、本当に幸せだ。
    土光魂。いまこそ日本に必要なはずだ。

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    2013年10月27日
  • 清貧と復興 土光敏夫100の言葉

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    【読書その82】東芝の社長、経団連会長を歴任し、鈴木善幸首相、中曽根康弘行政管理庁長官の下、第2臨調の会長として、行財政改革の最前線に立って国鉄・専売公社・電電公社の民営化などの改革を打ち出した土光敏夫氏。本書は、その土光氏の力強い信念を感じる言葉を紹介した本。人間関係の基本は思いやりという、その土光の姿勢には非常に共感する。土光氏の仕事に対して、人に対して、全身全霊を傾けるその姿勢は本当に素晴らしい。
    また、土光氏の言葉に「人間は変わりうる」というのがある。人には失敗もある、だけど、人間は変わる。その一時点で人を評価はできない。人は変わることはできるのだ。

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    2012年06月08日
  • 清貧と復興 土光敏夫100の言葉

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    同じ岡山県から出て来た土光さん。まさしく清貧の地元の英雄を、本当に誇らしく思う。それと同時に、この危機的な国家状況下で、一国民としてでもこの国の為、子供達の為に何か出来る事がもっとあるのでは無いかと考えさせられる。『日々に新たに』、この言葉を自分の引き出しに加えて、地道に精進していこう!

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    2012年05月18日
  • 清貧と復興 土光敏夫100の言葉

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    名言集というと、手にとってしまいます。

    土光敏夫さんのお名前や職歴などは知っていたものの、生い立ちや比較的前のことは知らなかったことが多く、普通の名言集として見るだけでなく、人生の歩みとともにその言葉の重さを感じることができます。

    東日本大震災の復興にあたって土光さんのお名前をお聞きすることがありました。今でもその意志が確実に受け継がれていることに驚きと感謝の気持ちです。

    その言葉1つ1つには、実直な性格がよく表れています。今聞いても色あせることのない名言が詰まっているといえるのではないでしょうか。
    このようなかたが、日本人の大先輩としていてくれたことに誇りを持ち、困難な時代であっても、

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    2012年05月08日
  • 清貧と復興 土光敏夫100の言葉

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    IHI社長、東芝社長、経団連会長、第二臨調会長を歴任しながら極めて質素な生活を送り徹底した現場主義を貫いた土光敏夫の言葉を集め説明を加えた本。こういう経営者の下で働く経験をしてみたいと思えてくる。

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    2012年03月20日
  • 清貧と復興 土光敏夫100の言葉

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    2012/03/18 No.1
    • 仕事は朝が勝負
    •日に新たに、日々に新たに
    •会社が終わったから勉強せよ

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    2012年03月18日
  • 清貧と復興 土光敏夫100の言葉

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    亡くなって20年以上経つけど、この人の先見の明は本当に素晴らしいものがある。福島第一原発を導入する時に、GEの技術そのまま入れたらいけないって、頑として譲らなかったとのこと。実際、GEの技術は津波を想定している技術ではなかったとのことだし。  

    叩き上げの技術者で、徹底した現場主義で良いものを作る・社員を幸せにするというごくごくあたり前のことだけに注力してきた経営者。ごくごくあたり前のことが本当に難しい。

    自分の会社の技術者上がりの役員はエコノミークラスで海外出張するし、駐在するときは会社から提示された家賃は高すぎると半額の所に住んだけれど、外から来た事務屋出身の役員は中国までファーストク

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    2012年03月18日
  • 清貧と復興 土光敏夫100の言葉

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    最近、企業経営者に関する著作を意識して読むようにしています。
    今回は、現在のIHIや東芝の社長を経験した後、経団連の会長、さらには鈴木・中曽根政権での臨時行政調査会会長、臨時行政改革推進審議会会長を務めた、土光敏夫に関する本を選んでみました。
    この本の冒頭に書かれている『NHK特集』は、僕も再放送か何かで映像を見た記憶があり、”メザシの土光さん”というフレーズが印象に残っています。
    ですが、具体的にどのようなことをした人なのか、どのようなことを考えていた人なのか、ということこれまで詳しく認識していなかったので、最近出版されて話題になったこの本を、選んだ次第です。
    題名にあるとおり、土光が生前発

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    2012年02月19日
  • 清貧と復興 土光敏夫100の言葉

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    2012/01/22-02/06「清貧と改革」の精神で、赤字へっちゃらの国鉄・専売公社・電電公社を大鉈をふるって超優良企業に育てた。およそ大衆とあまりにも乖離しているため、共に働く心地よさを共有できたかは疑問。改革者は好かれない。スティーブジョブス・落合博満しかり。「めざしが好きだから、」といえる人間性まで高めたいとは思うが。

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    2012年02月11日
  • 清貧と復興 土光敏夫100の言葉

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    いつも大変お世話になっている経営者から紹介いただき、読みました。私利私欲、贅沢は良くない。働く心構えを改めて正されます。
    ちなみに、その後スティーブジョブズの伝記だと、ギャップが激しい(ーー;)

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    2011年12月22日
  • YKKの流儀 世界のトップランナーであり続けるために

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    企業精神「善の循環」
    カリスマ創業者が様々な困難を乗り越え会社を世界のトップランナーにした話、という感想。もう少し詳細な説明や、他社でも応用できる教訓があればいいなと思った。

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    2022年08月20日
  • 景気を仕掛けた男 「丸井」創業者・青井忠治

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    とあるセミナーで紹介されていることをきっかけに読書。丸井の創業者に関するお話。


    メモ
    ・景気は自らつくるもの

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    2021年09月26日
  • YKKの流儀 世界のトップランナーであり続けるために

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    ファスナーの世界的企業であるYKKの会長吉田忠裕氏が同社の歩みや企業精神である「善の巡環」の考え方などを書いた一冊。

    同社がファスナーと窓を中心とする建材事業の2本を柱としてグローバル企業であり続ける理由を本書を読んで知ることができました。
    本社機能をファスナーの生産拠点のある富山の黒部地区に移した理由や創業者の吉田忠雄氏のファスナーにかける想いや「富の巡環」が意味するものを知ることが出来ました。
    高額のマシンを導入して一貫生産できる体制にしたり、各メーカーのニーズに応えたりすることも全ては顧客や取引先に分配しながらやっていくという「富の巡環」の考えのもとであるということを強く感じました。

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    2019年01月23日
  • 清貧と復興 土光敏夫100の言葉

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    誠実、正直、勤勉。石川島、東芝の社長、経団連会長、そして臨調会長として辣腕を振るった土光敏夫。財界の大物であったにも関わらず、生活は極めて質素であったことは彼の代名詞ともなっている。彼が残した言葉に、著者がエピソードを交えたり現代との対比などをしたながら解説するスタイルで本書は構成されている。

    書中後半の田中角栄を一喝し、中曽根官房長官に依願されて臨調会長就任に至るまでのあたりが個人的には一番面白かった。しかし、土光が行政改革を目的とした臨調において問題視していたのは、補助金漬けの農業や高齢者の医療費問題などであり、81年に土光氏が就任以降33年も経った今でも同じ問題を抱えている日本の現状に

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    2018年10月08日
  • 景気を仕掛けた男 「丸井」創業者・青井忠治

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    本は世相を現すと思っているのですが
    最近はこういった昭和初期をモチーフにした
    死ぬ気になれば何でもできる系の本が増えている気がします。

    日本の景気が上向きつつあるなか
    死ぬ気になれば何でもできると考える人が
    増えてきているのでしょうか?

    カラ元気でないことを祈るばかりです

    2015 10 24

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    2015年10月25日
  • 清貧と復興 土光敏夫100の言葉

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    この本は、私に
    目先の利益にとらわれず、自分の専門を究めることの普遍性について教えてくれました。


    土光敏夫氏が活躍した時代は、当然まだまだ小さな子ども。
    活躍は書籍等で知った。氏の言葉の数々は、今でも通用することばかり。
    では、突き詰めて私が生きてきた30年あまりの年代は一体何だったのか?と問いたくなった。
    技術革新や民営化など進化を続けている分野があるにも関わらず
    あいかわらずな部分も。

    ”後から正しい”というのは誰でもできる。
    周りの意見よりも自分の信念を曲げず、良いものは良いと
    言い続けられる人こそ、真の強さを持った人だと思いました。

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    2013年01月11日
  • 清貧と復興 土光敏夫100の言葉

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    土光さんが臨調会長で行政改革を始めた時の課題の中にあったのが、補助金漬けの農業や高齢者の医療費問題。それから32年も経っているのに全く状況が変わっていない。絶望的な気持ちになる。土光さんで出来ない問題が今の政治家に出来んのかいって。。。

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    2012年06月08日
  • 清貧と復興 土光敏夫100の言葉

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     石川島播磨重工業・東京芝浦電気の社長、経団連会長を歴任、齢80歳を過ぎてなお、さらに第二次臨時行政調査会長として日本再建に尽力した土光敏夫氏。金権政治を批判し、自らも質素な生活を貫き、他方、女子教育や女性の職場進出にも力を尽くしました。
     その清廉・実直な人柄とともに、土光氏の「言葉」は、ビジネス社会に留まらず人間の生きる姿勢として普遍的な価値を持つものだと思います。
     東日本大震災・福島原子力発電所事故からの復興の途にある今、土光精神は再びさらに重みを増しています。

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    2012年06月02日