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今こそ「メザシの土光さん」の言葉に耳を傾けよう――。東芝社長、経団連会長を歴任し、第二次臨調会長として国家再建に命を懸けた男、土光敏夫。当時、つつましい食卓風景が紹介され「メザシの土光さん」と国民的人気を呼びました。「サラブレッドより野ネズミの方が強い」「個人は質素に、社会は豊かに」「ぜいたくは嫌いだ」「社員は3倍、重役は10倍働け」「蛍光灯は半分消せ」。日本が復興に向けて一歩足を踏み出し始めた今だからこそ、土光さんの数々の至言がより輝きを帯びて私たちの胸に迫ってきます。
...続きを読むPosted by ブクログ 2018年10月12日
この本が良いとか悪いとかでなく(きっと良いのだろうが)、
土光敏夫という人が立派な方だ。
今度家のあった辺りに行ってみよう。
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(目次)
序章 「清貧と改革」の“聖地”取り壊し
第1章 底辺からの出発
第2章 復興と企業再生への執念
第3章 原発と日本の技術力
第4章 田中角栄との「...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月15日
「一瞬一瞬に全てを賭ける、という生き方の迫力。それが八十年積り積ると、極上の特別天然記念物でも見る思いがする」
城山三郎(小説家。『官僚たちの夏』『落日燃ゆ』など著書多数)は土光敏夫をこう評した。
本書は土光敏夫の生き様を綴っており、この内容は多読の価値がある。
質素に暮らし、仁徳を重んじ、勤勉で...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月20日
東芝社長、経団連会長、臨調会長を歴任した土光敏夫の言葉が時系列にまとめられている。著者による時代背景の補足と、各言葉を受けての今の時代に対する考察がよい。公社民営化や後の省庁再編等、土光行革の実績、影響の大きさを知ることができた。一方で、当時から危惧されていた国債の問題がここまで膨れてしまったことに...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年02月14日
出町譲・著。
初版・2011年8月、253ページ。
土光敏夫の100の言葉から、氏の生き方・信念をまとめてある本。
土光敏夫の略歴は、
1896年生まれ
1920年、東京高等工業高校(現・東工大)卒業
同年、石川島造船所(現・IHI)入社。
1950年、石川島重工業社長。
1960年、石川島播磨重...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月14日
土光敏夫については、周囲に発散する強烈な行動パワー、スピードと直截な物言いが災いして、同時代の人の多くには煙たがられ、毀誉褒貶もあったと聞く。しかし、死後しばらく時を経てみると、本書のような評伝では「見識の高い、骨のある技術経営者で日本人の鑑であった」とも見える賛美が多い。
著者は、テレビ朝日「報道...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年09月23日
・すごい経営者であり、人間的にも立派な人である。
・質素な生活、食事、宴会にはいかない、無駄な経費は使わない。
・人間関係を維持するのに夜の接待は不要。
・努力、実行力、あきらめない、説得力、等々
・人間的な弱みを見せない、隙をみせない。
・従業員を解雇しない。
・東芝に社長として赴任した初日に労組...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月14日
オーディオブックにて視聴
石川島(後に石川島播磨)重工業、東芝のトップとして辣腕を振るい、経団連会長、臨時行政調査会会長など日本経済及び日本政府の財政の立て直しに東奔西走したメザシの土光さんの名言集。
ひと言で言えば、無私無欲の人であり、最低限生活が出来るお金だけを手元に残しては、残りを全て母親...続きを読む
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