月本ナシオのレビュー一覧
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突如の結婚話の相手が死亡。
そしてその死亡原因が侍女だと言われ
真犯人を探す事に。
決意したのはいいものの、のっけから違う場所へ。
地獄でどうしろと? という状態ですが
確かに死んだ相手を探せば問題解決。
簡単な事のはずが、探せば探すほど
婚約者の聞いた話と違う話が。
という本編も気にはなりますが、地獄の種類も多い。
初っ端から、そんな行事があったのか、から始まり
あちらこちらに存在する地獄の描写が…。
代表的なものしか知りませんでしたけど
とりあえず、想像して読まないようにしないとw
無表情な十王が一人の、ヒーロー。
会った王その後の呟きと、違う行動をしているので
感情が先ですか?w -
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ネタバレ前半は、シルヴィアとヴィークのいちゃつき→ヴィーク昇天→キスで復活って感じでしたけど、二人にかかった呪いの元っていうか、魔女二人が登場して、きちんと呪いがとけました。
ヴィークの呪いの元のエイメリーは、実はいい魔女だったんだなっていうのもいい感じで、ほんとの悪い魔女カラカティアの悪趣味ぶりには笑ってしまいました。
エリゼとブライエルの関係もいい感じになってきてて、ブライエルの思惑を知らないエリゼがブライエルに一服盛ろうとしているところは、期待したんですけど、ビーズログ文庫だとここまでかぁって、ちょっと残念でした。
2巻で終わりですけど、いいまとまり方してると思います。
池上紗京さんのイラ -
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池上紗京さんのイラストに惹かれて購入。
最初のあたりは、「眠れる森の美女」って感じでしたけど、森の中で隣国の王子を罠にかけようと眠っていたシルヴィアに口づけた傭兵ヴィークには「首が7日で落ちる」っていう呪いが。
話が違う!と魔王に抗議に向かう二人でしたが、道中積極的にシルヴィアに迫るヴィークがいい感じです。シルヴィアは口は悪いですが、それにも理由があるってことで、口先だけの悪態で心の中では愛してたりするのには呪いは発動しないのかなあって思いました。
魔王の元にたどり着いた二人。首が落ちる前に何かあるのかと思ったけど、あっさりヴィークの首は落ちた様子。それにもかかわらず意外と冷静だったシルヴ -
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ネタバレたぶん、この話は完結してるよね…。
と思いながら自宅の本棚で見つけた本。5冊目ぐらいまでそろっていたけど、なぜか読んでいなかったシリーズ。きっと出たころには琴線に触れなかったのでしょう。ビーンズ文庫がいろいろ出していた時期だし。
ということで、読んでみる。
活発でちょっと鈍い、南の島国の王女。神々の一族だけど暗い過去もちの青年。うわ、なに、こう書くとかなりツボな設定じゃないか! と今思った。
お話もテンポ良く、難しいこともなくさらっと読める感じです。
父王が穏和に見えて隠れ意地悪なところが笑えます。妹姫も姉姫といい感じで対照的。
しかし物書きさんって一話完結と思いながらも、絶対続きの設定を -
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最終巻。帯に「駆け落ち!?」って大きく書いていたんで、ちょっと期待したんですけど、予想通りというか、いい雰囲気だったのに、あれで終わり?
それに、冬馬が駆け落ちに了承しないだろうっていうことは分かりますけど、そこでなぜか九尾を呼び出して、一緒に出かけるってのは、なんだか違和感がありました。冬馬は九尾に最終的には身体を乗っ取られるかも?っていう流れできているのに、それを阻止しようとする企みに協力するってのが、どうも納得できなかったです。
悪魔との対決も意外とあっさり終わって、最終的には九尾は冬馬の中に小さく眠るってことになりましたけど、なんか中途半端っていうか、もやもや感が残りました。
ま -
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ネタバレ2巻目。鎌鼬が起こす事件がメインです。
やっぱり表紙の冬馬は九尾の方ですかね。
かっこいいのになんか影が薄い冬馬と意外としっかりものの佳乃子だと、佳乃子の方が主導なんですよねぇ。これが九尾に乗っ取られた冬馬と佳乃子だと、佳乃子が九尾に翻弄されちゃって、九尾と佳乃子のいちゃつきがもっと見たいって思ってしまう私がいます。
今回、冬馬が女装してるんですけど、あのイラストはちょっとなぁ・・・。文章ではきれいなはずなんですけど、どう見てもコメディにしか見えないです。ちゃんとした美しい冬馬の姿にして欲しかったです。
あと事件の犯人のイナサと真知花ちゃんののイラストも見たかったです。
次巻では是非。
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ネタバレ月本ナシオさんの新シリーズ。大正ものはあまりいい作品に出会えてなかったので、あんまり期待してなかったですが、出だしとしてはまあまあかなって思いました。
ただ、表紙の冬馬のイラストからすると、結構オレサマ系を期待していたんですけど、優しい、影の薄い子で、佳乃子の方がよっぽどしっかりしてました。(あとがきを見ると、表紙の彼は冬馬じゃなくて、九尾だったみたいですけど)
佳乃子は、猪突猛進系じゃなくて、結構しっかりしてる子でしたんで、私的には好感度高いです。九尾に乗っ取られた冬馬が佳乃子にちょっかい出して、佳乃子が冬馬と九尾のどっちを好きになるのか気になります。 -
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ネタバレまだまだ読みづらい部分はありますけど、ちょっと慣れてきたかなぁ。
アイリと一緒にいることで、不幸が減ってきたハイヅカですけど、アイリが攫われた途端に、雷の直撃を2回も食らうなんて、不幸っぷりは健在です。
この巻ではアイリの過去とハイヅカの過去、またチラチラ出て来ていた「落日の礼拝」が誰のせいで起こったかなんてのも出て来てます。「ハイヅカ」とカタカナで書かれているけど、本当は「灰塚」なんですね。ハイヅカの不幸の原因も明らかになり、一気に話が進んだ感じがします。
ハイヅカはなんとなくアイリに好意を寄せている感じの描写が増えてましたので、期待してましたけど、まだまだアイリの方は自覚してない感じ