あらすじ
南の島国タリマレイ。第一王女イルアラは、活発で明るい太陽のような少女。王族に必須の、神や精霊(チェリッド)と意思を通じる能力(ナドゥル)を持たないため、鳥の神の息子である幼なじみエンハスを護衛役(ボディガード)に、なんとか王位継承者として認められようと奮闘中! そんな中彼女は、大国バラーバルのシーハン王がタリマレイを狙っていると知り、エンハスらを連れて王のもとにのりこんでいくが――!? 審査員絶賛! 第3回ビーンズ小説大賞優秀賞受賞!!
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エンハスのヘタレっぷりといいイルアラの天然っぷりといいテミファの治療といいタリアにシスコンぶりといい…キャラが個性的で面白い!絵も綺麗&可愛いので大好きです。
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増田恵先生のイラストが大好きでついつい買ってしまったのですが読んでみるとモロに自分この皆ストーリーで嵌りました。
精霊とか王女とかラヴとか…!!!
早く続編をGETしよう。
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第3回ビーンズ小説大賞優秀賞受賞作。
審査員絶賛! とありますが、確かに面白かった。
ストーリーも世界観も練り込まれていて、主人公は主体的に動いてるし、他のキャラは魅力的、ラロヘンガという不思議な神話世界も印象的だし。
前半は分かりにくい文章も結構あったのですが、後半になると怒濤の展開!
火山とか少女向けラノベではかなり異質。でも眠っていた、激しい火山の女神などは面白いですね。富士山のコノハナサクヤ姫みたい。
トリックスターやら神様やら、すごくよかった。
あと、南の島の雰囲気もよかったです。
Posted by ブクログ
南の島国タリマレイの第一王女イルアラは太陽のような明るく活発な少女。代々王家に継承される能力を持たない彼女は、神代の地ラロヘンガよりやってきた鳥の神の息子エンハスを護衛に、王位継承者として認められるべく奮闘中。そんな折、隣の大国バラーバルがタリマレイを狙っていると知り…第3回ビーンズ小説大賞優秀賞中受賞作。魅力的なキャラはもちろんのこと、世界設定もしっかりしてて面白かったです。新人チェッカーの方、要チェックです(笑)
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たぶん、この話は完結してるよね…。
と思いながら自宅の本棚で見つけた本。5冊目ぐらいまでそろっていたけど、なぜか読んでいなかったシリーズ。きっと出たころには琴線に触れなかったのでしょう。ビーンズ文庫がいろいろ出していた時期だし。
ということで、読んでみる。
活発でちょっと鈍い、南の島国の王女。神々の一族だけど暗い過去もちの青年。うわ、なに、こう書くとかなりツボな設定じゃないか! と今思った。
お話もテンポ良く、難しいこともなくさらっと読める感じです。
父王が穏和に見えて隠れ意地悪なところが笑えます。妹姫も姉姫といい感じで対照的。
しかし物書きさんって一話完結と思いながらも、絶対続きの設定を考えてますね。うん。
そういうものだよね!(ちょっと共感)
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「太陽の姫」と呼ばれるほど、活発なお姫様イルアラと鳥の神の息子エンハスとのお話。
最初は、ちょっとタリマレイの国の状況とかの背景が分かりづらくて、読みづらかったですけど、理解できると、面白くなりました。
大国バラーバルのシーハン王に自国が狙われていることが分かり、妹姫である「月の姫」タリアのふりをして、バラーバルに出かけていき、エンハスの兄の策略を防いで、見事にシーハン王からタリマレイを守るという話になってますが、ちょいラブは少なめ。
エンハスは結構イルアラにラブってのが、他の人も分かるくらいですけど、肝心のイルアラが鈍すぎて、エンハスに涙です(^^ゞ月契の意味を知らないイルアラと意味を知っていて、一人勘違いしてたエンハス。面白い。最後にイルアラから月契もらったエンハスの心情は、いかほどのものだったでしょうね。
人の種自体が違う二人が今後どうなるか非常に楽しみです。
Posted by ブクログ
なんとなく絵柄で買ったんですが、最初風の王国の増田先生のイラストだったとは気付きませんでした・・・(汗)
南の島の王女様の物語なんですが、幼馴染のエンハスの存在がかなり良い感じです。
読みやすくて面白かったですが、最後がちょっと微妙だったかなぁ。
一冊で終わらせるにはもったいない設定だな〜と思ったら。
シリーズとして続いてるみたいなんで、期待!