佐野未央子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ぶっちゃけると、読んでいてワクワクするような、見た目が艶やかな料理はほとんど出てこない、と言っていい
しかし、そこがこの『日日べんとう』の最もイイ所だ
地味でなく、素朴でホッとする温かさに溢れた、作る側が食べる人の健康を気遣っているのが一目で理解できる食事が出てくる、それだけで読み価値が大いにある、と私は声を大きくしたい
また、ここまで料理を全押ししておいてアレだが、人間ドラマが深いのも魅力の一つ
黄理子さんと荒井さんのマイペースな恋愛模様も見てて飽きないが、やはり、気になるのは親子ドラマ
確執、とまでは行かないにしろ、傍目から見れば、お互いに意地を無理に張り合っているのが丸判りの母娘が、不器 -
Posted by ブクログ
ネタバレ着物のお話。
民族衣装なのに うまく着れないって泣くシーン 少し切なかったな。
たしかに。
まず浴衣で過ごしてみる。
慣れた人は 着物を着る方が楽だという人もいるけれど
そんなかんじの主人公。
自分の中の童が 望んでいる。って表現
インナーチャイルドのことかしら。
でも そのワクワクを中心に動いてみるっていうのもアリかなと。
旧商店街で働く きものの「千麻や」 のチマさん。
友人になった アキや
憧れの光本さんとの関係もいいな。
光本さんクールなかんじだけど 案外おちゃめかしら。
お茶席の構図が少し違和感がある気がしたけど
流派が違うのかな。。
あとは市松人形の いっちゃん専 -
Posted by ブクログ
読めば読むほどに、味に深みが出てくる、健康的な美味しい漫画
見た目は綺麗とは言い難いけど、味はバッチリで栄養バランスも最高なお弁当や食事が登場する
私だけかもしれないが、読み終わった後に、雑穀米のお握りが食べたくなる
ほのぼのとはしているが、決して鈍らではない画も話のテンポを滑らかにするのに一役を買っていると思われる
人間関係も一見すれば複雑だが、軽く深呼吸をして俯瞰で見れば、肩から力が思わず抜けてしまうほどシンプル
結局、人間、意地を張りすぎれば、どこかで嫌な歪みが生じて、ふとした拍子で亀裂が入ってしまうのだ、取り返しがつかなくなる大きな傷が一気に・・・・・・
でも、その人の本音を垣間見る事 -
Posted by ブクログ
本当は最終巻14巻をupしたかったのですが、画像がなかったので。
頭もよく水泳界の未来を担う八神君が野生児・十萌ちゃんになぜ惚れているのか、それは永遠の謎…………って読んでると、清四郎君と悠理ちゃんの関係みたい、と思ってしまいます。
そう思って読んでみると、あら、嫉妬深い八神君って…、そして何も気づいていない十萌ちゃんて…、と思えてなりません。
作者の佐野未央子さんは現在はコーラス本誌で新しいお話をupしているんですが、こちらも素敵なお話です。
あっ、先日、何年後かの続きがコーラス本誌で始まりましたが、八神×十萌好きの私にはちょっぴり切ない展開かも……。 -
ネタバレ 無料版購入済み
美味しそう
主人公の人間味のある感じがなんだか癖になります。所々に出てくるご飯が美味しそうでお腹が空きます。うさぎちゃんも可愛すぎるし癒されます。