あらすじ
谷 黄理子。32歳。毎朝の日課は、20年使っている“わっぱ”にお弁当をつめること。雑穀米とつけ物は、欠かせない。ちょっぴり家庭が複雑で、職場の上司にも振り回され気味だけど、毎日コツコツ。それが黄理子流。
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毎日を丁寧に生きる
一日一日を大切に生きる。食べること、人と会うこと、眠ること、笑うこと、泣くこと、怒ること。ありのままの自分と向き合い、目先のことには捉われない。そんな強い自分になりたいと思わせてくれる作品です。食いしん坊の主人公が自分と重なるのも共感が持てます。
いい!人間色々あるよねーと思いますが、ご飯は幸せに人間的に生きていく上での大丈夫だなーと思います。幸せになってほしいなー
おもしろい
健康思考で食べ物に口うるさく年寄り臭い主人公だなぁと最初は思っていたけど、読み進める内にだんだん好きになってきた。この先どうなっていくのか楽しみ。
Posted by ブクログ
日日というところから"禅"に続く内容があるのかなと
思ったのと、お弁当という大好きなキーワードで購入。
予想を大幅に上回る内容で大満足っ。
不器用で無愛想な主人公"黄理子ちゃん"が
20年大切にしている桐のワッパに詰めてきたお弁当。
物語の進行役はお弁当箱のワッパちゃん。
複雑な環境で育ったキリちゃんと、イケメンだけれど
だめんず臭をプンプンとさせつつもたまに深いところを
ついてくる弟の青太郎、主任以外はおべんとう派の会社、
大切な人のつながりが残った商店街。
作家たちの好物や作中に登場する料理を
再現してくれる「文学メシ」のお店。
素朴で愛おしい日常と体と食の密接な関係はもちろん、
キリちゃんを育ててくれた、禅寺の和尚様"方丈爺"の
1つ1つの教えと心が滋味深い。
「1日1日初めての佳き日じゃ 身軽に生きよ」
こうあってほしいと願うほど、その想いに縛られ
自分で自分を窮屈にしてしまう。
自分や人への期待をいい意味ですべて手放すことで
身軽になり、特に何があったから良い1日ではなく、
生きている日々すべて「是好日」。
心の中の澱と檻をデトックスしながら
食べて寝ることは、生きること、修復すること、
自分と向き合う大切なことだと改めて実感。
恋も動き出して今後の展開がますます楽しみ!
Posted by ブクログ
読めば読むほどに、味に深みが出てくる、健康的な美味しい漫画
見た目は綺麗とは言い難いけど、味はバッチリで栄養バランスも最高なお弁当や食事が登場する
私だけかもしれないが、読み終わった後に、雑穀米のお握りが食べたくなる
ほのぼのとはしているが、決して鈍らではない画も話のテンポを滑らかにするのに一役を買っていると思われる
人間関係も一見すれば複雑だが、軽く深呼吸をして俯瞰で見れば、肩から力が思わず抜けてしまうほどシンプル
結局、人間、意地を張りすぎれば、どこかで嫌な歪みが生じて、ふとした拍子で亀裂が入ってしまうのだ、取り返しがつかなくなる大きな傷が一気に・・・・・・
でも、その人の本音を垣間見る事ができるのも、ちょっとしたキッカケがあれば、の事なのだ
それが、作り手がプラスな気持ちを籠めた二つの意味で温かな食事なんじゃないかな、と私はこの漫画を読み終わって思った
個人的にお気に入っているキャラは、ナヨナヨした外見と自堕落気味な生活に反し、思っていたより骨太で円熟な性格と視点を持ち合わせていた青太郎さん
あと、一番に美味そうだ、と思ったのは“あるもの鍋”
干し貝柱のクズ・・・まずは乾物屋から捜さないと駄目だな
Posted by ブクログ
佐野さんらしい話。体にも優しい美味しいご飯が食べたくなった。誰かこんなご飯作ってくれないかな(笑)主人公・貴理子もだけど、この会社の人たち料理が上手すぎやしませんか?wwコミックスではモノクロだけど雑誌掲載時にはお弁当のイラストは写真とかカラーだったのかな?しっかし美味しそう(笑)読んでるとお腹が空きます。
匿名
きりこの生き方は、生きてきた環境によるものも大きいだろうけど、これからいろんな人と関わり合って生きる中で、自分らしく少しずつでも、柔和に楽しく生きれればいいよねーわっぱをくれた方丈爺を本当の親のように大事におもっているんだねー方丈爺のおしえが心身ともにきりこを支えているように、きりこも、離れて暮らしていても母親の支えだったはず。
美味しそう
主人公の人間味のある感じがなんだか癖になります。所々に出てくるご飯が美味しそうでお腹が空きます。うさぎちゃんも可愛すぎるし癒されます。
わっぱ弁当
わっぱに弁当をつめているOLの女性の食に対するこだわりや日々の事を描いたお話の第一巻。
主人公は32歳の黄理ちゃんこと谷 黄理子(たにきりこ)という女性。
スタッフ7名が在籍しているデザイン事務所で働いているOLである。
常時それぞれが複数の案件の締め切りを抱えているためランチタイムもみんなばらけている。
そのため主任の荒井さんを除いてみんな弁当派であった。
黄理ちゃんはまだ大きな仕事はまかせてもらえていない。
新婚ホヤホヤの男の人は愛妻弁当、そのほかの既婚者は手製の弁当、そのほか家族の弁当も一緒に作っている人までいる。
そんななかで黄理ちゃんのおべんとうは一貫して雑穀米と漬物が必ずあるということが会社の人たちにも知られているのだった。
彼女がもうひとつこだわっていることは、わっぱにおべんとうを詰めることだ。
仕事終わりには7つ下の弟が時々家に来て彼女の作ったご飯を一緒に食べていく。
そんな弟は数年前にクビになってから兄弟にとって血筋の上では母親に相当する女の人の家に住み着いている。
黄理ちゃんと弟の青太郎とは父親違いの兄弟だった。
そして黄理ちゃんは小さいころから禅寺で暮らしていたという事情があった。
そして彼女たち兄弟の母親は谷原紅子という名のよく知られた女優だった。
自分勝手で娘を禅寺に預けたのに一緒に住んでいた息子がグレ始めるとその世話のために連絡をとってきた。
そしていまだに黄理ちゃんを呼び出しては自分の所望する料理を作らせたりする。
それをするのも周りの人間が作る料理が気に入らないという理由からだった。
そんな母親に愛想をつかしきれずに結局作ってしまう黄理ちゃん。
好きな作家の本の装丁が決まっていてウキウキしていたがその作品が今度あの母親主演で映画化することを知り思わず依頼を断ってしまう。
なんとなく家庭事情を知っているらしい荒井さんからの厚意らしいが気に入らない。
しかしそれでも仕事に取り掛かるのだった。
少し浮世離れした雰囲気がある女性だなぁと思ったが生い立ちを知り納得。
これから仕事や家族のことがどう動いていくのか楽しみ。
日日べんとう
好きな作品です♡
曲げわっぱに詰められた、体に良さそうなお弁当。
出てくる登場人物のバックボーンもそれぞれ描かれていて。
何度も読み返してきた作品です。
Posted by ブクログ
数年前から食に関する漫画が書店で多数見られているが、少し凝った料理や家族関係が複雑、主人公がどうしようもない料理ベタか料理をしないと気が狂いそうになる超人か、必要に迫られてただ料理している人かという風に題材の選択肢は結構限られていた。これを払拭するべく精進料理っぽかったり、恋愛に絡めたり、特殊な職業に就いてたり、料理だけで終わらないような漫画も増えてきたので読んでいて楽しい。
この漫画は家族との関係性とか、仕事のこと、自分の考え方も関わってきて、生きるとは・食べるとはというシンプルなテーマにプラス人間味ある主人公の日々が入ってきて面白い。
寺に預けられていたもんだから、食べるものは自然派なのかな?と思いきや、食べたいものを食べたいように食べるのは見ていて気持ちがいい。これから、お母さんとの関係がどう変わっていくんだろう?
料理漫画って、今まで避けてきたことから逃げずに大体主人公は立ち向かうものなんだろうか・・・
Posted by ブクログ
体に良さそうなお弁当やご飯が出てきて、マネ出来たら素敵だなと思いつつ読みました(*´∀`*)後半で出てくるウサギのココちゃんがまた可愛い!主人公と上司の関係性の行く末も気になる(*´ω`*)
Posted by ブクログ
またご飯漫画か…けど面白そう、もとい美味しそう、と手に取った。で、面白い。けど、一話と二話以降、若干設定違う?主任は事務所立ち上げたの?入社したの?その辺がよくわからんなった。
お弁当漫画だと思って…
お弁当漫画だと思って、最初は確かにそういう流れだったんですが、途中から恋愛要素濃くなり、期待していたお話ではなくなってしまったけど
きれいにまとまって終わったと感じました。好みではないですが、のんびりとしたお話でした。
Posted by ブクログ
最近はやりのグルメ系日常コミックです。 お寺で育った地味な粗食女子がデザイン事務所の上司と!?すごくゆったりした空気感が漂う漫画。日常に疲れた時に読むと癒されます。 手間暇かけたご飯を作りたくなる!!
Posted by ブクログ
幼少の頃に受けた食育ってやっぱり大事なんだな。
お弁当をはじめ、こんな健康的な食生活、最近トンとご縁が無いや☆
黄理子さんはいつかお母さんと主任に素直になれる日が来るといいな。
無料お試しで
お試し一巻を読んだが二巻目を購入することは無い。
主人公が余りに可愛げと魅力が無さ過ぎる。主人公が坊主の教えに習い手間暇かけて必要な栄養と満足を得ているのはわかる。わっぱのナレーションと主人公の人物像が合わない。余りにもガサツ過ぎる。ニンニク、ラッキョウなど臭いのある物は迷惑になるので弁当には入れないと習ったが、それらを何が悪いとオフィスに持ち込み、臭いはおろか息まで臭いと言われているのに歯磨きしない。イケメン上司の頭に食べ終わった梅干しのタネを吐き当てる、寝ている上司の鼻の穴にワサビを詰め込むなど、坊主に受けた食育とは?同じ様なキャラクターはよく有るかと思うが微笑ましさが無くギャグにもなっていない。
過労で上司入院、上司のウサギ預かり健康食で飼育したら上司が感動、何故か抱きしめられてポッとなる。何処にフラグがあったのか不明。母親や弟との関係も同じく曖昧、母親は大女優だが放置され家政婦扱いされたけど姉弟揃ってそんな母親を許容している。
タイトルに弁当が入ってるが期待するような健康的な弁当レシピや描写は非常に少ない。
不愉快キャラ
なんかもう主人公が不愉快キャラ過ぎて、作者に説教されてる気分になる。
あと食をテーマにしている割にはお弁当のメニューがあまり栄養バランスよくないのもひっかかる。