岡崎武志のレビュー一覧

  • 蔵書の苦しみ

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    2013年8月10日 2刷、カバスレ、帯なし
    蔵書は健全で賢明でなければならない!
    2014年2月28日鈴鹿白子BF

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    2014年03月02日
  • 蔵書の苦しみ

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    本の処分は、スペースの問題だけでなく、自分に必要なものを見極めて新陳代謝をはかり、知的生産を滞りなく行うことにつながる。必要な本がすぐ手に届くところにあるのが理想。

    著者は2011年春に2000冊処分したが。しかし、効果がなかったため、秋には古本屋に欲しい本を持って行ってもらった。西荻窪の音羽館に売った本は1200冊ほどで、40万円になった。

    「退屈男」こと関田正史氏が自らに課したスローガン、蔵書を段ボールに入れないこと、背表紙を可視化することは、もっともだ。

    作家の吉田健一は、書棚には500冊の本があれば十分というのが口癖だった。篠田一士は「読書の楽しみ」で、3度、4度と読み返すことが

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    2018年10月31日
  • 蔵書の苦しみ

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    自室の本棚を整理する必要に迫られる中、つい手にした本。自分とはまるで桁違いの本狂いたちの生態。どう考えても一生かけても読み切れない量の本を持ちながらも買うことを止められない。本を買うのに忙しくて読む暇が無いなんていう本末転倒ぶり。幸いそこまで病気は進行していないのだが、それにつけてもスペースの欲しさよ…。

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    2014年01月30日
  • 蔵書の苦しみ

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    私も本は好きだけど、ここまでではないなぁ。と半分呆れながら読んでしまった。
    本が側にないと不安で仕方ないという気持ちは良く分かります。
    でも、家を壊す程には…
    自分の家も、蔵書の重量を考えなきゃ、と反省しました。
    勉強になる、という本ではなく、笑い話として読むには最高です。

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    2013年10月24日
  • 蔵書の苦しみ

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    断捨離にはまって処分(古本屋に売ってます)することに快感覚えるようになってから、本棚自体を持たない生活をしてますけど、本来は本がずらりと並んだ様が大好物です。本棚を見るのが好き。大量の本を積み上げた部屋を見るのが好き。だからこういう本には目が無いです。

    万単位の本を持つ蔵書家の方のぜいたくな悩み。「苦しみ」なんてタイトルになってるけど、自慢話でいいと思います。ニヤニヤしながら「いやぁ困った困った」って言ってるみたいな。実際、うらやましいもん。地下に書庫とか。あふれる本の山と格闘し、時に処分という悲しい別れも乗り越えて、知識欲に貪欲に本を買い続ける様は豪快で気持ちいい。こっちまで豊かな気分にな

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    2013年09月15日
  • 蔵書の苦しみ

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    本ってあっという間に増えちゃうんですよね。実家に置いていた本なんて親から捨てられちゃったよ。アナログレコードも、CDも。音楽メディアも同じ悩みがあります。本書にも書かれていますが、結局一番良いのは中古で売ることなのかな。たぶん、そうなんだしょう...。

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    2013年11月03日
  • 蔵書の苦しみ

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    タイトルが素晴らしい.
    私も以前引っ越しで本を所有することの苦しみをかなり強く味わったので,
    思わず手にとってしまった.

    本を読み進めるうち,著者の苦しみは私なんぞの比ではないことがひしひしと伝わってくる.

    けれども冷静に考えれば,この苦しみは,読めない量の本を所有欲にまかせて買い込めば当然の帰結とも思われる.土地の高い東京でものを集めだすとこれは地獄である.

    私自身はそういう状態にいたる前に,本に対する所有欲をなくさざるを得なかったというのは逆に幸せかもしれないとも思ったりした.逆説的だけど.

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    2013年08月25日
  • 蔵書の苦しみ

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    自分の過剰な蔵書の苦しみをどこか嬉しそうに語り、同病者の様子もレポートし、結局処分するしかないとの当たり前の結論に至っている。この病につける薬は、無いようで、困ったもんだ。

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    2013年08月16日
  • 蔵書の苦しみ

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    大量の蔵書に圧迫され、持つ苦しみもあれば、手放す苦しみもある。そんな蔵書にまつわる苦しみと、その逃れ方、の本。強がりも含めながら、手放して、新陳代謝をよくするのだ、という話。
    人は、自ら発する熱が放熱が遅ければ暑さを感じる。放熱が速すぎれば寒さを感じる。本の出入りも、同じようなもんだ。
    蔵書の絶対量は問題ではなくて、本人にとってそれが適切かどうか、というのが重要で、読み返せる本が適度かあればいい、と。そりゃそうだ。
    自炊電子書籍は、紙本好きの蔵書の苦しみには、何の解決にもならないという。同感である。気に入った本は紙で残しておきたい。そう思った時点で蔵書の苦しみは再開する。そもそも僕は自炊本のも

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    2013年08月01日
  • 読書の腕前

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    こちらは、娯楽としての読書の方法を書いた本。

    楽しく読めたが、紹介されている本は、一世代古い印象で自分の好みとは合わなかった。

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    2013年06月21日
  • 読書の腕前

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    飛ばし読みだが、共感できるところが多かった。書評家?としての岡崎は僕と世代的にも近く、新潮文庫や文春文庫の第三の新人世代作家に親しみを持つというところで共通。庄野潤三についてだけは、僕は今まで縁が無かったが、岡崎にとっては一番の作家だという点が気になる。

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    2018年10月14日
  • 読書の腕前

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    読書で何かを得よう、などという下心が全くない著者の本好きぶりに好感を持ち、また共感した。
    読書の快楽は本を読まない人には伝えにくいのだが著者はおそらくそれに成功しているだろう。本を読まない人がこの本を手に取ればの話だが。

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    2009年10月04日
  • 読書の腕前

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    著者の読書好きは中々のもので、私も本を読むのは好きな方だが、足元にも及ばないとただただ思うばかり。
    いつか読みたいと思うものも何点かあり、また開こうと思った一冊。

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    2009年10月04日