【感想・ネタバレ】蔵書の苦しみのレビュー

あらすじ

著者は2万冊を超える蔵書の持ち主。時々まとめて古本屋に引き取ってもらうが、売ったはしから買ってしまうので、一向に減ることはない。そんな、つねに蔵書の山と闘い続けている著者が、煩悶の末に至った蔵書の理想とは?――「本棚は書斎を堕落させる」「血肉化した500冊があればいい」「自分の中で鮮度を失った本は一度手放す」「トランクルームを借りても安心するべからず」など、本といかに付き合うかの知恵が満載。

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ネタバレ

私のような気になる本を買い漁ったり、好きな作家さんの新刊を追いかけるだけの人間でも本棚はミチミチになっていくので資料必須な物書きさんや古書マニアの方の本の増え方は尋常ではないだろうなと・・・。
教訓5、6、10、11にウッとしていましました。

9のトランクルームとか、お金あったらやりたいなーとか思っていただけに心に刺さりました、
本好きというより本を蒐集する癖のある人だったら刺さりそうな話が満載でした

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2022年06月09日

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面白かった!人の経験てほんとに他人事だから面白いし、参考にもなるね。自分で把握出来なくなったら手放すのも仕方ない。結局読み返す本て少ないんだよな。

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2021年10月05日

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ネタバレ

『部屋にいるとギギギギ、ギィーって音がするようになって、ある日本を紙袋ひとつ分買ってきて、仕事部屋にポンと置いた。その瞬間に、床が落ちた。』なんか人ごとでないような気がする。ウチは団地だけど、大丈夫かな?

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2017年11月12日

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本好きのあるあるがいっぱい詰まった本。読んでいてとにかく楽しいし、吹き出して笑ってしまう部分も有った。色んな本も紹介されていて、本にまつわる本としては是非読みたい本である。

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2016年02月01日

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拙著「本で床は抜けるのか」と同じテーマを扱った本を再読。長年、本に特化して執筆してきた岡崎さんだけに蔵書の数は大変に多いし、本に関しての蘊蓄も膨大だ。体当たりルポ的なテイストの拙著とはアプローチがまったく違う。岡崎さんのはある意味、名人芸。参りました。師匠と呼ばせて下さい。

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2015年04月03日

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タイトルの通り。
苦しみまくっている人々のものすごい話たくさん。

自分も悩みを持っているが、ここに出てきている人たちの
桁は違う。
あるマンガ評論家の自宅から搬送された書籍は、段ボール箱で
4500箱!!

著者は自分の蔵書を自分で古本屋を一日だけ開いて
処分してしまったが、これも画期的な処分方法かも。
(第三者に古本屋として展示する本を選んでもらっているときの、
著者の葛藤が何とも言えずわかる感じ)。

今の古本の高値の作者は、後藤明生、田中小実昌、小沼丹など
だそうです。

本好きは、是非!

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2013年12月16日

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"本好きの悩み事、蔵書をどう取り扱うか?に挑んだのが本書。
本との格闘をいろいろな先人のつわものを訪ねて解き明かす。
理想の書棚への志望と憧れ。"

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2018年10月28日

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タイトルに惹かれ、読み始めたけど、とても同感できる部分がたくさん。どんどん落ち始めている自分の周りの本たちをつい見てしまった。

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2015年04月06日

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文筆業という職業柄もあいまって、多数の蔵書を誇りせっかくの自宅地下室の書庫も迷宮状態の著者が書く、「蔵書論」。

著者自身があとがきで書いているように、本書は「蔵書の苦しみ」をさんざん味わいながらも、いつまで経っても蔵書との本格的な別れの道を選ぶことができない自分自身への言い聞かせの書でもある。

本が家を破壊する、保管には金がかかる、火事で燃えてしまっても平然としている蔵書家もいる、多すぎる蔵書はかえって機能的でない・・・
などなど、蔵書が多すぎることのデメリットを、様々な実例を引きながら面白おかしく書き連ねているが、

結局のところ、本書執筆時点で著者が処分できた本は全体の5~7%くらいで、それどころか自分で思っていたより蔵書が多かったことを誇らしげでもある。

三つ子の魂百までというやつで、この人はたぶん死ぬまでこのままだろう。
そして、この本を読んで蔵書あるあるに共感しまくっている自分も。

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2014年04月29日

Posted by ブクログ

集める本の数がものすごい。
すごい話がたくさん出てくる。

夢中になれるものを持つってうらやましいなあと思うが、大変そう…

私はそんなに本自体には愛着はないなあ。
電子書籍より紙の本の方が好きだけど。

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2015年09月21日

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人ごととは思えない。結局のところ本を処理する方法はひとり古本市しかないということであろう。しかしいろいろな人の助けで古本市を開いても結局本棚10棚分しか処分できないということはかなしいことである。
 自炊かKindlしかないということか。

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2013年11月03日

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本の整理には悩まされているが、世の中にはもっと凄い人がいるものだわと安心できる。それではいけないのだが…
気に入ったのは以下の一文。
「三度、四度と読み返せる本を一冊でも多く持っている人が真の読書家(P163)」

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2013年11月02日

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蔵書には、本を買う楽しみ、読む楽しみ、愛でる楽しみ、
分類整理する楽しみ、売る楽しみ他いろいろあることが分かります。

その楽しみ優先順位をつけて実践する過程で
楽しみが苦しみに変わっていくのかも。
まあ、本につぶされちゃったらお終いなのですが。

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2013年10月17日

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電子書籍が普及し始めたとき、これで本棚がすっきりすると安堵した覚えがあるが、結果はさらに紙の本が加速度的に増えてしまった。やっぱり紙の本のほうがずっといいですね。漫画は元々紙質も悪いし、無駄にかさばるので、電子書籍で買っている。

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2013年10月14日

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2万冊超の本に苦しみ続けている著者が、格闘の果てに
至った蔵書の理想とは?
・蔵書は健全で賢明でなければならない
・多すぎる本は知的生産の妨げ
・本棚は書斎を堕落させる
・自分の血肉と化した500冊があればいい
・机のまわりに積んだ本こそ活きる
など14個の教訓。

面白い。嗜好は異なるもの相通じるものがある。
蔵書の苦しみは、のろけでもある。同病相哀れむ、愛書家
にはのろけ話を聞きながらあるあると楽しめる本である。

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2013年07月23日

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読書の腕前から続けてこちらを読んだ。読書欲・所有欲のままに蔵書を増やし続けた苦悩が…。読書の楽しみは人それぞれであるけれど、蔵書管理の大変さ、処分の苦悩は、大体誰も似たり寄ったり。
一般庶民は、読書の消化ペースを考えて、冊数や使う空間の限度を決めて紙の本とは付き合わないといけないですね。
本は本当に嵩張るし、重いし。

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2025年12月06日

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とにかく恐ろしい本です。本の重さで床が抜けてしまった話や、地震によって家のなかがカオス状態になった話など、これまで目を背けていたことに直面させられるわけですから、じっさいのところ、読んでいてこんなに怖い思いをした本はありません。

「ふつう、家を建てる場合、床の積載荷重(床に負荷がかかる重さの許容範囲)をだいたい一平米当たり百八十キログラム以内、と見積もります」「大雑把に四六判の単行本一冊の重量を四百グラムとして、コクヨのスチールの本棚五段に収納できるのが約二百冊。それだけで八十キログラム。前後に列に並べるとその倍。本棚そのものの重量が別にかかる」というくだりを目にした時には、ほんとうに冷や汗が出る思いがしました。

本書に登場する猛者たちにくらべるならば、私自身の蔵書量はまったくささやかなものにすぎませんが、そうはいってもやはり心配になってしまいます。これはもちろん蔵書家たちへの敬意を込めていうのですが、自分は絶対にここに書かれているひとたちのような羽目には陥らないようにしようと、心に誓いました。

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2023年05月12日

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蔵書家の蔵書家による蔵書家のためのエッセーです。私の蔵書も家内からは白い目で見られていますが、まだまだ可愛いものです。

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2014年11月16日

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分かる分かる、と思いながら、自分はどうやって理想の蔵書をつくるか考えてしまった。

・本以外の処分
・デジタル化しているものの処分
・旬が過ぎた本の処分
・程度が低い(一度読むと再読の必要が無い)本の処分
の順番かな。でも、本の背が見えるように整理するのはこれだけでは無理だろうな。

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2014年06月23日

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2013年8月10日 2刷、カバスレ、帯なし
蔵書は健全で賢明でなければならない!
2014年2月28日鈴鹿白子BF

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2014年03月02日

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本の処分は、スペースの問題だけでなく、自分に必要なものを見極めて新陳代謝をはかり、知的生産を滞りなく行うことにつながる。必要な本がすぐ手に届くところにあるのが理想。

著者は2011年春に2000冊処分したが。しかし、効果がなかったため、秋には古本屋に欲しい本を持って行ってもらった。西荻窪の音羽館に売った本は1200冊ほどで、40万円になった。

「退屈男」こと関田正史氏が自らに課したスローガン、蔵書を段ボールに入れないこと、背表紙を可視化することは、もっともだ。

作家の吉田健一は、書棚には500冊の本があれば十分というのが口癖だった。篠田一士は「読書の楽しみ」で、3度、4度と読み返すことができる本を1冊でも多く持っている人こそ、正しい意味での読書かであると書いている。

出版社の羽鳥書店社長が、往来堂に毎日のように通って買い続け増えすぎた蔵書を、古書ほうろうにバックアップしてもらい、一人古本市を催した。著者も3日間の一人古本市を催して3000冊近くを処分した。

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2018年10月31日

Posted by ブクログ

自室の本棚を整理する必要に迫られる中、つい手にした本。自分とはまるで桁違いの本狂いたちの生態。どう考えても一生かけても読み切れない量の本を持ちながらも買うことを止められない。本を買うのに忙しくて読む暇が無いなんていう本末転倒ぶり。幸いそこまで病気は進行していないのだが、それにつけてもスペースの欲しさよ…。

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2014年01月30日

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私も本は好きだけど、ここまでではないなぁ。と半分呆れながら読んでしまった。
本が側にないと不安で仕方ないという気持ちは良く分かります。
でも、家を壊す程には…
自分の家も、蔵書の重量を考えなきゃ、と反省しました。
勉強になる、という本ではなく、笑い話として読むには最高です。

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2013年10月24日

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断捨離にはまって処分(古本屋に売ってます)することに快感覚えるようになってから、本棚自体を持たない生活をしてますけど、本来は本がずらりと並んだ様が大好物です。本棚を見るのが好き。大量の本を積み上げた部屋を見るのが好き。だからこういう本には目が無いです。

万単位の本を持つ蔵書家の方のぜいたくな悩み。「苦しみ」なんてタイトルになってるけど、自慢話でいいと思います。ニヤニヤしながら「いやぁ困った困った」って言ってるみたいな。実際、うらやましいもん。地下に書庫とか。あふれる本の山と格闘し、時に処分という悲しい別れも乗り越えて、知識欲に貪欲に本を買い続ける様は豪快で気持ちいい。こっちまで豊かな気分になります。欲を言えば、写真点数がもっと欲しかった。著者の本棚もっと見たい。

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2013年09月15日

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本ってあっという間に増えちゃうんですよね。実家に置いていた本なんて親から捨てられちゃったよ。アナログレコードも、CDも。音楽メディアも同じ悩みがあります。本書にも書かれていますが、結局一番良いのは中古で売ることなのかな。たぶん、そうなんだしょう...。

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2013年11月03日

Posted by ブクログ

タイトルが素晴らしい.
私も以前引っ越しで本を所有することの苦しみをかなり強く味わったので,
思わず手にとってしまった.

本を読み進めるうち,著者の苦しみは私なんぞの比ではないことがひしひしと伝わってくる.

けれども冷静に考えれば,この苦しみは,読めない量の本を所有欲にまかせて買い込めば当然の帰結とも思われる.土地の高い東京でものを集めだすとこれは地獄である.

私自身はそういう状態にいたる前に,本に対する所有欲をなくさざるを得なかったというのは逆に幸せかもしれないとも思ったりした.逆説的だけど.

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2013年08月25日

Posted by ブクログ

自分の過剰な蔵書の苦しみをどこか嬉しそうに語り、同病者の様子もレポートし、結局処分するしかないとの当たり前の結論に至っている。この病につける薬は、無いようで、困ったもんだ。

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2013年08月16日

Posted by ブクログ

大量の蔵書に圧迫され、持つ苦しみもあれば、手放す苦しみもある。そんな蔵書にまつわる苦しみと、その逃れ方、の本。強がりも含めながら、手放して、新陳代謝をよくするのだ、という話。
人は、自ら発する熱が放熱が遅ければ暑さを感じる。放熱が速すぎれば寒さを感じる。本の出入りも、同じようなもんだ。
蔵書の絶対量は問題ではなくて、本人にとってそれが適切かどうか、というのが重要で、読み返せる本が適度かあればいい、と。そりゃそうだ。
自炊電子書籍は、紙本好きの蔵書の苦しみには、何の解決にもならないという。同感である。気に入った本は紙で残しておきたい。そう思った時点で蔵書の苦しみは再開する。そもそも僕は自炊本のもとを手放していない。死ねば持っていけなくなる、ぐらいの無常観を持つしかない。死ねば関係ないから持っておこう、ともなるのだけど…。
僕には苦しむほどの蔵書はないから、そんなふうに思えるのかもしれない。だから蔵書の苦しみを持つ人たちには、苦しくてよかったね、と声をかけてあげるのが一番いいのだろう、と思った。

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2013年08月01日

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