青池保子のレビュー一覧
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購入済み
月日のたつのは早いです
久々のZさんとの再会がこのような形になるとは、あー電子書籍で読むとは、という意味ですが、ともあれ、感無量であります。
イラストも沢山あったし、短めのエッセイ漫画も楽しめたし、まったくもって、嬉しい限りです。
しかし、初めてZさんに出会った時は同い年くらいだったのに、ウチの息子もほうがすでにZさんの年を超えているとは…やはり、感無量ですね。 -
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『ガラスの仮面』しかり、『王家の紋章』しかり、数十年規模で長く続いている少女マンガは、熱心なファンがいる一方で、きっかけがないとなかなか入りづらいかもしれません。本作もそんな著名タイトルの一つですが、こちらは青年マンガをよく読む人や男性にも、ぜひ手に取ってみてほしい一作。物語のメイン要素は、東西冷戦を背景としたスパイアクション。主人公のひとりは硬派で堅物でワーカホリックなドイツの情報将校。彼の行動にもうひとりの主人公ーー美しいものを愛する大泥棒「エロイカ」が絡むことで、軽妙なコメディとしても成立しています。個性的なキャラクター、美麗で緻密な描き込み、細部まで計算されたストーリー、洒脱な台詞回し
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よく続いた
初めは伯爵と取り巻きの美青年がメインでジェームズ君も美青年の一人だったのに当時は西ドイツのNATO軍の少佐が東西冷戦の後期ソ連や東ドイツのスパイと戦い伯爵がその間に盗んだ美術品が西側に有益な情報のキーになるというストーリーが続いたけどソビエト崩壊後相手が中東世界のテロリストに変わり少佐がロシアのスパイと共同戦線を張るようになった。青池保子には最近のロシアやイスラム原理主義グループの動きを取り入れたストーリーを是非描いて欲しい。
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青池先生の名作「修道士ファルコ」の連載が再開している!のですが、
完全新作となるのは第3巻で、2013年9月(今月だ)に刊行されます。
この1・2巻は版を改めたものなので従来のコミックスをお持ちの方には重複部分があります。
私は文庫で読んでいたので少し大きなコミックスで読めるのもうれしかったです。
1巻には中世フランス・ロワール地方を舞台にした修道院のネズミ被害と偉大なる猫のお話「笑い猫の肖像」を初収録(12頁の短編だけどすごく面白い)、2巻ではファルコとドン・ペドロとの再会と傲慢だった修道士マティアスがまるで乙女に生まれ変わる??お話「地の果てへの旅」が収録されています。アルカサル外伝にも載 -
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小学校時代、マンガから卒業した従姉からもらった膨大なマンガの中に「七つの海 七つの空」と「エル・アルコン-鷹-」があったはずなので、これを読んだのは、多分、小学4年生位だと思います。30年ぐらい前ですねぇ。
「エロイカより愛をこめて」は、もう読んだことがあったけど、イマイチおもしろさはわかってなかったのです。
多分、1話だけ読んでたんだと思います。
そのせいで、これもはじめは敬遠していたのかな。でも、読んでみたら「七つの海 七つの空」は、夢中になって読みました。食わず嫌いは、本当にいけませんね。
これ以降、青池 保子を読むきっかけになった1冊です。
で、「エル・アルコンー鷹ー」は、さらに -
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「NO.22 聖ヨハネの帰還」
ああ~やっと完了・・・長かった・・・ような気がする
新刊がでるたび、シリーズの最初から読みかえさないと内容が
思い出せないのだ・・・
今回も買う時に店員さんに「これ新刊ですよね?」って聞いてしまった
だって、なかなか出ないと、何巻まで出ていたかがわからなくなるのだ
で、店員さんは笑顔で「はい。8月30日発売です」とのこと、ありがとう。
今回は2編、番外編が収録されていた。
なかでも「コッツウォルズの手稿本」はおもしろかった!!
伯爵のご先祖様の話をからめた内容で、短編ながらもとてもおもしろかった
うんうん、こうゆう話は好きだ~~
美術品泥棒だけど、そうそう -
Posted by ブクログ
2年半ぶり、エロイカ新シリーズ♪ああ、嬉しい♪番外編?聖夜の善き訪問者たちクリスマス休暇に、ミスターLが孫娘をつれて、ロンドンからボンへ!さらに、スイスに隠居している父上が回顧録作成のためにボンへ!少佐大ピンチ!!番外編?古城販売作戦引き続き、父上からの厳命で、知人の古城を面子保ちつつも、良い条件で販売せよと。悩む少佐に、からむ伯爵とマダム。さてどうなる??NO.22 聖ヨハネの帰還新シリーズスタート!NATO創設60周年記念クイズからスタートする本編。確かに、世界地図は年々変わり、KGBもどこへやら・・・しかし、いつまでも変わらぬ少佐と伯爵に心癒されるワタクシです。