黄文雄のレビュー一覧
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購入済み
雑感
深くアジア、特に中国、韓国の歴史に根ざした日本との関わりを客観的に分析し、公平に論破された作品に敬意を表するとともに、自国の歴史認識を主張出来ない日本に怒りと失望を感じます。
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黄 文雄さんは、台湾人で日本在住の評論家です。
本書の内容は、かなり過激な内容になっていますから、人によっては好き嫌いが二分するのではないかと思い、あえてフリートークでの投稿にしました。
先日、YouTubeでラジオ録音がアップされていて、その中でタレントの武田鉄矢さんは、著者を絶賛してしておられました。内容に過激さが窺えるけれども、全て確かな文献を参考に書かれているからぶれがなく真実味があり信用できるとおっしゃられていました。
台湾人故本人は、第三者的な立場に立って本書を執筆しているそうです。だから、韓国及び日本の恥部までもあからさまに書かれていました。
巻末の「おわりに」の中で、「 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの本がどこまで信頼できるのかは、わからないが、ほとんどを信じるならば、衝撃的な本だった。ところどころ、論理的でなく感情的に描かれたであろう記述もあり、そういうところは、必死で伝えたいのだろう、という筆者の気持ちの表れのようにかんじた。
この本の、病的な懐古主義について記述されているところが、特に気になった。はるか昔に書かれた「五経」を信じるあまり、それを批判する精神を喪失させ合理主義精神を失わせ、権威に対する懐疑と犯行の精神を失わせると共に、古代社会とその政治制度に対する情景の心情を生み、現体制を維持する保守主義精神を育む。そして、その保守主義精神は、過去を理想化してたたえる思惟方式と -
Posted by ブクログ
昨今になってやっとこさ日本人においても、中国人の恐ろしさが、現実問題として認識されてきたものであるが、この本は台湾人である著書が平成24年に著したものであるものの、現代における中国人の捉え方としても、遜色ないものとして納得できるものであろう。
中国人が自己中心的で、他者を蔑視するのは、彼らが、歴史を自身こそが正統として形成してきたことを考慮するに、まさにその血肉に染み込まれていることは、皮肉なことに彼ら自身が、証明しているようにも思えてきた。
そういう民族であることを、隣国である日本として認識しなければ、既に戦争するまでもなく侵食されつつあることに懸念せざるを得ない。
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Posted by ブクログ
朝鮮半島の文化歴史について知りたくて読書。
タイトル通り、痛烈な韓国批判本。それを踏まえて読むといい。
韓国と北朝鮮に共通するファンタジー史観はどこから来るのか。さらに特に韓国で強いウリジナル発想はなぜ生まれて恥ずかしげもなくこんなトンデモな論を口にできるのか。
本書を読むと朝鮮半島の歴史に悲哀と同情を覚えてしまう。しかし、何人たりとも過去は変えることはできない。ファンタジーにする必要もない。
常々思うのが現代韓国は過去の歴史を振り返ると朝鮮半島の国家史上もっとも発展を遂げている。これだけでも十分誇れると思うのだが、コンプレックスの裏返しと考えられる言動、現象が後を絶たないのが残念でな -
Posted by ブクログ
タイトルは挑戦的過ぎて、あまり良いとは思わない。戦争が正しいというのはやっぱり引っかかる。どこがどう変わったって、たくさんの人たちが死ぬのだ。
それでも言いたいことはわかる。
常々考えるのだが、じゃあ、あの時期あの環境でどうすることが正解だというのだ。その検証をしないと、同じ状況が起きた時に、より良い選択ができるのか。
つまるところ、日本だけが頭を下げ続ける必要は全くなく、むしろ、他国とはかなり違う目的で戦ったのであり、それが西欧列強には受け入れられなかった、有色が白いのに対等に向き合えると突きつけられた、そういう面を敢えて取り上げない。
間違っていたのは、戦争に負けたことだけ。
普段 -
Posted by ブクログ
面白かった。中国が「わかる」。
中国の詐に対して日本の誠。
近現代戦争の真の原因は、中国人の夷狄視による懲罰戦争。殺し合いこそ中国の本質。中国だけは「侵略」がない。それは教化であったり、そもそも天下あまねく天子のものであるから、侵略などありえない。天子は天より天下を授かった唯一のものであるから、人心や民意など関係ない。縛られることもない。天命が変われば易姓革命が起きる。
詰まるところ匪賊による略奪、暴力の歴史を正当化しているだけだ。
古典すら偽書。
もっぱら古典曲解と文書偽造に頼る領土主張、欲しいものを全て手に入れるための情報操作。
心は野蛮人のまま。力しか、信じない。
極端に世俗化した民族で