キヅナツキのレビュー一覧
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立夏と真冬
初めての4人によるライブ翌日。多くの人が彼らの音楽の熱量に刺激を受けていた。それぞれの人間模様が愛おしい。
バンドの名前の命名もここでやっと。
いつも立夏に庇ってもらっていると思っていた真冬は実は芯のしっかりした聡明な男の子で、彼の方から立夏に告る。いや、ライブ後の立夏のキス(告白)に応えて、なのかな? 兎にも角にも両想い。バンド内恋愛という事実に狼狽える立夏が笑えます。
久しぶりにチャイコのヴァイオリン協奏曲を聴きたくなった、雨月を思いながら。 -
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引き返せない秋
秋彦を変えたのはやっぱり春樹。秋彦の中で再び音楽が鳴り出します。
雨月を思うと私は泣けて仕方がない。引き留めた手が離れていくのを見るたび、雨月の涙顔を見るたび、号泣してしまいます。真冬が敏く、いつのまにか成長しているのに驚きます。彼の伝える歌(言葉)が、それぞれの心を動かし、恋の決着へと誘って行きます。読み応えのある巻でした。
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真冬を思う
「愛する人がこの世から消えてしまったら、それをどう表現すればいいのだろう」
真冬の押し込められた感情が音楽とともに放たれた時、その寂しさに心が締め付けられる思いでした。
漫画には音楽がありません。それなのに、音が体にまで響いてくるような錯覚にとらわれました。
雨月のいう「才能の与えられた人間」は、だから幸せであるとは限らない。 -
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絵が素敵
魂が躍動するような音に触れてしまったら、もう恋に落ちるしか仕方がない。何度も何度も読み返しています。春樹や秋彦の、お兄さん的な配慮がほのぼのと微笑ましかったです。楽器のイロハを教えてもらっているようでわくわくしました。けれど、真冬が繰り返し見る夢に私はすくんでしまう。どれだけ切ない過去を担ってきたのだろう。どうか音楽が彼らを導いてくれますように。心が解き放たれていきますように。
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困りました、面白い。
まさか由紀の曲を手掛けることになるとは思わなかった。立夏は柊たちのサポートに入ることにし、共に音楽する。尊重し合い、抗い、没頭していくが、真冬は疎外感を持ってしまう。昔と同じだ。今度はどういう解決をするんだろう。次のコミックの発売が待ち遠しいです。
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続きが読みたくて仕方ない
とりあえず興味があって、でも出た時から追ってなかったから気後れして手を出せなかったけど、とりあえず一巻買って読んだら続きが読みたくて仕方ない!とりあえず興味がある人は買ったら良いと思いました。
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最高です
雨月と秋彦の、ふたりともお互いが好きなのに、近づきすぎるのも、離れるのもできず苦しい関係を終わらせることができて良かったなと思います。だけど、雨月の最後の「別れ話をするんだろ?」ってところで涙が止まりませんでした。雨月も幸せになってね!!!!秋彦と春樹も幸せになってね!!!
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切ない、、、
雨月くんの、複雑な心境がとても丁寧に繊細に描かれていて感動しました、、、!!!
突き放すのに追いかけてきて欲しいみたいな、裏腹な気持ちがとても切なくさせてきます!
読んでる側もきゅっとなります!!!!! -
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リンクス
ギヴンでキヅナツキ先生の絵柄やストーリー性にハマり、こちらの作品も読ませていただきました。
絵がかわいいとかかっこいいとかよりも、とにかく綺麗!ストーリーも心に来るものがあって素敵でした!