藤原カムイのレビュー一覧
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購入済み
長かった!
最終巻。なかなかの読み応えでした。なんか、回収できてない(しなかった?)伏線があるような、ないような。若干スッキリしない感もありますが、面白かった。
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ネタバレ最終巻です。ゾーマ戦がこの1巻で収まるのかよ!と思ったけど、かなりハイペースで進んでますがこんな感じなんでしょう。アリアハン編の獣王グノンより強いのかと読みましたが、めちゃくちゃ強かった。グノン戦があんなに長引いたのが今となっては意味不明だ……。
ゾーマと戦いながらもモブのみなさん(というか)とかルビスとかの行動が並行しながら話が進んでいく感じ。折り返し地点ではマンガじゃなく小説の文章になっている部分があったんでびっくりした。こういう不思議な演出はびっくりします。この巻だけで済んでよかった(多用したら困る
アニスの犠牲もあってゾーマを倒したようなもんですが、ここで彼女がいなくなるのは予想外 -
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ロトの紋章最終巻。ぶ厚い。
ゾーマとの最終決戦の舞台はロンダルキア。明記はされていないけれど、そうでしょう。そういうことにする。
圧倒的な力でアロス達を蹂躙するゾーマ。全ての滅びへと突き進もうとする彼を止めたのは、アニスの犠牲。
アロスとアニスの姉弟の別れから始まった物語。二人がすれ違い、敵対し、めぐり合い、手を取り合って大いなる災いを打倒する。その物語の中に、再びの別れが待っているとは思わなかった。己の身を捧げる彼女の決意は、正直よくわからないけど、読み返してみたら理解できるのだろうか。
アロスとアニスだけでなく、ルビスとゾーマ、ベゼルとレーベン、リーとユイ、多くの共鳴する関係性が描か -
Posted by ブクログ
精霊ルビス、そしてゾーマの物語。愛、憧憬、大義、拒絶、嫉妬、絶望、後悔。
精霊と魔王。人知を超えた存在となり、世界を覆った二人が人間であった頃の物語。光と闇に置き換えられてしまう二つの存在であるけど、こうやって語られてきたのを見ると、勇者という大きな光の影に覆われて、否応なく隠されてしまったのだと思わざるを得ない。
光あるところに闇は現れる、というゾーマのセリフ。ルビスとゾーマの物語の後では、より深淵を覗き込んでしまった感じです。
DQ3の世界と、DQ2含むアレフガルドの世界の関係性が明かされた33巻。アリアハン大陸が崩壊したことで、自分たちの地図と同じくなったDQ3の地上。ギアガの大穴を -
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ネタバレメインは精霊ルビスとゾーマの因縁について。
この巻でちらほら出てくる2人の過去話。
読んでると、ゾーマが悪いというよりは、ルビスがどっちつかずの態度をとったせいで、アルトへの嫉妬と憎しみが増して魔王に~ってな感じですね。
破壊神シドーとか、のちの大神官ハーゴン様みたいな方も出てますが、そんなのどうでもいいという展開に……。
ゾーマの心はルビスもわかっているらしく、この巻でようやく復活を果たしてゾーマとご対面してますが、2人の過去を知ったアロスたちが2人のことをさんざん非難しているというシュールな展開に少し笑いそうになった。自分たちが信じた精霊がこんな奴だったとは……とは失望しないんですかね -
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ネタバレやーっとゾーマが復活しましたよ。長かったなあ。
魂がない状態なんでケモノ化してるけど、強さとでかさは異魔神以上だと推測されます。
魂を復活させるには、アルスと一緒に復活ということになるんだろうけど、全員が全員冥界から出てこない気がする……タオ導師が一番出てこない気がするのは自分だけでしょうか(こら
イケメン冥王ゴルゴナお疲れ様でした。
ロトの血はともかく、聖戦士まで操れるその力をもってすれば、アリアハンがあれだけ長引く必要なかったんじゃね?とか思っちまうし(あんときはゴルゴナも復活したばっかだったけど)、スズランのこともいちいちアシモフ博士に言う必要あったんかいなとも思っちまうし(ゴルゴナ -
ネタバレ 購入済み
アリアハン編決着
29巻はアリアハン編決着が付きます。前作の主人公が勇者アルスの時の「ロトの紋章」でもアリアハン編の獣王グノンとの熾烈を極めた戦いはなかなかの見どころでしたが、今回の作品でのアリアハン編もそれを彷彿とさせるものがあります。本当に勇者一行はもうこれ以上攻撃する手立てがないという中、最終的には獣王グノンを倒すという本当にすごい戦いが描かれていて見ごたえあります。獣王グノンとの戦いでここまで描いてしまうとラストバトルではどういう描き方をするか想像が付きません。作者はラストバトルをどう描くのでしょうか?それぐらいの大決戦が描かれています。あと個人的に勇者アロスが獣王グノンの戦いに対する一つの信念を認めた
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Posted by ブクログ
ネタバレ原作とアニメを理解しての漫画化。
狩穴で冬を過ごす・・・バルサの半生が語られる。
生活に順応し、心身共に成長するチャグム。そして卵も!
季節は廻り、卵が導く地へと向かう・・・が、
帝の追っ手・・・そして姿が見えない卵喰いが襲う!
石板の解読、夏至祭に秘められた卵喰い退治・・・果たして
間に合うか!
クライマックスへの緊迫感はなかなかの迫力でした。
そして、その後の静寂・・・チャグムも、バルサも、
新しい一歩を踏み出す。
トリビュート作品があるための人物設定ですが、
原作ファンとしては、シュガとトロガイの出会いの方が
良かったなぁ(^^; -
Posted by ブクログ
ネタバレ前半、三魔王さんの仲間割れ…もとい三つ巴。後半、三精霊の完全復活と世界中の猛者たちと合流です。
前半はゾルマフィオーレの言うとおり、新たな魔王が君臨するまでの殺し合いなんだから、三魔王の三つ巴とかどーでもいいよと思いながら読んでました。ただ、竜王がすさまじく強いのでこれで操られてなければねえ……と思うしかない、かわいそうな竜王……。オーブの守護竜は無事だったみたいなので、せっかく捕まえておいてこういう人を生かしておくと後々まずいんじゃないの?クインゾルマも驕ったのか?と首をかしげました。
が、後半は精霊復活のための数多くのお別れ、そして世界中の強い知人たち終結なので見応えはありました。