藤原カムイのレビュー一覧
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ネタバレ前半、三魔王さんの仲間割れ…もとい三つ巴。後半、三精霊の完全復活と世界中の猛者たちと合流です。
前半はゾルマフィオーレの言うとおり、新たな魔王が君臨するまでの殺し合いなんだから、三魔王の三つ巴とかどーでもいいよと思いながら読んでました。ただ、竜王がすさまじく強いのでこれで操られてなければねえ……と思うしかない、かわいそうな竜王……。オーブの守護竜は無事だったみたいなので、せっかく捕まえておいてこういう人を生かしておくと後々まずいんじゃないの?クインゾルマも驕ったのか?と首をかしげました。
が、後半は精霊復活のための数多くのお別れ、そして世界中の強い知人たち終結なので見応えはありました。これだけ集まったんだから、次巻は新魔王が降臨するんだろうなと思ってんだけど……。
ゴルゴナは仲間を含めて6人いるはずなんだけど、あと1人がいないのは前作で途中退場してしまったせいでしょうか。なんかかわいそうだぞ。
ちなみに。
ユイはどうなるんだ?
ハロルド復活したじゃんすごいじゃんと思ってたらまたお役に立たなかったけど、どこ行った?もう永久に出てこないのか?(もしかして紋継ぐで扱いがかわいそうなのは竜王ではなくハロルドなのかもしれない……) -
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アリアハンでの戦いはまだまだ続く。リーの生死とユイの魂は?行方不明のアルスの居場所が明らかに。シュライ奉じることで新たな呪文誕生?
戦いの最中にも、物語のカギとなるシーンがたくさんです。しかし、レーベの発展には目を見張る。魔法の玉があんなことにね。懐かしい人も出てきてわくわくします。
イサリの覚悟。逃れられない運命の中で、ただただ機械のように生きるのでなく、運命を受け入れて、自分自身の意思を以て完遂しようとする覚悟。ベゼル自身も賢王としての運命があるわけです。ベゼルが通るであろう精神的転換点。その先に、DQ7のベゼルがいるのでしょう。
全滅寸前の双子の勇者パーティー。イサリの覚悟で呪文完全復活して、大反攻となるかどうか。復活グノンはどれくらい強いのか? -
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ネタバレクインゾルマは前のほうが美人だったな……というのはいいとして、彼女が復活すればもうラスボスだと思ってたけど違うんですね。彼女がリノベーションした(死んだのを強くして生き返らせる…)魔物モブ対今まで世界の危機を知らなかった人間モブのバトルになります。旧ロト紋でいうと、異魔神が復活して世界を滅ぼしに行ってるような感じなのかな。彼女と彼はなんかそっくりで、今までの部下も平気で殺しちゃうとか。彼女を慕った魔界の魔物もかわいそうだ。
というわけで獣王グノン以下四天王も生き返ってアロスたちと戦ってます。それはいいけど、問題はユイ似の魔物の存在と、彼女自身の存在について。
ユイはなんで魂の状態でふらふらしてるのか。
魔物たちはユイの身体をどうして持ってったのか。
ユイといっしょにいる僧侶爺さんは誰なのか。
謎がまた出てきました。この方向で行くと、彼女が生き返る可能性が高くなってきました。本当なら死人が生き返るのは嫌なんだけど、死に方に納得いかないし、大して活躍しないままだったので、生き返ってもいいかと思うように……。
盗賊のお頭とアリアハン王、ご愁傷様でした。特に王様が亡くなったのは惜しいです。まあ、王様生き返るけど……。 -
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アリアハンにモンスター軍団来襲。獣王グノン再び、と思ってたら本当にグノン復活するし。ついでに四天王も。四天王のやられ方がかつて本人たちと被っていて、昔からの読者へのサービスなのかな、と思ったりします。左腕切断されて首落とされたり。空中戦でやられたり。体両断されたり。
ティーエ登場したのは意外。前作のロト紋だと、精霊ルビスの後継として消えてしまったような描かれ方だったと記憶しているので。ユイの魂と旅している僧侶ってホイミンなの?呼びかけが、ね。
世界樹の力取り込んでいるクインゾルマ。生と死をつかさどる寛恕の力で、死んだモンスターをどんどん吸収復活させてきます。夢幻の回復力を持つ相手との戦い。しかも、パワーアップするというおまけ付き。勇者たちはどう対処するんだろう。 -
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ネタバレ感想(ネタバレ有り)
アニスが正気に戻りデイン系呪文も復活。
クインゾルマがついに復活してそろそろ終盤っぽいけど、最終パーティーはアロス(勇者)、アニス(勇者)、リー(バトルマスター)、ベゼル(賢者)で最終決戦だろうか。
イサリも居たけど、あれはどちらかといえば、「ここは私に任せて先へ行け」ポジションだよね。
これから生まれる全ての魔物は闇の衣標準装備で呪文無効化とか、やっと呪文が復活したのにまた呪文役立たつになるんじゃ・・・(´・ω・`)
ゾーマの遺骸を食った時にゾーマを産むような事言ってたけど、クインゾルマが産んだゾーマがラスボスになったりするのかな?
相変わらず死にそうで死なず、いつの間にか敵の♀竜さん孕ませてる竜王様はすっかりネタ枠に(´;ω;`) -
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前半はバトルで後半はクインゾルマ復活です。でかいです、ホントに……。
アニスとの戦闘は思ったよりさっさと終わっちゃうんだけど(ネクロデインを豪快に吹っ飛ばすこともしない……)、だらだらやられるよりははるかにマシです。アニスがアロスの記憶をなくした理由が少し描かれてます。
そしてクインゾルマ復活のあたり、ゾーマとの出会い、神器集めやオーブ集めを立案したのがゾーマなど、読んでてなるほどと思うのがちらほら。大魔王さますごいですね。彼女の目的はゾーマ復活というより新たに産み落とすことが目的なのかもしれない。
とまあそれはいいんだけど、みんなの竜王様は相変わらず弱すぎてボコられて、竜に変身してもグロいやられ方をしてオーブを奪われるオチです。いくらなんでも竜王様弱すぎです。全盛期は前作で4人いっしょに戦ってもかなわなかったあたりか(笑)。もう強い竜王様を拝めることはないんでしょうな……。タフなせいでやられてもさっさと復活してるけど。
ただ自分がこうしてやられるたときの保険のため、いつの間にか子供作っちゃったり(相手も相手だ)、パープルオーブの竜を相手に託したり、アランをジャガンにしたことに責任を感じて、アロスとアニスの戦いを見届けたり、策士ぶりを発揮してます。竜王様はそもそも戦いに向いてないんでは……。 -
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啄木と60年代空気感
啄木もよく知らない、当時の世相に刺して興味があるわけでもない、それでも吸い込まれるような空気感があります。今とは違った感覚、価値観の中で自分と同じ年頃の若者がその時代を生きる苦悩と葛藤が描写されてます。
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表紙のとおりリー覚醒があります。
が、リーは別に覚醒するようなキャラでもなく、前巻ではじめて力がセーブしてあるとわかったので、テコ入れにしても急すぎるし、しかも強くなった途端魔物軍団の長グードをワンパンで倒すという超盛り上がらない展開を見せつけてくれます。
敵であれ一応強くてなかなかの精神の持ち主なんだし、シーザーもより強くなって感慨深くなってるんだから、もうちょっといい戦いを見たかったです、ほんと。シーザー装備のリーはよかったんですが。
あとはわからなかった部分がわかるようになったのもあって読んでて楽しかったです。
相変わらずアロスに味方する竜王の気持ちはわかりませんが、目が見えるようになった2人とか、城を戻すためにはラーの鏡が必要だとか。希望が出てきたところで、クインゾルマの登場により、一気にやばくなったのもよさげです。ラーミアは死んでしまったんでしょうか? -
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「アンラッキーヤングメン」は、角川書店のエセ(?)文芸誌「野生時代」に連載された作品で、作画は藤原カムイが担当している。藤原カムイは荒俣宏の「帝都大戦」や押井守の「犬狼伝説」、最近では矢作俊彦の「気分はもう戦争2」などを描きつつ「ドラゴンクエスト」シリーズで少年誌でも有名である。
藤原カムイの画力は大友克洋の繊細な描写と鳥山明のクリエイティブなマンガ的ユーモアのそれぞれをバランスよく持ち合わせているように思う。
「アンラッキーヤングメン」の主要な人物はすべて実在されたとする人物を投影する。連続射殺魔事件の永山則夫ことN、連合赤軍事件の永田洋子ことヨーコ、三島由紀夫こと作家M、そして「3億円事件」のシナリオを書き、本作の語り部として8ミリカメラを回す漫才師Tは北野武を投影している。
そうして、3億円事件を背景に、1968年前後の、文字どおり幸福でない若者たちの物語が淡々と綴られる。犯罪を犯した者、これから犯す者が螺旋階段を昇っていく、たどりつかない場所をめざして…。それを石川啄木の詩がBGMのようにまた淡々と流れるのだ。
この作品は、実は時代性を語っているようで、しかしながらいたって抽象的な、それでいて誰の時代にも存在するある種淡い記憶のなにものでもない。ぼくらはいわゆる若気の至りの中で、虚無感の中を邁進したのではなかったか…
そういう意味で、だれもが共感できる作品に仕上がっていると思う…そう思うのはぼくだけかもしれないけど… -
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大塚英志と藤原カムイのおそらく初めての顔合わせではないでしょうか。角川の「野生時代」というエセ文芸誌に連載されてるんですが、ストーリーはなかなか秀逸で、60年代に起こった3億円事件などの実際の事件や時事ネタを通して、当時の若者(ヤングメン)のなんだかもどかしい日常が描かれます。
これまで柳田国男や折口信夫のサーガをやってきましたので、この辺の話はお得意ですね。
日本赤軍の永田洋子や三島由紀夫などの実在する人物を下敷きにしていますが、タイトルの元ネタは大江の「われらの時代」に出てくるジャズバンドの名前らしく、ここでも大江健三郎がネタとして使われています。
この作品はこれまでの大塚作品の中でもっとも大人っぽい作品となりそうです。かなり文学的で、石川啄木の詩を引用するあたりは、他の大塚作品にない雰囲気さえあります。しかし、1話のページ数の少なさで一気に読まないとわかりづらいストーリー展開のため、ぜひ早く単行本で見たいものです。
藤原カムイいわく、「いよいよ物語も終盤を迎え、残すところあと数話」らしいので楽しみに待ちたいものです。 -
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いっぱい言いたいことあるんだけど、思いのほかベゼルが初心だったことが正直驚いた。遊び人だから慣れてるもんかと(笑)。
いちばんうれしかったのはシーザーが進化しながらも現役だったことかな。しかしあの影みたいなユイはなんだったのか……弓を盗んだ犯人はアレなのだろうか。
アニスは前より悪役度が増していて、城のみんなを救おうという序盤の健気な態度がもうからっきしありません。
稽古をつけてるキラに対してブチ切れてネクロデイン発動(これはひどい)、アランに対して「お前のせいで自分はこうなった」とかわいそうごっこを始める、等助ける気ゼロになってる感じが。クインゾルマのせいとはいえ、ひどさがエスカレートしてる。
さっさと正気に戻ってラーミアみたいに「自分が悪かった」と涙ながらに悔いてもらいたいですね(嫌な読者)。 -
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ネタバレ8巻から仲間になったわりに、何のためにいるのかわからなかったレーベンがやっと表紙登場。と思ったらまさかの事態。せめてもう少し活躍してもらいたかった。第3の目になっても、思念体みたいな感じでベゼルを通してでもいいから声を聞かせてもらいたいな。
賢者は推測どおりベゼルだったけど、役立たずから一気に役立ちそうな予感。やっぱ賢者はいいね。
予想どおりイサリは女だったか。ユイが死んだあたりからイサリはやっぱり女だな、と思ってて、どうでもよくなって(お)ようやくカミングアウト。それにしても女でも神仙術使えなければああいう役どころにならなきゃいけないジパングの掟は厳しいな。
なんかアロスとリーがいないほうが読んでて楽しい(ダメじゃん -
購入済み
全巻フルカラーです
一般的な西遊記と違い、三蔵法師の弟子になる前の話が中心です。
何故、孫悟空が斉天大聖とも呼ばれるのか興味がある方は、一読することをお勧めします。 -
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他人の同情を得るために犯罪に手を染める、という
倒錯的な話を耳にすることがある
たとえば、人はなぜ万引き行為に走るのか
それを説明するために
しばしば「さみしさを紛らわすため」という理由が語られる
それはつまり
「犯罪に手を染めてまで人の目をひかずにはいられない」
「こんなさみしい私を誰かかまっておくれ」
という
パフォーマンスとしての犯罪というわけだ
もちろん、そんなことで人の同情を買うのは難しい
同情というのはようするに共感のことであるから
反社会的行為で共感を得るにはヤンキー化…すなわち
ファッション化するしかないものと思われる
しかしそれはできないのだろう
ファッション化とはすなわち社会化であり
人間同士の足の引っ張り合いに身を投じるということでもあるからだ
この物語の主人公はそこそこのイケメンであり
また、アルバイトでバーテンを続けるほどの
コミュニケーション能力を持っている
いったいなぜそんな人が
さみしさに耐えかねて
なんの因果もない殺人に手を染める必要があったのか
それを読み解くカギが、石川啄木ということなのだろう
ようするに甘ったれなんですよ
どうしようもなく他人を求めているくせに
どうしようもなく他人におびえているわけだ
だからこそ自らを殺人者として、人間としての崖っぷちから
あるいは、メタフィジックな立場から社会を見下ろす必要があったんだ