清水章弘のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
中学生からの勉強のやり方
著:清水章弘
本書は、中学生に書いた「勉強を楽しむための本」である。
勉強は楽しい。理由は、勉強とは、最高の遊びであり、勉強とは頭のスポ―ツだからである。
小学校と中学校での環境変化である「中1ギャップ」。
勉強面での「中1ギャップ」を乗り越えるために必要な力は、「自学力」である。自学力とは、「自分で考えて、自分で学び、振り返って、次に活かし、継続する力」のことであり、一言でいえば「自分で勉強を続ける力」である。
自学力は楽しむ力と関連付けて本書は以下の4章から成る。
①今日からできる 5つのアウトプット勉強法
②勉強を始める前に知っておいてほしいこと
③勉強 -
Posted by ブクログ
自分の生活リズムを知ろう。客観的に見られるように、実際に行動記録を書いてみよう。
2 生活リズムを分析してみよう。どこが変えられるのか、医者が患者を診みるように、チェックしてみよう。
3 早起きして、毎朝起きる時間を固定しよう。そこからすべてが始まります。
4 食事を工夫してみよう。朝は炭水化物中心で、昼と夜は油ものは控えてみよう。
5 ついでに部屋の片づけもしよう。部屋を「勉強モード」に切り替えて、たまったプリントもファイリングして整理しよう。
ほんの少しでいいので、毎日成長してみよう。
2 反省は成功のチャンスです。毎日を反省してみよう。よかったことと悪かったことを書き出してみよう。
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Posted by ブクログ
勉強ができなくはないのだけれど、できるわけでもない娘が、もうすぐ中学生になるので読んでみた。
勉強とは?予習とは?とか、こういう勉強のやり方がいいよとか、そういう一般的なことが書いてあったけど、心に響いたのが『背景知識をつけること』というアドバイス。
たしかに!
小さい頃からいつも本を読んでいるような子だったのに、低学年の頃は国語のテストで頓珍漢な回答を連発していた娘。
本をよく読むと言っても、ジャンルが超限定的、物の名前を覚えるのが苦手、あまり周りを見ていない子で、なんとなく、この『背景知識』の無さが原因なのでは?と思ってはいたけど、はっきり言語化できずモヤモヤしていたので、すごくス -
Posted by ブクログ
学習方法などの本を読んでいたが本書は、勉強の仕方と言うよりも、自分の半生を通して、教育に興味を持ったきっかけや、起業してから最初の苦しかった時期を中心に書かれている。
すごいなと思ったのは、学校から課題として出された自由課題のテーマを何にしようかと悩んでいた時に、ふと見たテレビで自分が「ゆとり世代の1期生」と言う事を知り、この問題を自分の事としてとらえ、専門家に直接話を聞くためのアポを取ることろ。もし自分がそういう事をするとしても中学生が電話でアポを取ることは躊躇すると思うし、実際できないかもしれない。著者も最初は同じで怖さや不安でなかなか連絡できなかったが、実際専門家も中学生がアポを取ること