田原のレビュー一覧

  • 谷川俊太郎詩選集 1

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    お腹の中にいた時、管理入院で離れ離れになる日までパパがお腹に向かって読んでくれました。
    朝のリレー、生きる。

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    2025年06月20日
  • 谷川俊太郎詩選集 4

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    夕べ、最初から最後まで全部読みましたが、好きだと思った詩は、
    「こころの色」
    「ひとり」
    の2篇でした。
    この詩選集の4は1~3よりあくの強いかんじの詩が多かったように思います。

    私には詩や文章をかいたりする才能がないので、ことばを自在に操って表現できる人が本当にうらやましく思えました。

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    2019年01月29日
  • 谷川俊太郎詩選集 3

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    少し前に一度読んだのを再読したら微妙に惹かれる詩が変っていました。
    1や2より3はボリュームもあって読みごたえがありました。
    好きなものを挙げると
    「魂のいちばんおいしいところ」
    「詩を贈ることについて」
    「虚空へ」
    「あい」
    「天使、まだ手探りしている」
    「泣いている天使」
    「醜い天使」
    「あのひとが来て」
    以前に、『クレーの天使』を読んだときは違うものに惹かれました。

    巻末に中国人文学者の田原(ティアンユアン)さんによる谷川さんへの書簡インタビュー、解説があり、興味深く読みました。

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    2019年01月28日
  • 谷川俊太郎詩選集 2

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    P148「あなた」
    P268「あいしてる」
    のふたつがいいと思いました。
    ふたつとも、ひらがなだけの、とてもわかりやすい詩です。

    「あいしてる」
    あいしてるって どういうかんじ?
    ならんですわって うっとりみつめ
    あくびもくしゃみも すてきにみえて
    ぺろっとなめたく なっちゃうかんじ

    あいしてるって どういうかんじ?
    みせびらかして やりたいけれど
    だれにもさわって ほしくなくって
    どこかへしまって おきたいかんじ

    あいしてるって どいうかんじ?
    いちばんだいじな ぷらもをあげて
    つぎにだいじな きってもあげて
    おまけにまんがも つけたいかんじ

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    2018年12月23日
  • 谷川俊太郎詩選集 1

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    やっぱり好きです。
    谷川俊太郎さんはいいです。
    夕べ読んでいいと思ったものは、

    「夢」
    「葉書」
    「地球へのピクニック」
    「泣く」
    「問と答」
    「ことば」
    「みずうみ」
    「生きる」
    「なんにもない」
    以上です。
    何度か、他の詩集や、選集で目にしたものや、初めて読んだものもあります。

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    2019年01月29日
  • 谷川俊太郎詩選集 4

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    持っている詩集の中の詩も、こうしてばらされて読むとまた違った触り心地がしたりする。
    私の今の変化だったりも勿論加味されて味が変わった部分もあるのだけど、それとはまた違う、もともとの詩の力が私を変える瞬間だと思う。
    [詩に就いて]の「脱ぐ」。[あたしとあなた]の「前世」。[私]の「泣いているきみ」。[すき]の「すき」と「歌っていいですか」がとくにすき。

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    2016年12月30日
  • 谷川俊太郎詩選集 4

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    いくつかは単行本等で読んだことはあるものの、それを読む精神状態でこんなにも違うものかと。

    どれもこれも素晴らしい。

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    2016年11月13日
  • 谷川俊太郎詩選集 2

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    赤は白じゃないわ
    黒も白じゃないわ
    だから赤と黒はよく似ているわ

    あなたを単純と考えるぼくの複雑
    ぼくを複雑と考えるあなたの単純

    忘れるな
    在る数は1のみ
    2より多い数はすべて
    幻。

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    2016年09月04日
  • 谷川俊太郎詩選集 2

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    谷川俊太郎の詩作のすべてから新たに編んだ21世紀初のアンソロジー。編集は東北大学で教鞭を取る、中国の詩人、田原(Tian Yuan)。私は長男に俊太郎と名前をつけようとしたぐらい、昔から私淑し、よく読んでいる方だと思います。第1巻のカラー付録には、初版装幀選があり、何冊かは私の手許にもありますが、中には見たことないものも...また第2巻の解説を書いておられる高橋源一郎さんにいたっては、過去にも現在にもたくさんの詩人がいて、
    たくさんの詩が存在しているが、谷川俊太郎は、たくさんの詩人のひとりではなくて、たったひとりの詩人であると
    今年からはじめた、大学での読み方と書き方の授業通して、生徒の目で言

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    2016年05月08日
  • 谷川俊太郎詩選集 2

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    ・夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった
    ・シェークスピアのあとに
    ・生きるうた
    ・コカ・コーラレッスン
    ・口にしたら生きてゆけそうもない言葉と、口にしなかったら生きてゆけそうもない言葉、それらが同じひとつの言葉であるとき、何故あなたはそこに立っていられるのでしょう?
    ・スーパーマン
    ・私の女性論
    ・十二月十五日
    ・あいしてる
    ・うそ

    どの詩も本当に素晴らしかったけれど、これらが特に私の心にズンときた。
    谷川俊太郎の詩を授業で習ったあのころから私たちは彼に夢中なのだ、と思う。本当に素晴らしい。

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    2014年10月11日
  • 谷川俊太郎詩選集 1

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    『言葉を超えた所に 本当の道徳はある。 真実がある。』

         by  アルベルト・シュバイツァー

    つるん、とした玉の様な言葉をリフレインしながら私は迷う。

    かみさまをとらえてしまった詩人がひいた<境界線>の際にいて。

    空間も
    時間も
    あらゆる思想も

    超越したと、思える言葉のむこうに

    また<言葉>が残っていた。

    そんな詩集。

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    2012年08月24日
  • 谷川俊太郎詩選集 1

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    詩集はあまり読んだ事のある分野ではないけど、これはかなりいい!
    宮沢賢治の詩集が思考や感情が高い水準に昇華されたものとして味わいがあるのに対して、谷川俊太郎は他者にも秘めた共同の感情を刺激し共感を生み出すところがいいのかもしれない。

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    2012年08月13日
  • 谷川俊太郎詩選集 1

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    谷川さんの詩は、言葉が創り得る優しさと愛のかたちそのもの。
    ほんとうに大好き。谷川さんと同じ時代を生きていることが嬉しい。

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    2012年03月05日
  • 谷川俊太郎詩選集 3

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    一から三までよみおえて、谷川俊太郎の詩がものすごく好きになりました。作品自体を買おうかなと思案するほどに…

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    2011年02月02日
  • 谷川俊太郎詩選集 1

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    えりすぐっただけあって、どれもいい。

    谷川さんのことばひとつに、わたしは無条件で鳥肌が立ってしまうのですが、、、

    特に好きなのは「博物館」と「海」。
    でも他にもたくさん、こころに残ることばたちばかり。

    うたうため うたうため
    私はいつも黙っていたい
    私は詩人でなくなりたい
    私は世界に餓えているから

    (「牧歌」一部抜粋)

    谷川さんの、朗読の声も谷川さんの詩によく馴染んでいた。ことばも、とても谷川さんに馴染んでいて、それでいて谷川さんと対立している。
    ふたりはぶつかりあっている。だからこのひとのことばは、ひびくんだと思う。


    感覚的にしか、とらえられない。
    そん

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    2011年01月27日
  • 谷川俊太郎詩選集 1

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    いろはにほへと
    ひとつひとつの言葉の選びかたにこうも衝撃をうけたことはないな。
    いろはにほまで読んだ後のへ。

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    2009年11月11日
  • 谷川俊太郎詩選集 1

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    とてもよかった。
    初めて詩はすごいと思えた。
    とくに「死んだ男の残したもの」という詩が良かった。
    この一作だけでも買う価値はある。

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    2009年10月19日
  • 谷川俊太郎詩選集 1

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    谷川俊太郎の言葉をもう一度読みたくてかったけど、素晴らしすぎて、私なんで詩集じゃなくて詩選集買ったのかなと思ってる。
    詩集も買おう。

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    2009年10月07日
  • 谷川俊太郎詩選集 1

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    「二十億光年の孤独」「生きる」など定番から、初期の作品まで。
    おすすめは「見る」「嫉妬」なんかがお気に入り。

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    2009年10月04日
  • 谷川俊太郎詩選集 3

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    現在の谷川俊太郎に最も近い作品集。だいぶ高齢ともなり、すっかり谷川スタイルは確立されたかのように見えるが、彼の挑戦は留まるところを知らない。問題作として一部で話題になった詩「なんでもおまんこ」も収録されている。個人的なおすすめは「三つのイメージ」。

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    2009年10月04日