八幡和郎のレビュー一覧
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近年大河の幕末物(新撰組、篤姫、龍馬伝)に加え、今年の大河『江』にまで、目配せした、便乗書籍と言ってしまいそうな、元METI官僚著の幕末史。
全国の「最後の殿様」が、幕末(鳥羽伏見の戦~錦の御旗~戊辰戦争)に、どう動いたかを300余藩余さずに記載。読み物として向き合うには、記録的要素が強く正...続きを読むPosted by ブクログ -
歴史の本って読めば読むほど真相が判らなくなります。
ミステリファンとしては、そこがまたのめり込む罠ってわけです。
この本は
作者の思う人物評価点と世間の評価を比べて
「過大評価」とか「妥当」とか「やや過小評価」とか
人物ごとに評してるのが面白かったです。
卑弥呼から小泉純一郎さんまで網羅。Posted by ブクログ -
ざっと読んだ。評価は概ね同意するものの、基準が曖昧。(本人が)偉業を達成したかの配分が大きく、限られたリソース内で頑張った分は少なめに感じた。でも、こういうのはメリハリがないと面白くないので、これはこれで。あと、イラストがしりあがり寿Posted by ブクログ
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西軍が勝っていたらのIF本なので偏りはあります。私は西軍贔屓なので読んでて楽しかったです。
著者は徳川が相当お嫌いなようで(笑)
著者の説を推すと西軍が勝っていたときの日本のポテンシャルは無限大。
明治維新後あんなに必死に頑張らなくてもよかったかもしれないですね。
しかしこの本の恐ろしいところ...続きを読むPosted by ブクログ -
藩祖のルーツから苗字のいわれ、何故移封、減俸、お取り潰しになったかも書かれておりちょっとわかりにくいところはありますが、今自分が住んでいるところが何という藩だったか、何というお殿さまが治めていたかなど読んでみるのも楽しいかも・・・。Posted by ブクログ