八幡和郎のレビュー一覧

  • 江戸の殿さま全600家

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    各家の殿さまデータベース。けっこう養子とか多い。戦国からの生き延びて更に明治まで生き残るところに個人を超えた法人の執着を感じる。

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    2014年04月30日
  • 47都道府県の関ヶ原 西軍が勝っていたら日本はどうなった

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    序章とエピローグはわりと面白かった。
    各県については、知らない大名についてはあまり頭に入らず。
    評価は、トータルで3というよりも、4や2の部分が混在した結果の3。

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    2014年04月12日
  • 本当は面白い「日本中世史」 愛と欲望で動いた平安・鎌倉・室町時代

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    藤原氏の家系図がえらいことになってる。
    日本人に馴染みの薄い時代を八幡先生が斬るように断じる歴史本。

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    2013年12月06日
  • 本当は謎がない「古代史」

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    古代史を中心に現代の日中韓の関係まで触れる。

    邪馬台国が大和政権と結びつかないと断定するところ以外は、空想的で突飛な説よりも、妥当性の高い説を採ろうとしている姿勢が感じられ、納得感がある。古代史を概観するにも適している1冊だ。

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    2013年10月19日
  • 本当は謎がない「古代史」

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    それなりの知識のある古代史ファン向けの内容。
    自分は中学の日本史の授業で習った程度の知識しかなかったため、
    表面をなぞるくらいしか出来なかった。
    著者の意見もまたひとつの見解にすぎないのだろうが、
    少なくとも古代のことは文献や遺跡から推測するしかなく、
    我々が「こうだ」と思っている歴史が
    ただの解釈のひとつだということは気をつけないといけない。

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    2013年08月21日
  • 松下政経塾が日本をダメにした

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    ネタバレ

    問題点や疑問点を具体的にあげてわかりやすいのですが、ではどうすれば改善されるのかをもっと聞きたかったです。

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    2013年01月25日
  • 地方維新vs.土着権力  〈47都道府県〉政治地図

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    地方から日本を変えた明治維新を振り返り、薩長土肥の何が優れ、何を原動力にしてきたかを考察しながら、地方発平成維新の行方を占う。47都道府県の歴史と現状が東京も含めいずれも4ページにまとめられているのが嬉しい。地域の政治風土が個性豊かに述べられており、自分の県はもちろん他県についても興味深く読める。

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    2013年01月24日
  • 本当は謎がない「古代史」

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    ここに書かれている説の全てが本当だとは到底思えないが、邪馬台国が単に魏とコンタクトを取ったから知名度がたかいだけで、その実は単なる地方勢力の一つに過ぎず、実際には現代に連なる日本の歴史においてはさほど重要な存在ではなかった、という説は、多分その通りなのではないかと思う。

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    2012年10月05日
  • 本当は間違いばかりの「戦国史の常識」

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    高校時代に歴史を習った時に、昔の武将は敢然と敵に立ち向かっていって尊敬したと同時に、自分は同じようには振舞えない、と恥ずかい気持ちになったものです。母・父方ともに武家出身と言われていた私には、そのような血は流れていないのか思い悩みました。

    最近研究が進むにつれて、当時の戦国武将も私と同じような気持ちでいた人も多く、また勇ましい形で書かれれている軍記物も多くの脚色があることが判明し、少し安心しました。すると本当の姿を探求する思いが強くなり、矢幡氏に代表されるような本を興味深く読ませていただいています。

    本当の彼等の姿を理解するにつれ、親近感を覚えると同時に、今までテレビドラマ(私の場合はNH

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    2012年07月07日
  • 皇位継承と万世一系に謎はない ~新皇国史観が中国から日本を守る~

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    今の小学校の先生たちは社会の教科書に最初に登場する人名が卑弥呼であることに疑問を感じないのだろうか。日本の歴史学者はバカばかりなのか。自国の歴史と文化に誇りを感じずに歴史研究をやっていて楽しいのだろうか。
    本書は、そんな疑問をスッパリと断じてくれた。
    邪馬台国も卑弥呼も地方の一部族とその首長に過ぎず、日本の歴史上ほとんど重要な意味はない。歪んだ媚中思想で子供たちを洗脳しているということだろう。

    そもそも卑弥呼という名前の漢字を見るだけでもピンとくるだろう。「卑しく呼ぶ」などという名前を王様につけるはずがない。周辺国を低俗な属国としか考えない隣国の歴史書を何故我が国の歴史学者はこれほどありがた

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    2012年06月02日
  • 本当はスゴい国?ダメな国?日本の通信簿

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    2011/11/02-11/05
    日本はそこそこの一流国家であるという認識に乏しい。Japan As Number One と極端な自虐感が交互に叫ば中小企業の経営者としてれる。本書は従来のように総目的に判断せず個別に判断すべきであるという今日的見解に合致している。ただ、新しい情報は少ない。

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    2011年11月05日
  • 本当は謎がない「古代史」

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    歯切れのよい八幡先生の歴史観。
    ロマンや思い込みとかでなく古代を現実的に考えようとする姿勢は面白い。

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    2011年10月02日
  • 本当は謎がない「古代史」

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    あまりにも単純に、シンプルに、古代史を(記紀の記述をもとに)そのまま読めば謎なんかないよ、というタイトルまんまの一冊。その割には年代を都合よく修正してあるような気がしないでもないけど、あまりこねくり回さずに読みとく方向性もありよね、という考えには賛成。邪馬台国論争についてもあっけないほどシンプルに結論づけているが、私自身も「邪馬台国ってそんなにほんとに日本全体を支配するような巨大な存在だったのかな?」とか思ってたりするので、納得できるところもそれなりにあった。でも、いくら何でも記紀の記述をまるまる信用しすぎでは?と感じなくもない。嘘は書いてないかもしれないけど、意図的に本当のことを書かないとか

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    2011年08月06日
  • 世界の国名地名うんちく大全

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    タイトル通り、世界中の国名の起源をトリビア的に紹介した平凡社新書。多少著者の我が強く、エピローグ等は赤面ものだけれども、なんとなく時間のあるときに読むのに最適。結局は「日本」と「ジャパン」のルーツは同じだと言う話が一番新鮮だった。

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    2011年07月25日
  • 本当は偉くない?歴史人物

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    卑弥呼から小泉純一郎までの歴史上の人物70人を良くも悪くも八幡先生がバッサリ偉人達を評価しています。
    豊臣秀吉は偉人度10(満点)で世評が過小評価(八幡氏の判断)ですから超絶的な偉人さが分かる仕様。
    イラストはしりあがり寿。どことなく邪悪なオーラがあふれている西郷隆盛は目を引きます。

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    2011年10月08日
  • 本当は偉くない?歴史人物

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    歴史上の有名人たちの評判というのは時代とともにコロコロ変わるのが常だ。
    たとえば直江兼続は、明治に出版された伝記のおかげで突然有名になり、いまや大河ドラマで秀吉、家康と並ぶ有名人になった。
    では、本当のところはどうなのか。
    大河ドラマの主人公はみんな偉いのか、信玄は、信長は、龍馬は?
    本書では政治家や武将を中心に、歴史人物70人の評判の変遷をたどりつつ、ズバリ本当のところの評価を下していく。
    著書による10点満点の採点付き。
    歴史ブームのいまこそ知りたい、あの人物たちの実像に迫る。

    [ 目次 ]
    第1章 古代の10人-聖徳太子はやっぱり偉かった?
    第2章 平安・鎌倉・室町の9人

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    2011年06月05日
  • 本当は謎がない「古代史」

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    著者は記紀に書かれていることは、ほとんど信用して、一般の通説を批判。
    また最近の纒向の発見などから邪馬台国畿内説が有力になっていることに対して、邪馬台国は九州にあったとしている。その点は説得力ある説明だった。

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    2011年05月07日
  • 江戸三〇〇藩 最後の藩主~うちの殿さまは何をした?~

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     近年大河の幕末物(新撰組、篤姫、龍馬伝)に加え、今年の大河『江』にまで、目配せした、便乗書籍と言ってしまいそうな、元METI官僚著の幕末史。
     
     全国の「最後の殿様」が、幕末(鳥羽伏見の戦~錦の御旗~戊辰戦争)に、どう動いたかを300余藩余さずに記載。読み物として向き合うには、記録的要素が強く正直シンドイ。ただ、これをジーンズのケツポケットに入れて、歴女と、お城巡りをしたくなる本ではある(笑)

     客観的な記述に努めているが、すぐに、著者独自の史観が顔を出し、主観と客観がない交ぜになる点が、非常に不愉快にさせる。視点が定まらないと、読み物としていかがなものか?と思う点がマイナス要素。

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    2011年01月24日
  • 本当は偉くない?歴史人物

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    歴史の本って読めば読むほど真相が判らなくなります。
    ミステリファンとしては、そこがまたのめり込む罠ってわけです。
    この本は
    作者の思う人物評価点と世間の評価を比べて
    「過大評価」とか「妥当」とか「やや過小評価」とか
    人物ごとに評してるのが面白かったです。
    卑弥呼から小泉純一郎さんまで網羅。

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    2010年06月09日
  • 本当は偉くない?歴史人物

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    ざっと読んだ。評価は概ね同意するものの、基準が曖昧。(本人が)偉業を達成したかの配分が大きく、限られたリソース内で頑張った分は少なめに感じた。でも、こういうのはメリハリがないと面白くないので、これはこれで。あと、イラストがしりあがり寿

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    2009年11月13日