八幡和郎のレビュー一覧

  • 皇位継承と万世一系に謎はない ~新皇国史観が中国から日本を守る~
    神武から今上まで。変にねじ曲げて考えるなというのは当たっている気もする。
    個人的にこの筆者は歴史をただ述べるだけでなく巻末に提言を入れてくれるのが好き。
  • 47都道府県の関ヶ原 西軍が勝っていたら日本はどうなった
    基本スタンスは、徳川批判・豊臣評価、武田過小評価。後世に脚色されたであろう戦国物語を事実の積み上げにより冷静に否定している。
    そういう意味で面白味はないが、正しい歴史を知る教科書的な評価が出来る。
  • 妃殿下の研究
    日本の皇室を特に妃殿下の方から考察している。海外の皇室の事例から、現在問題になっている皇室の問題の解決策として挙げられている事が、本当に適切なのか疑問を投げかけている。
  • 世界の国名地名うんちく大全
    人の名前や地名を、「できるだけ原語で、誤読は修正を」という著者の主張には大賛成。
    なのに、日本の英語読みJapanを語源が同じだから別にいいのではないかとするのは矛盾していないか? 我々はJapanではない、Nipponだと主張すべきだと思うが。
  • 松下政経塾が日本をダメにした
    政経塾の政治家は、やゆ安易に師の教えを引用する傾向。師の教えから学ぶべきは、志であり人間観、世界観であるべきだ。
  • 本当は謎がない「古代史」
    学者から小説家まで諸説飛び交う古代史について、今と同様、一定の合理性をもって、すなわち天皇を始め政権をになった人物も血統やバックの大物の影響だけでなく、相応の年齢・経験があり、能力や人望のある人物が政権についたと考えていけば謎が謎でなくなるという見方は新鮮。
  • 坂本龍馬の「私の履歴書」
    [ 内容 ]
    本書では、切れ味の鋭い歴史論評で知られる著者が、あの世にいる坂本龍馬になりきって、その波乱万丈な生涯と、幕末というどろどろとした激動の時代を改めて振り返る。

    [ 目次 ]
    第1章 高知城下で富豪の次男坊として生まれる
    第2章 学問は苦手なので江戸にスポーツ遊学
    第3章 勝海舟先生の秘...続きを読む
  • 本当は謎がない「古代史」
    『紀記』の記述は、年代を補正すれば結構正しいという説に基づき、日本の古代史を概観していく。その結果明らかになるのは、邪馬台国の勢力と、現在の皇室につながるヤマト王権は、何ら関係を持っていないということ。だから、邪馬台国が九州にあろうが、畿内にあろうが大した問題じゃないと切り捨てている。九州説も、畿内...続きを読む
  • 戦国大名 県別国盗り物語 我が故郷の武将にもチャンスがあった!?
    至らない点もあるらしいんですけど、私にとっては至れり尽くせり。時間軸と家系図と勢力圏が徐々に頭の中で繋がって行くのが分かりやすいです。残念なのはこの知識が現代生活でなかなか活躍しないという点ですか(笑)
  • 戦国大名 県別国盗り物語 我が故郷の武将にもチャンスがあった!?
    着眼点がおもしろい。歴史上語ることの多い大名や地域に注目するのではなく、派手な争いをすることなく、周囲の風を見極めながらしぶとく生き抜いた様々な大名、武士の姿を特定の地域にこだわらずに、まんべんなく描くことを狙って作成された本。著者の経歴にも興味を持った。いわゆるお役人さん。かなりの要職も務めている...続きを読む
  • 歴代知事三〇〇人~日本全国「現代の殿さま」列伝~
    戦後の公選知事の略歴を全都道府県について書かれている。筆者の主観に影響されている部分もあるが、なかなかスポットを浴びにくいが、地方自治を知る上で重要な資料である。事典としても利用できる。
  • 江戸三〇〇藩 バカ殿と名君~うちの殿さまは偉かった?~
    池田光政と上杉鷹山…。
    名前しか知らない人でも彼らの偉業を知ることが出来ます。
    また、歴史に名を残す有名人たちの「実は○○…」も知ることが出来ます。あんまり女性が読む本ではないかもしれません。
  • 江戸の殿さま全600家
    江戸時代の大名について網羅的に書かれた本。とりあえず、どこかで聞いたあんな大名こんな大名がどんな一族だったのかを知るには最適。でも、大名オタク向け?
  • 英国王室と日本人 ~華麗なるロイヤルファミリーの物語~
    英国王室の血統は理解できたが、タイトルとは異なり、
    英国以外のロイヤルファミリーに関して紙幅が多く割かれている。
  • 歴史の定説100の嘘と誤解【電子限定特典付き】
    日本、アジア、ヨーロッパなど日本史・世界史で習ってきた歴史の記述に一つの考え方を投じる内容。一つと言うのは、歴史は常にそれまでの物質的な発見や他の事実との整合性で新しい説が生まれるものであり、一度誤りとして無くなった後も再び通説となって復活もする。考え方の一つとして一気に古代から現代まで復習出来るの...続きを読む
  • 歴史ドラマが100倍おもしろくなる 江戸300藩 読む辞典
    日本全国、江戸時代300藩の解説本。といって文庫本一冊に納まる分量となると数行の記述にとどまる小藩が大半。すべてを調べるのは大変だったろうとは思うけれど、筆者(や編集部)の自画自賛っぷりが、調べる苦労のわからない読者の期待と釣り合っているかは多少疑問。
    まあ、自分にゆかりのある藩について調べていく入...続きを読む
  • 消えた江戸300藩の謎 明治維新まで残れなかった「ふるさとの城下町」
    今の東京の繁栄は秀吉に感謝せよ、納得です。
    マニアにはたまらない本ですね。

    この先生の本を愛読しています。
  • 消えた市区町村名の謎 地名の裏側に隠されたふるさとの「大人の事情」
    合併するのはいいけれど、歴史ある地名が消えていくのは悲しいですね。
    市は例外があるけれど、同じ名前を使えないんですね。初めて知りました。
    トリビアたっぷりで楽しめました。
  • 江戸三〇〇藩 バカ殿と名君~うちの殿さまは偉かった?~
    色んな藩があって大名がいて
    それぞれに物語があるんだなと
    当たり前の事だけど実感した
    徒然舎にて購入
  • 日本史が面白くなる47都道府県県庁所在地誕生の謎
    ひたちおおたし常陸太田市 じょうそうし常総市 しもそう しもうさのくに下総国 なかがわ那珂川 せんばこ千波湖 きゅうてき仇敵 根拠地 要衝 さいし祭祀 両毛線 萩原朔太郎 しもつけ下野市 こうずけ上野 おおやいし大谷石 渡辺貞夫 迎賓館 島義勇よしたけ ごうし合祀 眉山が聳え 江本孟紀 さわら早良区...続きを読む