山田蘭のレビュー一覧

  • ガリバー旅行記

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    みんな知ってるガリバー先生の遭難記。小人の国、巨人の国のあたりは風刺や政治批判も控えめだけど、中盤以降のラピュタやフウイヌムの国になるとその表現は過激になっていく。
    最終的にガリバーは人間社会の醜さに絶望するわけだけど、現代的な感覚からすれば、フウイヌムってそんなにいいか?と思ってしまう。あれはあれで少々窮屈な社会に見える。それよりは、三章のラピュタの人々のがまだ魅力的なんじゃなかろうか。

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    2014年07月27日
  • ガリバー旅行記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最初は有名な小人と巨人の話。
    段々話が進むにつれ、スウィフトの風刺も深くなる。
    特に最終話のフウイヌムとヤフーについては、ガリバーがかなり影響されている。
    行った国の習慣や偏見がガリバーにも根強く残り、慣れって怖いな、と思った。
    有名な古典に日本が、少し載っているのは不思議な感じ。
    ガリバーが歴史上の人物に幻滅するのは、スウィフトの見解かもしれない。
    ガリバーがフウイヌムとヤフーにかなり影響されたことは、スウィフト自身が人間に幻滅しているかもしれない。
    それぞれの国や、ガリバーも井の中の蛙大海を知らず、と言った印象だった。

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    2014年07月24日
  • ガリバー旅行記

    Posted by ブクログ

    自分の中で世界の名作を読むシリーズ。実際に読んでみたらなかなか奥深かったガリバー旅行記。
    ただ、何か物語の筋があったりとか、事件があったりという訳ではなく、それぞれの国の特徴を仔細に述べているといった内容のため、わくわくしながら読むというよりも、新たな世界についての歴史や文化、風土を学んだ感じがした。まわさに旅行記を読んでいる錯覚にとらわれ、まるでガリバーが実際にいたかのような感じすら最後はしてきた。
    特に興味深かったのは4章の馬の国の話。ヤフーとして生きる我々がいかに生きるか考えさせられる。
    ラピュタの攻撃の仕方もなんだか素敵。

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    2013年10月06日