佐藤正明のレビュー一覧
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貰い忘れ年金
・未支給年金
夫が亡くなった時
年金は2ヶ月に1度支給後払いだから確実に発生する
年金は受給権発生日の翌月から死亡した月までの2ヶ月に1回(偶数月)に支給される後払い
死亡した月分は翌月以降支払われるため、最低でも死亡月の1ヶ月分は未支給年金になる
受け取れるのは先ずは生計同一の人
・未請求年金
年金を受け取る前に死亡した場合にも発生
金額が大きい場合もある
・年下の妻がいると老齢厚生年金に加算される「加給年金」
配偶者が65才になると加給年金は終了して、配偶者に「振替加算」が受給される
加給年金+特別加算が受給される
振替加算は1966年4/1以降生まれの配偶者
振替加算は支 -
Posted by ブクログ
サブタイトルに「教祖のなき後で」って書いてあるし、どうせ批判的なんだろうと思って読み始めたら、見事に期待を裏切られた。(良い意味で)
ホンダ創業期のトップ二人の出会いから引退まで、その間の成長の過程が丁寧に書き綴られている。(その後のお家騒動も若干。これも面白い)
著者は記者から作家になった人物だが、「何でそこまで知ってんの?」と思うくらい内部事情が赤裸々に書かれている。 かと言って、ホンダ万歳ではなく、あくまで中立的な立場で書かれているのが好感触。
戦後の焼野原から、今に至るホンダを築き上げたダイナミズムが文章からヒシヒシと伝わり、一読の価値アリ。 今の日本人に、こんなエネル -
Posted by ブクログ
サブタイトルに「教祖のなき後で」って書いてあるし、どうせ批判的なんだろうと思って読み始めたら、見事に期待を裏切られた。(良い意味で)
ホンダ創業期のトップ二人の出会いから引退まで、その間の成長の過程が丁寧に書き綴られている。(その後のお家騒動も若干。これも面白い)
著者は記者から作家になった人物だが、「何でそこまで知ってんの?」と思うくらい内部事情が赤裸々に書かれている。 かと言って、ホンダ万歳ではなく、あくまで中立的な立場で書かれているのが好感触。
戦後の焼野原から、今に至るホンダを築き上げたダイナミズムが文章からヒシヒシと伝わり、一読の価値アリ。 今の日本人に、こんなエネル -
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Posted by ブクログ
大作のノンフィクション。プロジェクトXで取り上げられたVTRの攻防話を見たが、さらに詳しく知りたくなり、本書を取る。670p超でちょっと長かったが、実の多い作に満足。当時小学生だったがβかVHSで迷っていた親を思い出した。その後S-VHSが出たころに学生でバイトして初めて購入したのが20年以上前。現在は既にテープ式はほとんどなく、DVD→ブルーレイ→と進んでいる。ここまでを少なくとも高野氏は予見していた、というのがまずすごい。当時のままの雰囲気で開発することは現在日本では諸事情から不可能かもしれないが、その姿勢は学ぶところ大なので、しっかりと記憶しておきたい。氏自身の著作を見ることなく鬼籍に
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Posted by ブクログ
ネタバレホームビデオの規格をめぐる、ソニーとビクターの壮絶なバトルが圧巻だ。世界規格になればものすごい売り上げが見込める。カラーテレビの次の稼ぎ頭として家電業界ではホームビデオに熱い視線がそそがれる。
松下の子会社ビグターが世界規格VHSを成功させた要因の一つに、高野という男の信念が強烈に影響しているといえるだろう。ビクターにはテレビ(ブラウン管)の基礎技術を開発し高柳健次郎がいた。ビクターの技術力はたしかなものなのだが、如何せん弱小企業の弱みから一社ではVHSを世界規格にすることは出来ないのである。
他社を巻き込んでの高野の戦いがはじまる。結局10年の歳月をへて、戦いはビクターの勝利で幕は