工藤隆雄のレビュー一覧

  • ヤマケイ山学選書 ひとり歩きの登山技術

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    社会人になってからの山は、ほとんどがひとり歩きです。

    書いてあることは、単独山行するときの心構えとか、常識的な知識など、大切なことが書かれていました。

    少し古いなと思う部分もありますが、時代に関係なく必要なことばかりです。

    付け加えるなら、スマホのGPS機能が凄く役に立つから、単独山行では是非必要ということぐらいでしょうか。

    近場の日帰り山行からひとり歩きをはじめましょう。

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    2018年01月06日
  • マタギ奇談

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    やや散漫だけど面白く読んだ。
    マタギの知り合いはいないけど、
    やっぱり山を畏怖する気持ちは強いから
    お手軽なアウトドアや山登りには
    未だに違和感。
    神様は確かにいるだろうな〜と思うし、
    それを信じて真摯に生きる人が
    長く続いてほしいんだけども。

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    2017年04月07日
  • マタギ奇談

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    秋田や青森の猟師をマタギと言うのかな、日本に古くから伝わる伝統が絶えてしまったのは悲しい。それに自然を守ろうとしてやってることがかえって破壊に繋がるというか、白神山地はまさに人間と共存してたんだ。最初のホラーチックな話やクマの話とかも面白い。

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    2016年11月18日
  • ヤマケイ山学選書 ひとり歩きの登山技術

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    ひとりで登山するときのノウハウをまとめた書。
    事前やその場でいかに情報を集めるか、何かあったときに落ち着いてから行動すること、が印象に残った。

    短時間でさっと読め、少し古い本だが参考になる。

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    2015年03月03日
  • ヤマケイ山学選書 ひとり歩きの登山技術

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    1人で山に入ることは多い
    昔ながらのスタイルでそうそう悪いものとは考えていない
    改めて、本のタイトルとして書かれると、そうか特殊なのかと気づく
    ただ内容は経験上、書物上知っていることが多い
    これからこういう世界に入る人は一読した方がイイだろう

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    2014年05月05日
  • ヤマケイ山学選書 マタギに学ぶ登山技術

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    伸縮性のクライミングパンツ
    ポリプロピレンやクロロファイバーなどの化繊系とウール系の上下セットの下着
    行動中は化繊系、山小屋についたらウール系に着替える

    7ツ道具 ナガサ=ナイフ、マッチ3つ、農業用ビニール、飯盒、細引き5m、長靴、オニギリ3個

    雨の地面を掘るとかわいた地面が出てくる
    木の置き方は井桁よりも平行に
    熊の胆

    干ししいたけを水で戻した汁で熱冷ましに

    熊は最初に投げられたものを負う、ものを投げながら逃げる
    下りに弱い、登りは早い
    3大危険熊 子連れの熊、手負いの熊、秋の発情期を迎えた雌熊

    蜂は、体を小さくして通り過ぎるのを待つ
    黒を追いかけるので白っぽい服
    首をタオルなどで

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    2013年07月31日
  • ヤマケイ山学選書 ひとり歩きの登山技術

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    帰宅時間、山小屋の電話などを家族に告げる。
    登山者日カードを入れる。
    懐中電灯、予備の電池電球、雨具、地図、コンパス、ガイドブック、水、食料、保険証は必携。
    山小屋では枕元に、水と懐中電灯を置いてあとは片付ける。濡れたものは干す。靴に目印をつける。
    テントは、河原を避ける、崖下を避ける、稜線を避ける、大木の下を避ける、
    沢筋には入らない(鉄砲水の恐れ)、
    一等三角点の山に登る
    雪渓=白馬大雪渓、剣沢大設計、針ノ木大設計、涸沢雪渓、大樺沢、
    薬は、ガーゼ付き絆創膏、風邪薬2~3回分、
    メモをつける。録音も可。
    観天望気 絹積雲(うろこ雲)、絹雲(筋雲)、淡雲、高積雲、高層雲、層積雲、乱層雲、積雲

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    2013年07月11日
  • 山小屋の主人の炉端話

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    この本やばかった!
    通勤電車内で読んでたんだけど、まじで涙でそうになった。

    山小屋主人達がもつ逸話に虜になりました。
    山岳雑誌『岳人』で連載されていたコラム集なのですが
    漫画『岳』を凌ぐほどです。

    この本で描かれている
    人と人とのつながりや
    動物や自然との摩訶不思議な物語は
    へたな小説より全然面白い!

    小屋番のきつい重労働を考えると、山小屋の主人たちが
    ぶっきらぼうな態度をとるのも何だか分かります。

    また、昭和30年頃の日本の登山者たちが
    こんなことやってきたのかってことに驚愕しました。

    登山、嘗めたらいけませんね。
    山や、それらに携わる人間に
    これからはもっと敬意を持ちたいと、姿勢

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    2011年10月31日
  • 山小屋の主人の炉端話

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    山の雑誌 岳人 に連載された、山小屋の主人達のおはなしです有名な小屋から小さな山小屋までいろいろな主人が山小屋でおこったことをつづっています山小屋経営もけっこう難しいと思いますが、かえって里よりもいろいろあっていいかも・・・

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    2011年09月04日
  • 新編 山のミステリー 異界としての山

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    怪談から天狗、そしてUFOから「不思議な人」、あらゆるものが出現する山。もはや単なるちょっと高いところにある土地としては考えられない。
    心を惹かれる一編はなかったが、人が山に向かうのは自然の中に向かう事で得られる何か、に出会いたいからではないか、と思えた。あれだけしんどかった登山もこうして振り返ればもうちょっと続けていればよかったかとちょっとだけ後悔。

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    2025年08月26日
  • ヤマケイ新書 マタギに学ぶ登山技術

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    長いことアウトドアで遊んでいるので、それなりに危なかったなと振り返る場面は経験している。
    そんな時に役立つ知恵を求めて、サバイバル関係の本はいくつか読んでいる。
    本書はマタギに聞いた知恵をまとめたノウハウ本。

    またぎが活躍するフィールドは、山のなか。
    したがって、本書が取り上げているのは山の技術のコツ。
    山国日本で遊ぶと、山に踏み込むことはままあること。本格的な登山を考えなくても、本書から学べる知恵は多い。
    ただ、マタギは山のプロなので、一般人がそのまま真似をしても全てできるとは限らない。
    頭の中に知識として積んでおき、必要になったら、そのフィールドに合わせて、自分ができる範囲で応用して活か

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    2025年04月28日
  • 山小屋の主人の炉端話

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    山小屋の御主人が語る「えっこんなことが...、本当に?」といったようなお話がタップリ詰まった一冊。記事の雰囲気から紹介されているご主人の半分以上は武骨な頑固おやじだろうなあって何となく想像できて、そこに時代(1990年代後半)を感じた。合わせて当時は高圧的で常識とマナーに欠ける客も多そうで小屋の運営も大変だったろうなあって感じもした。

    紹介されている小屋はすべて?今も残っている気がしており、10~20代の時よりお金はあるが山小屋も宿泊料も中々いいお値段なので頻繁には泊まれないものの、いい年齢になってきたので、晩年になってからはのんびりと色々な小屋を巡る山旅をしてみたいなあって気持ちになった。

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    2024年11月27日
  • ヤマケイ文庫 定本 山のミステリー 異界としての山

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    必ずしもオカルト的な怪異譚ばかりではない、というかむしろその類の挿話は少なく、人や自然、動物等にまつわるちょっと不思議なトピックス、といった趣が強い。
    その分、山小屋の主たちの飾らない日常が身近に感じられるような構成になっている。

    巻末の解説は田中康弘氏が請け負っており、この二人の競演? には密かに心躍った。

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    2023年11月14日
  • マタギ奇談

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    ネタバレ

    著者が『マタギに学ぶ登山技術』を書き終えたのち、マタギたちから取材の合間に聞いた様々な奇妙な話をまとめたもの。
    主に白神山地や、青森・秋田・山田がなど東北地方のマタギたちから聞いた話。

    八甲田山雪中行軍遭難事件の、隠された真実。ネタバレでいうと、弘前第三十一連隊の福島大尉率いる弘前隊は、その土地その土地の道に精通した案内人に誘導され八甲田山麓に到着し、八甲田山麓でマタギをしていた数人の若者に案内をさせて雪中行軍をしたというもの。出発後に天候が悪くなりマタギは中止を進言するが拒否されさらに進むことを命令される。早朝から深夜11時すぎまで歩き続け、やっと休めると思いきや、マタギたちには休みをあた

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    2022年11月17日
  • ヤマケイ文庫 定本 山小屋の主人の炉端話

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    日本の名山の様々な山小屋主人達のエピソードを纏めた本。

    バラつきはあるけど、情報が詰まってて面白かった。自分が行った泊まった事のある山や知っている地形だと興味を持って読めます。

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    2022年09月13日
  • ヤマケイ文庫 定本 山のミステリー 異界としての山

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    山小屋の主人や、小屋番達の体験談。
    筆者が彼等から聞いた不思議な話を簡潔に綴ってある。
    なので、その不思議を解き明かす訳では無い。

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    2022年02月02日
  • ヤマケイ文庫 マタギ奇談

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    厳しい自然と暮らすマタギの生活がわかった。
    最初の八甲田の話の様なのが続くと思ったが、山と熊とマタギの話であった。

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    2021年05月07日
  • 新編 山小屋主人の炉端話

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    山小屋のご主人から聞く、山にまつわる
    ほっこり話、怖い話。
    山好きなので、とても楽しく読めた。
    山小屋に泊まったことはないのだが、ご主人の距離感の近さが、古き良き昭和の香りがして良かった。
    いまはこういう山小屋は少ないのだろうなぁ。
    今はなき当時の空気感が感じられて、しんみりとした。

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    2021年01月15日
  • ヤマケイ文庫 定本 山のミステリー 異界としての山

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    幼い頃から山好きの両親にあちこちに連れて行かれたせいかおかげか、私は「海もの」よりも「山もの」に惹かれる傾向があります。運動嫌いゆえ今は登山はしないけど、このタイトルは読まずにはいられない。

    収録されている56話におどろおどろしい話はありません。いわゆる怖い話を期待して読むと肩すかしを食らう。むしろ山のちょっとした不思議に触れて山に登ってみたくなる、そんな話ばかりです。

    自然に助けられたり、霊に助けられたり、動物が何かを知らせてくれたり、実際にありそう。熊って普通は人間を避けるものなのですね。そんな豆知識も。

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    2020年08月04日
  • マタギ奇談

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    最後の老マタギの話は、自然との共存共生という事について考えさせられた。古くからマタギのオキテは自然と共存していくための知恵だったのだろう。ただのハンターではなく、自然を知り敬意を払い、人間と自然の調整役として存在した。

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    2020年01月28日