工藤隆雄のレビュー一覧

  • ヤマケイ山学選書 マタギに学ぶ登山技術

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    ヤマケイ山学選書の一冊。
    現代のマタギたちへの取材に基づき、われわれの山歩きの参考になる点はないか探ろうという本である。

    マタギは山を知っている。
    マタギは無駄を嫌う。
    マタギは自然を敬う。
    マタギは必要なものしか欲しがらない。

    例えば舞茸を見つけた時、マタギは2割残して翌年また生えるようにしておくという。だが商業のヤカラは全部取ってしまう、下手をするとマタギが残した2割も持って行ってしまうという。

    現代の“開発”は、自然をまったく顧みずに行われる。結果鉄砲水や崖崩れが起き、植生が変わり、野生の動植物が駆逐される。「山がだめになった」という。

    ブナなどの原生林は、なぜか夏は涼しく冬暖か

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    2019年06月11日
  • 新編 山小屋主人の炉端話

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    山は怖いけど、自然しかない中にある
    山小屋で暮らすことには興味がある。
    最後の人は地元だった!
    気軽に出かけてこないだも行方不明になった
    親子がいたが、
    山は本来神聖で、真剣であるべき場所だと思う。
    カッパ、本当にいるんだろうな〜。

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    2018年05月12日
  • 新編 山小屋主人の炉端話

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    山小屋管理人たちから語られる茶飲み話を収集した短編集。彼らは1年の多くを下界とは切り離された山で過ごし、荷物を担ぎ上げ、登山者をもてなす。24時間ワンオペのサービス業だ。

    だからこそ、彼らは山小屋で一生懸命に暮らし、山や登山者へ優しく接することで、魅力ある語り部になる。また、親から子へ受け継がれることが多い職業なので、何世代にも語り継がれる山の話もある。

    なぜ山小屋経営者となったのか、山小屋を訪れる変わり者たちのこと、野生動物との交流、災害への対策などなど。開放的な山の空気を感じる語りの中に、時々、山小屋生活ならではの孤独や苦労が現れる。

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    2017年09月05日
  • 新編 山のミステリー 異界としての山

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    異界としての山~1山の幽霊ばなし2人智を超えるもの3自然の不思議4ひとの不思議~やっぱりマタギの世界の方が不思議だけど、山小屋で働く人や登山者も不思議な体験をしている…らしい

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    2017年05月25日
  • 新編 山のミステリー 異界としての山

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     本書では山小屋の主人や登山愛好家の山にまつわる奇譚集。
     「山怪」とは違って、こちらは人に焦点が当てられる。

     登山家の死相が見えたり、遭難者がどこで死んでいるかが分かったりする山小屋の主人や、
     自分が死んだことにも気が付かずに山小屋を訪れる遭難者の魂など。

     昭和中期から平成にかけて、山の怪奇が語られる。

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    2017年04月14日
  • 山小屋の主人の炉端話

    購入済み

    間違って買わないように注意

    同著者の「新編 山小屋の主人の炉端話」とほぼ同じ内容です。新編を買った人はこちらを買う必要はありません。私は間違って両方買ってお金を損しました。

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    2017年03月14日
  • 新編 山のミステリー 異界としての山

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    <目次>
    第1章  山の幽霊ばなし
    第2章  人智を超えるもの
    第3章  自然の不思議
    第4章  ひとの不思議

    <内容>
    『山怪』が売れたせいか、こんな本も。これは「岳人」連載だったものを書籍化したもの。タイトルに”新版”とあるように、2005年初版のものをちょっと改変したもの。前半は山の怪談話だが、第3,4章は、山の生きもの(樹木も含めて)の不思議や山に入る人々の不思議話(”それでも医者か”は人間の怖さ)がまとめられている。
    山は、古代から日本では「魔」の場所であり、「神」の領域であり、おそらく不思議が数多くあった場所名だと思う。そして、山に入る人々も変えてしまう場所なのではないか?(「医

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    2016年07月16日
  • ヤマケイ山学選書 ひとり歩きの登山技術

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    1人登山について色々な面から書いてある。
    基本的なことも書いてあるが、1人登山をやっている人のコメントが多く載っている。
    やや古い感じを受けるが、試してみると面白そうなことも多く載っていた。

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    2016年04月22日
  • ヤマケイ山学選書 マタギに学ぶ登山技術

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    マタギの登山は、シンプルかつ効率的。長年培った知恵で狩りをする。マタギは廃れども、登山者にも参考になること多し。

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    2015年11月03日
  • ヤマケイ山学選書 ひとり歩きの登山技術

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    ・気楽に独り歩きしたくて読んでみたんだけど、いろいろ小うるさい事が書いてあって「独り歩き山岳会」の会則かよ、といった体。ほぼ読まなくても良かったレベル。いくつか参考になる記述はあるにはあったけど、これじゃないとという物は無かった。

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    2012年10月25日
  • ヤマケイ山学選書 ひとり歩きの登山技術

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    ネタバレ

    登山技術というより単独山行の心構え的な本。
    新しい何かを発見するというよりは、単独山行に際してやっておくべきことや注意しておくべきことの確認という感じで読めました。

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    2012年10月08日
  • 山小屋の主人の炉端話

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    山小屋で多くの登山者や自然を見つめてきた「おやじ」や「お母さん」たちの逸話を取りまとめたもの。

    山小屋での不思議な体験や、遭難救助、自然との対話など良いお話がふんだんに入っている。

    著者の工藤さん、いつもながら目の付け所が憎いです。

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    2010年11月06日