都築響一のレビュー一覧

  • ヒップホップの詩人たち

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    HIPHOPは、内輪での殴り合いが他ジャンルより良くも悪くも表に出やすかったり、後発のジャンルだから叩かれやすかったりする。それゆえに研ぎ澄まされる言葉というのは確かにあるなあと思う。

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    2016年03月22日
  • 圏外編集者

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    自分の感性で道を拓いている人の言葉がたっっぷり。現代美術に関する意見もキビシく書いてあって、確かに!!と思うことが山ほどあった。自分の眼を持つって大事。

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    2016年03月05日
  • ヒップホップの詩人たち

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    『新潮』での連載「夜露死苦現代詩2.0」をまとめた、歌詞などの引用もされているインタビュー集。
    HIP HOPでしかありえない「音楽」は地方都市あるいはヤンキー文化が生んだ、という視点で紹介している。

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    2013年03月02日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    3人組の紀行文です。それで東京するめクラブ、メンバーは村上春樹さんを隊長として伝説のスタイリストと言われる吉本由美さんとアートデザインの編集の鬼才、都築響一さん。 題名がずっこけているので想像するに難くありませんが、するめクラブの名前の由来は「大したもんじゃないけどくちゃくちゃ噛んでいるうちにそれなりに味が出てくるのでは・・」という趣意です。
    さて彼らの行先は名古屋や熱海、江ノ島、海外なら ハワイやサハリンであるから何故?がつきまといます。 普通の観光名所巡りではなく、彼らなりに面白い変なところを選んで見て歩くのです。 名物の食べ物やお店などの紹介がところどころ写真入りで載っているから行った

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    2012年01月08日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    名古屋の人、読んだら怒るだろうなぁ。
    熱海の人、もっと怒るんじゃないか?
    そんな風に不安になっちゃうわたし。
    旅エッセイが書きたくなる。こんな面白く本音ぽろりで書けるわけないけれど。
    でも、名古屋にはあまり住みたくないな、やっぱり…。

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    2010年08月15日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    フツーの旅行じゃつまんない。
    日本には、世界には、まだまだ変な場所がいっぱいあるんだなぁと感慨深くなる一冊。

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    2009年11月11日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    おもしろかったー♪
    写真もいっぱいで、おなかすきました。
    ロコモコ丼、さっそく作って 食べました。

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    2009年10月07日
  • 圏外編集者

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    YouTube出版区で丸山ゴンザレスが紹介していて、読む

    フリーの編集者のインタビューが本になったもの。巷にごまんとある綺麗な整ったものよりも、すぐそこにあるリアルに目を向けて、その魅力を編集している。そういう物を常に探して、そこに宿る思いや意図を考えることは、日々を楽しく過ごすことにも繋がると思う。また、自分とは異なる背景を持った人の考えを理解する機会にもなり、想像力・読解力も向上する。

    筆者はかつて出版社で働いているマツコと似たような印象を受けた。あらゆる領域の庶民のリアルに詳しい

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    2025年05月04日
  • 圏外編集者

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    トレンドを意識せずにはいられない昨今。
    仕事でも、会話でも、趣味の映画や本でも。
    大人になるにつれて生まれる、
    誰かに合わせなきゃいけないと言う無意識が
    ほんとうに良くないと改めて感じた。

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    2025年01月10日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    村上春樹さんを隊長とし、スタイリストでエッセイスト吉本由美さん、写真家でジャーナリスト都築響一さんお二人が隊員の東京するめクラブ。
    彼らが「好奇心のおもむくまま、ちょっと変なところを見てまわるトラベルエッセイ」。
    名古屋、熱海、ハワイ、江の島、サハリン、清里とまさに好奇心おもむくままな旅先。

    10年以上ぶりに読んでみて、時代は変わったであろうけど、やっぱり楽しい!
    ゆるさが最高。
    時代が変わっても、何度読んでも、また違う発見があって楽しい〜
    今もあるかな?って行って体験したくなります。

    こんな気のむくままなゆる旅がしたいな〜

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    2024年03月18日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    文春文庫 東京するめクラブ 「 地球のはぐれ方 」 村上春樹 吉本由美 都築響一


    村上春樹のサハリン旅行記は 文学者の目線で とても面白い。完成度が高いが、何かの作品の材料になったのか?

    「初期のサハリンは〜ワイルドな場所〜ロシア人にとって物理的な辺境であるばかりでなく、心理的な辺境でもあった」

    「北海道が艱難辛苦を乗り越えて発展した屯田兵的性格を残した開拓地だとしたら、サハリンは荒々しさと絶望に彩られた流刑地的性格を残した開拓地と言える」

    「そこはとても素敵な世界の端っこである〜自分の身体の中のスイッチみたいなものを切り、その静けさの中心に心を溶け込ませる。そこはとても安らかな

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    2023年03月24日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    サハリンについて知りたくて読みましたが、地元名古屋への深すぎる?洞察に、笑いながら、納得するところ多かった。味わい深い本です。

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    2022年10月25日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    今は簡単に旅行に行けない世の中なので、せめて気持ちだけでも旅をしたい!とウキウキで手に取りました。 結構辛口な旅行記なんだけど、隊長はじめ、みんなこの土地を愛でてるのが伝わるので、コロナが落ち着いたらのんびり出かけてみたいなあ。
    「人間が住んでいる所で面白くない所なんてないよ」 は名言だと思う。 結構年月が経っているので今はどんなふうに変化しているのかも気になるところ。

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    2021年05月28日
  • 圏外編集者

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    なるほど〜、スゲーなー、と思うところと
    うーん、そうかなと思うところと
    なかなか読みながら、結構考える本だった。

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    2021年02月14日
  • 圏外編集者

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    現代の「編集」を考えたくて読んだ。しかしメディアが時代を編集し、トレンドという大きなうねりを作り、世の中に力を持つことができたのは「かつて」の話であることを、結果的に痛感する。もう活字メディアが生き残る道は限られており、いかに作り手個人が熱狂し続けることができるのかということ(だけではないが…)。インターネット以降の「編集」を考えるのにとても心強い一冊、なのだが、今はもはやポストパンデミック以降の「編集」を考える必要がある。

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    2020年11月04日
  • 捨てられないTシャツ

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    僕も持っている捨てられないTシャツ。
    各々の思い出や人生が詰まっている。

    とはいえ、もう少しTシャツをいろいろと見たかったなあ~というのと、Tシャツだけでは「Tokyo Style」の本棚のようにちらっと流して読んでしまう傾向があるかな。

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    2020年09月01日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    それぞれが独特の視点を持つ3人組が、「あえてみんなが訪れない、もしくは訪れる土地を訪問して、その面白さ、もしくは面白くなさを語る」という独特の切り口の旅行エッセイ集。

    選ばれた”訪れない”土地はサハリン、江ノ島、清里、”訪れる”土地はハワイ、熱海、名古屋であり、それぞれの3人の目線が本当に面白い。特に都築響一の目線が最高。

    これを読んで一番行きたくなったのはメルヘンの里、清里。うらびれた70年代メルヘンの行く先が21世紀の今、どうなっているのか、この目で見てみたい。

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    2020年08月08日
  • 捨てられないTシャツ

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    想像していた以上に濃いストーリーというか、「事実は小説より奇なり」という言葉が似合う本だと思います。

    実家帰りの電車の中で読んでいたのですが、ふと顔をあげて目に前で携帯をいじっている人や、横に立っている人も、この話の中でのストーリーのように、それぞれの人生があって..と考えてしまうほど、引き込まれてしまいます。

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    2020年07月12日
  • 捨てられないTシャツ

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    ネタバレ

    育児の合間にひと月くらいかけてチラ読みしていた。ら、目が離せないくらいディープな。
    そもそも都築響一の周囲や都築響一に興味を持っている人が寄せているから、人選にある程度の偏りはあろう。
    しかしどれもこれもまあ興味深い生き方だ。
    生き方とTシャツが有機的に結びついていないものが最初は目に着いたが、だんだんどうでもよく思えてきた。

    ところで同じ趣旨のことを岡田斗司夫がやっていて、うっわー品のないパクリだなーと思っていた。
    この本を読み終える数日前に、村上春樹が「村上T」という本を出したのを知った。春樹も落ちたか……と思いきや……
    最後の人物が。
    そうかそうか思い返せば「東京するめクラブ」とかでお

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    2020年06月09日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    春樹のエッセイを読んでいると、たまに出てくる東京するめクラブ。なんだか楽しそうだなと思っていたらこの本を発見!
    文庫でも千円すると言う外文の文庫かと思うような値段だったが、開けばカラーの写真満載!
    なんともディープなそこに行くんだ…と言う濃い旅エッセイ。ゆる〜くゴロゴロしながら面白おかしく読めるところがいい。まだまだ日本にも世界にも、知らない世界があるなぁと呆れつつも感心する。

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    2019年03月12日