都築響一のレビュー一覧
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3人組の紀行文です。それで東京するめクラブ、メンバーは村上春樹さんを隊長として伝説のスタイリストと言われる吉本由美さんとアートデザインの編集の鬼才、都築響一さん。 題名がずっこけているので想像するに難くありませんが、するめクラブの名前の由来は「大したもんじゃないけどくちゃくちゃ噛んでいるうちにそれなりに味が出てくるのでは・・」という趣意です。
さて彼らの行先は名古屋や熱海、江ノ島、海外なら ハワイやサハリンであるから何故?がつきまといます。 普通の観光名所巡りではなく、彼らなりに面白い変なところを選んで見て歩くのです。 名物の食べ物やお店などの紹介がところどころ写真入りで載っているから行った -
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文春文庫 東京するめクラブ 「 地球のはぐれ方 」 村上春樹 吉本由美 都築響一
村上春樹のサハリン旅行記は 文学者の目線で とても面白い。完成度が高いが、何かの作品の材料になったのか?
「初期のサハリンは〜ワイルドな場所〜ロシア人にとって物理的な辺境であるばかりでなく、心理的な辺境でもあった」
「北海道が艱難辛苦を乗り越えて発展した屯田兵的性格を残した開拓地だとしたら、サハリンは荒々しさと絶望に彩られた流刑地的性格を残した開拓地と言える」
「そこはとても素敵な世界の端っこである〜自分の身体の中のスイッチみたいなものを切り、その静けさの中心に心を溶け込ませる。そこはとても安らかな -
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ネタバレ育児の合間にひと月くらいかけてチラ読みしていた。ら、目が離せないくらいディープな。
そもそも都築響一の周囲や都築響一に興味を持っている人が寄せているから、人選にある程度の偏りはあろう。
しかしどれもこれもまあ興味深い生き方だ。
生き方とTシャツが有機的に結びついていないものが最初は目に着いたが、だんだんどうでもよく思えてきた。
ところで同じ趣旨のことを岡田斗司夫がやっていて、うっわー品のないパクリだなーと思っていた。
この本を読み終える数日前に、村上春樹が「村上T」という本を出したのを知った。春樹も落ちたか……と思いきや……
最後の人物が。
そうかそうか思い返せば「東京するめクラブ」とかでお