都築響一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレガイドブックとして読むには情報が古すぎる。かと言って旅行記と言うほど濃い内容ではない。
どういう目的で読んだらよいのかよく分からないけど、とりあえず村上春樹はやっぱり文章が上手いんだなぁと思った。
3人の共著なのでそれぞれの文章を比べながら読めるが、村上春樹がダントツで良かった。マイナスの言葉を選んでも、その後に続く文章がユーモラスなのできつい感じにならない。情景描写がくどすぎない。
他のお二方の文章は私には合わなかった。都筑さんの文は印象に残らず、吉本さんの文章は毒が強すぎる感じ。
私はこういう本は寝る前にちょこっと読むのがベストと思うので、毒は強すぎない方が良い。現地に住む人がイライ -
Posted by ブクログ
持たざる者の音楽、ストリートから生まれた言葉をリズムに乗せて刻む。15人の日本語ラッパーの物語。
紹介順に田我流、NORIKIYO、鬼、ZONE THE DARKNESS、小林勝行、B.I.G. JOE、レイト、チプルソ、ERA、志人、RUMI、ANARCHY、Twigy、TOKONA-X、ILL-BOSSTINO/THA BLUE HERB。全然知りません(笑)
日本語のラップで言えば知っているのは古くは咲坂と桃内のスネークマンショーの「噂のカム・トゥ・ハワイ」が82年、吉幾三の「おら東京さ行ぐだ」が85年、しかしこれはヒップホップの文化とは違う流れの様だ。ヒップホップの要素の一つブレイク