都築響一のレビュー一覧

  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    ネタバレ

    第一章の名古屋編は是非とも、名古屋以外の出身で名古屋に住んだことのある人に読んでもらいたい。名古屋に感じる違和感をガツンと言い当てていると思う。上記に該当する方は名古屋に関する記述をいくつか引用してあるのでご覧になってみて下さい。なるほどと思うはずです。

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    2012年10月21日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    名古屋に旅行に行くといったら、友人の目が光った。そして差し出された一冊の文庫本がこれ。

    国内外の突っ込みどころ満載な都市を訪ねて、素朴な疑問や毒舌をまじえつつ突っ込みまくっているトラベルエッセイ。でも、なんというかこういう旅の仕方が好きな私としては大変楽しく読ませていただきました。

    「地球のはぐれ方」っていうタイトルもつぼ。

    いつか江の島に猫に会いに行きたいわ~。

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    2011年01月07日
  • 捨てられないTシャツ

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    tシャツ紹介本と言うよりは色んな人の人生について語られた一冊。
    紹介されている人達の文章が上手すぎて引き込まれました。
    tシャツはおまけ程度にしか語られていないので、もう少し紹介して欲しかったなとも思いました。

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    2025年08月28日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    「地球のはぐれ方」がいいね
     タイトルは面白さうだが、中味はふつうなので、名古屋の得体の知れぬB級グルメとか、ハハアとなる。
     で、そのうち、こんなん読んでる場合ぢゃないんだけどな……みたいな気持になる。きっと、向こうはしめしめ、とおもってるに違ひない。くだらないからね。それがいいのかも、だけど。

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    2025年06月02日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    「ちょっと変なところに行って、ちょっと変なものを見てまわろうじゃないか」というコンセプトで書かれた、(一応)旅行記。「ちょっと変なところ」として選ばれたのは、名古屋・熱海・ハワイ・江の島・サハリン・清里というラインアップ。なかなかの顔ぶれであり、かつ、書き手が村上春樹を含んでいるということで期待したが(実際、村上春樹がいくつか書いている旅行記は面白いと思う)、思っていたほど、面白くはなかった。
    それは、「ちょっと変なところ」の面白さを伝えることが、かなり難しいことによると思う。例えば清里は、かつては、若い女性が大挙して押しかけた高原の観光地、ペンションなど、オシャレな場所として人気を博していた

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    2025年05月09日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    2025.1st
    昨年の後半に村上春樹の「ラオスに一体何があるんですか?」を再読したときに本書のことが書かれていたので、読んでみました!
    取り上げられてる場所もちょっと変わってる。名古屋、熱海、ハワイ、江の島、サハリン、清里…江の島の紀行文って珍しいですよね(°_°)
    名古屋には住んでたことがあるし、熱海も何度か行ったのでこのあたりが本書で一番面白かったです!個人的には。
    サハリンは多分行かないだろうなぁ…(*´Д`*)
    ハワイは行ってみたいけど、似たようなコンセプトでもうちと安い場所が世界にはたくさんあるので、いつになるやら…(><)

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    2025年02月02日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    分厚くはあるもののパッと読める

    少し古い本なので、あまり観光地の参考にはならない
    しかし、旅をどう楽しむか、それは一緒に行く人と何を見つけ、何を思うかにより左右されるものなのだと再認識した

    村上春樹作品は、小説よりも紀行文のほうがやはり自分は楽しく読める

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    2024年03月26日
  • 捨てられないTシャツ

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    Tシャツ一枚からの話でしたが、生い立ち、家庭、愛着等々、色んな話が詰め込まれていた。大半は面白おかしく、愉快な話でしたが、何件かは切ない話もあり、切ない話の方が妙に心に残っている。 自分の生まれた家庭は普通の平凡(?)な家庭だったが、何故か感謝の気持ちが沸いてきた。と、同時に、このようなエピソードが思い付かない自分に少々苦笑いしか出てこない

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    2023年01月14日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    都築響一さん本5冊目。村上春樹さんとのコラボということで、楽しみに買って帰りました。樺太旅情がいちばん面白かった。ゴールデンカムイ、熱源と樺太話にカブれていたので。

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    2022年09月18日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    ネタバレ

    「急いでいるからとか、今度またとか、自分に言い訳はいくらでもできるけど、そこであえてジャンプするかどうかで、人生が(失敗も多いけれど)発見に満ちたものになるのか、安全で退屈なものになるのかの分かれ目がある」

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    2022年06月01日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    名古屋とか熱海とかもう行ってみたいところばかり。(^^
    ま、名古屋はいろいろ美味しそうだから良いとして、熱海は微妙に寂れているようですけどね。
    村上さん以外の作家の文章も好みに合っていて読みやすかったですね。
    サハリンとハワイはやはり空気感が違うので外国編として別にした方が良かったかも。

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    2018年11月12日
  • 捨てられないTシャツ

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    Tシャツとほぼ関係ない人生譚。著者の人脈だけあってかなり大変な人が多いので、もしタイトルから思い出ほのぼのバナシを期待しているとかなりヤバい。

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    2018年10月18日
  • 捨てられないTシャツ

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    本当のことなのかそうじゃないのか判然としない話をする知り合いがいる。たとえば、と書きたいところだけれど、それを書くと、たぶん容易に誰だかわかってしまうので書かない。この本を読みながら考えていたのは、その人のこと。
    まえがきにもあるように、この本はTシャツにまつわる思い出を持ち主に書いてもらった文章をまとめたものだ。だからきっと本当のこと。それは、同じくまえがきで引き合いに出されているポール・オースターによる『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』、つまり「作り話のように聞こえる実話」。私はポール・オースターの『トゥルー・ストーリーズ』がとても好きなのだけれど、まさにそんな感じ。

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    2018年02月28日
  • 捨てられないTシャツ

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    たかがTシャツ、のはずなのに、濃い話が多すぎた。
    Tシャツよりも人生の話。
    ボリュームもすごい。
    でも一気読みしてしまった。

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    2018年07月15日
  • 捨てられないTシャツ

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    社会人になってから2回の転職をして、3か所の編集事務所に勤め
    た。事務所勤めのころはそれなりの服装で通勤していたが、フリー
    になってからはどこへ行くにもジーンズにTシャツ。

    外出着として着倒したら部屋着やパジャマ替わりに着る。そうし
    て遂にボロボロになったら雑巾に。

    そうやって、何十枚ものTシャツを捨てて来たのだが、どんなに
    ボロになっても捨てられないものや、買ったまま袖を通すことも
    出来ずに取ってあるTシャツがいくつかある。

    襟ぐりが伸び切って穴もあいているのに捨てられないのは一時期
    はまった「BOY LONDON」というブランドのTシャツ。ライブ
    ハウス通いをして

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    2017年09月25日
  • 捨てられないTシャツ

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    自分の持つ捨てられないTシャツの写真とともに自分について語る。有料メールマガジンに連載していたもの。
    有料メールマガジンだけあって読者層が絞りやすいのか、登場する人たちのキャラが似ているような。
    後半のお姉さんたちの壮絶人生にはついていけない。

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    2017年09月17日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    ネタバレ

    するめクラブと称して、普通の人間が選ばないところ、むしろ敬遠する場所に行ってみようという企画で始まったらしい。

    名古屋、ホノルル、熱海、サハリン、清里と国内外さまざまな所へ行っている。

    ただ、行ったのが2000年あたりなので、15年以上前ということもあり、ガイドブックというより、当時の僻地の情報が知れる紀行って感じ。熱海はもう寂れた状態しか知らないから、3人の熱海再開発計画の話し合いとか聞いてて面白かった。
    さすが村上さんは博識というか、街の説明の日本語が中々に特徴的で、読んで理解するのに時間がかかった。
    名古屋の結婚式事情はもっと変わっていると思うけど、マウンテンは確かに衝撃的だったなぁ

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    2016年10月29日
  • 圏外編集者

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    たくさん本を作って、そのうちのいくつかが異常なのかと思っていたが、作った本すべてがある意味有名になっているということが分かりびっくりした。

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    2016年08月04日
  • 圏外編集者

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    自分が面白いと思う企画を、取材したり執筆依頼したりで形にしていくのが編集者。出版業界は冬の時代だが、編集という仕事、現代という表現の現場への好奇心においては、最もスリリングで面白い時期である。

    マスコミの凋落が言われますが、今こそが面白い時代だと言える活動をしてきたことが素晴らしい。

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    2016年10月09日
  • 圏外編集者

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    独特の写真集や本を出していて、目にするたび「おおすげえ」と思っていただけに、今回の本には強く好奇心を刺激され、舞台裏が読めるとなるとページを繰る手ももどかしく、一気呵成に読んだ。とても面白かった。本好きの方には誰にでもおすすめしたい内容。

    とはいえ。

    著者は自分のことを「編集者」として位置付けているようだが、正確には「ライター」ではないか。もちろん、その時の仕事によって役割は変化すると思うので、この仕事区分にそれほど意味があると思わないが、しかし立場が変わることで、仕事に臨む態度も変わるのはたしか。
    例えば。
    著者は、営業の意見を聞いて、企画に責任をもとうとしないのなら、本末転倒、意味がな

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    2016年02月06日