坂元志歩のレビュー一覧

  • 見えないから、気づく

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    今年のノーベル賞や科学に関するシンポジウムで初めて存じ上げることになり、世の中には凄い方がいるなと思って注目するようになりました。
    書籍を読んで、気の遠くなるような努力と根性を積み重ねてきた方なんだろうなと涙が出そうになりました。
    目が見えて耳も聞こえて今をもって健康である自分は、何だってチャレンジできるじゃん!と己を叱咤激励する気持ちになりました。
    リスペクトする方のうちの1人です!

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    2025年12月08日
  • ドキュメント 深海の超巨大イカを追え!

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    ネタバレ

    ダイオウイカ撮影プロジェクトのドキュメンタリー。なんとなく明るい話題の本を読みたくなり選んだが、無事目的は果たされた。夢がある明るくて良いお話。時折り差し込まれているクスリとくる表現やエピソードトークが、当事者たちのリアルな感情を表しているようでいい味が出ていたように感じた。

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    2025年05月15日
  • うんちの正体 菌は人類をすくう

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    最近話題の便移植についても書かれていて、腸内細菌叢の存在の大きさを小学校低学年でも理解できる良書。絵本形式で優しく書かれている上に、話題選びで飽きさせない工夫もされているが、潔癖症の方には逆効果かも(そういう人はタイトルと表紙の時点で手に取らないだろうが)。

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    2015年10月04日
  • うんちの正体 菌は人類をすくう

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    ふりがながうってあって、
    小2の次男も興味深く読めたようだ。
    いつの間にか先に読んでいて、
    内容を私に教えてくれた。(笑)

    それは、ビックリ驚くべき内容であった。

    読んでみると、確かにそれが書かれてあった…。

    おそるべし…細菌のパワーよ。

    健康な身体になるように宜しく頼むわ!!

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    2015年05月01日
  • ドキュメント 謎の海底サメ王国

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    先に写真集的な方の本を読んで、その存在を知った「サメ王国」。その撮影ドキュメントである。ダイオウイカの撮影が話題だったのは知っていたのだけど、なんとその姉妹プロジェクトであったと。全然知りませんでした、すみません。



    生きた深海サメの映像は全然撮られていない。それをなんとか撮ってやるぜ、という気概が最初から最後まで続く。空振りあり、ファールあり、そしてホームランあり。



    例のエイリアン的ミツクリザメは、世界での発見例が33件というのに、東京湾で1年で100体以上を捕獲したという。メガマウスも、そうとう網にかかっているけど、邪魔だから捨てられちゃうらしい。真実は現場にある。本文中にあった

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    2022年06月01日
  • ドキュメント 謎の海底サメ王国

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    深海生物の生態撮影は近年撮影機器の進歩だけでなく潜水艇の進歩で、これまでにできなかったダイナミックな映像を撮影できるようになりました。番組そのものももちろん面白いのですが、メイキングがそれ以上に面白く最近の自分のトレンドです。

    このドキュメントもメイキングに相当し、裏話やトラブルへの対応など非常にドラマティックな内容で興味深いです。(ディープ・ローバーも一筋縄ではいかなかったか・・・)

    録画した番組ももう一回見て、ミツクリザメの捕食シーンに腰ぬかそう!

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    2014年08月08日
  • ドキュメント 深海の超巨大イカを追え!

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    NHK深海プロジェクトのダイオウイカを追いかけた10年間の撮影舞台裏のドキュメンタリー。いやー、凄い執念です。これだけ集中できるものを見つけたいな。

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    2013年08月02日
  • ドキュメント 深海の超巨大イカを追え!

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    ダイオウイカについて詳しく知ることができるドキュメンタリーかなと思って読み始めたけれど
    夢を諦めない気持ちを描いた小説のようだった。
    「はやぶさ」の描かれ方とすごく似てるなあ

    NHKさんだからむずかしいのかもしれないけど、はやぶさの時みたいに映画化されても不思議じゃない感じ。

    10年、いろんな人から反対されながら続けるというのは、尋常ではない情熱。
    その熱い想いとダイオウイカの対面に、ぞくっとしました。

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    2013年07月25日
  • ドキュメント 深海の超巨大イカを追え!

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    今年1月に『NHKスペシャル』で放映されるや大反響を巻き起こした、深海の超巨大イカ、ダイオウイカ。その撮影に賭けたNHKのスタッフたちの、10年にわたる戦いを綴ったドキュメントがこの本。

    船、カメラ、おびき寄せる装置……。ありとあらゆる工夫や困難を乗り越えて、ついに2012年7月10日、世界で初めて、23分間のダイオウイカ撮影に成功。その瞬間、自分も潜水艇の中にいるような興奮と感動を味わえた。

    イカを撮影するために知恵や経験を結集して開発したカメラに「イカメラ」と名づけたところで、ちょっとニヤッとしてしまった(笑)。

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    2013年07月11日
  • ドキュメント 深海の超巨大イカを追え!

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    臨場感が最高のドキュメント。TVで見て、これはじき、書籍化されると予想、少し遅めだったかもしれないが、発刊後即入手、即読んだ。実に面白い。数年にわたり、何度ももぐりながら、1点集中で目標を達成していく様子が、ありありと伝わり、感動。かつての某番組風に、一見淡々と進むかのごとくの描写(ちょっとわざとらしいかも)。しかしながら、登場人物の熱さを前面に出す点など、つい突っ込みを入れてしまいそうになりつつ、引き込まれてしまった。
     潜水艇の手配等、裏方シゴトにも多くの説明があるのが良かった。一般向けの書物にしたのだろうが、ぜひ、専門書も刊行してもらいたい(論文誌をみればいいのかもしれんが)。本書後半の

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    2013年07月10日
  • 見えないから、気づく

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    ラジオ深夜便インタビュー
    AIスーツケースがあれば周りの様子を感じながら移動ができる 風とか香りとか
    読みあげソフトを健常者も使いこなす時代になってきている 運転中とか料理しながらとか

    何かを無くした所に新しい気づきが見つかるのだろうか
    潜在意識が働いてその人にしかない何かが生まれるのかもしれない

    自分が知らなかった世界に驚いています


    多様性な社会は戸惑うことが多いが
    悪いことばかりではない

    誰もが暮らしやすい社会は新しい視点から生まれる

    自分も困った時こそ新しい視点に出会えるように
    アンテナを張って気をつけていきたい

    何かあったらどうするんだ症候群
    日本人は気にするあまりスター

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    2024年05月24日
  • うんちの正体 菌は人類をすくう

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    へそのゴマの話から入って、極限環境微生物、イグノーベル、宇宙のトイレ事情まで話が広がって、興味が引かれ面白かったし勉強になった。

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    2022年04月30日
  • うんちの正体 菌は人類をすくう

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    ウンチと聞くと、汚いものにしか聞こえない人も多いと思うが、うんちを深くと、人間にとってなくてはならないものであり、腸の中を整えてくれる大きな存在であった事に気ずいた。

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    2019年04月26日
  • ドキュメント 深海の超巨大イカを追え!

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    2013年1月に放送された"NHKスペシャル 世界初撮影! 深海の超巨大イカ"の10年に及ぶ取材記録をまとめたものです。あの映像を見た時は本当に驚きました。番組は1時間でしたが、その裏にはこれだけの努力があったということを知ることができ、ますますあの映像は撮影スタッフや世界中の学者の執念が引き寄せた奇跡だったんだなと感じました。たぶん、ここには書けないような事件もたくさん起きたんだと思いますが、これからもNHKには、こういうTV番組をこれからも作って欲しいです。

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    2014年08月08日
  • ドキュメント 深海の超巨大イカを追え!

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    おもしろかった~。
    泳いでいる動画が撮影されるまでは、まさに伝説の怪物だったダイオウイカ。
    深海での撮影に成功したのは、プロジェクト最後の年、2012年。挑戦を始めてから10年!困難を極めたその過程を、ドキドキハラハラと読み進みました。
    世界で初めての偉業を成し得た理由は、情熱や努力ももちろんだけれど、世界中の英知の結集と、そして「奇跡」。

    それにしても半端ない大きさのダイオウイカを想像しながら、ギラギラとした表紙の写真の彼の眼をみると…迫力です(笑)

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    2013年09月30日
  • ドキュメント 深海の超巨大イカを追え!

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    そういえばテレビでやっていたな、と。ややミーハーな気分で購入。

    実はタイトルをみて「夢を追う」こととか、「努力」について書いてあると想像して、購入を躊躇ったりもした。「夢を追って成功しました」なんて話なら、わざわざ(一般論でいえば美しくもない)「イカ」を題材にして読みたいとは思わない。純粋な学者話ならまだしも、テレビを前提としているなら、大したことのない「ネタ話」になってしまうのがオチだ。

    そんな躊躇を感じながら読んだけれど、かなり面白い。ところどころで「テレビマンはこんなに苦労しました」なんてニュアンスの話が出てくるけれど、そんな話は捨て置いていい。不親切ながら描かれるイカの生態に思いを

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    2013年09月14日
  • ドキュメント 深海の超巨大イカを追え!

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    ネタバレ

    研究者の立場ではなく、番組制作者の立場でダイオウイカの撮影に成功するまでを綴った本。
    なので、ダイオウイカの詳しい生態等が知りたいという人向きではないかと。
    放映された番組では、美味しいところだけを1時間程度にぎゅっとまとめているのでわからないが、ダイオウイカを撮影するまでに10年近くを費やし、手探りで試行錯誤を繰り返す姿はぐっとくる。
    ダイオウイカはそれだけの情熱を注ぐに値する、魅力あふれる生物であるということなんだと思う。
    個人的には、撮影に使用された機材をどうやって開発したのかも気になるところ。

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    2013年09月09日
  • ドキュメント 深海の超巨大イカを追え!

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    ダイオウイカの映像をまたまたTVで見て、こりゃすごいと感動しました。イカを食べることも好きですが、ダイオウイカはアンモニア臭がきつくて食に向かないようです。ダイオウイカの撮影に成功する前の試行錯誤は番組の中で見えてこなかったので、興味深かったです。日本では窪寺先生の科研費がストップすることがあり、NHKでも撮影の企画が通らないほど見通しが立たない深海の生き物。最後はディスカバーとの国際共同制作で撮影に成功。アメリカでは海の生物の研究者が手厚く支援を受けている様子も伺えました。TVでは分からなかったことでしたが、おとりのソデイカを潜水艇から離して本物のように泳がせる工夫、ここにこだわって準備した

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    2013年09月08日
  • ドキュメント 深海の超巨大イカを追え!

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    NHKで好評だったダイオウイカの番組ができるまでのドキュメント。なんと、このプロジェクト10年もかかっている。テレビを見ていると苦労は見えるが、こんなに時間がかかっているとは。今年は、深海モノが書籍でもよく売れているが、その発端がこの番組だったと思う。その裏に隠れていた苦労がよくわかる。

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    2013年08月22日
  • ドキュメント 深海の超巨大イカを追え!

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    ネタバレ

    チェック項目11箇所。ダイオウイカが現れた時間は、わずか23分間、誰も成し得なかったことを、やりとげてしまった23分間、この物語は、その23分間のために10年の歳月と情熱を捧げた人々を負ったものだ。ダイオウイカの映像が放送された後、「世界で初めてダイオウイカを撮影して何の意味があるのですか?」と誰かがテレビで話していた、その通りなのかもしれない、でも、10年の物語は-変わらぬ夢をもち続け、逆境を跳ね返し、時にはばかばかしいほど熱くなる物語は-そこに意味があるということを、きっと教えてくれる。小笠原は世界でもっとも遠い場所なのだ、小笠原は東京都の島だが、東京からは1000kmも離れている、だが、

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    2013年08月16日