片島麦子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
間宮朔子は何を望むわけでもなく、すべてを諦めている。
職場のブックカフェでもただ淡々と仕事をし、無難にやり過ごしていたが、ある日中学の同級生・葛原あさひの姉だと名乗る鳴海が、あさひがいなくなったので探してほしいとやって来る。
中学の一時を過ごしただけで、それから以降は全く存在すら忘れていた彼女のことが蘇ってきたのだが…
彼女とは親友だったはずが、ある行き違いがあって疎遠になっていた。
彼女と出会った頃と現在を交互に物語っていく。
朔子の家庭は、口癖のように「普通」を強調し、両親と妹の三人だけがわかり合っているという家族で、あさひも歳の離れた姉だと言っていたのが実母で、ずっと祖母が母となり暮ら