金美齢のレビュー一覧

  • 凛とした日本人 何を考え、何をすべきか

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    国籍を移った者から見る「日本人」、「日本」という国。
    自身が「日本人」であることを如何に考えるか。『日本人』を「外交」、「天皇」、「愛国心」、「メディア」というキーワードを基に語る同書籍は、その考える方向性を掲示してくれた点、常識の広がりを与えてくれた。
    終盤は筆者の生き方と照らし合わせ、『縁』を持つことの意味を考えさせられた。
    総括して、『人』として、日本という国でどう生きるか、その指針となろう書籍だ。

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    2012年06月05日
  • 凛とした日本人 何を考え、何をすべきか

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    本書では、昨年3/11の震災後に書き下ろされたもので、日本人に対して、「戦後民主主義」が及ぼした影響を今一度考えるよう促している。26頁で著者は、オイディプス王から「いかなる運命からも学ばない時だけ、人はその悲運に負けたことになる」と引用した。また、未曾有の平和を満喫している私たちへ、「平和の毒」すなわち「ひたすら物欲を満たすための金(カネ)」をこだわっていることに警鐘を大きく鳴らしている。

    以前より一貫して主張している外交姿勢の問題点は、今回も3章で取り上げている。一部の国から指摘される批難に対して、それを検証することなく、無条件でこうべを垂れて、信じ切ってしまっている。そして、自分たちの

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    2012年01月14日
  • 凛とした日本人 何を考え、何をすべきか

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    ネタバレ

    テレビなどで、背筋をピンとのばし、物事を的確に、とてもわかりやすく発言される金さんを、よく拝見する。そのテレビから受ける印象そのままの歯切れの良い、心に響く文章である。3・11後に執筆されたことから、東日本大震災のエピソードに絡む筆者の思いは、熱く深い。エピソードひとつひとつ、自然と涙がこぼれた。また常々、「なんかおかしい」「これってどうなの?」と、もやもやしながら思っていたことが、事実を交え、明快に金さんの意見が述べられている。溜飲の下がる思いだ。特に序章と第7章がいい。序章は、ここだけでも、私は読んだかいがあったと思った。ただ、結婚したが、子供ができず、親に孫を抱かせてあげられない身として

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    2012年03月15日
  • 凛(りん)とした生き方 自分の人生、自分で決める

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    オンナとして背筋がシャンと伸びました!

    筋の通った生き方、NOの言える生き方を貫き、
    「本物のいい女」として凛とした生き方を送る美齢さん。

    外面も内面も美しく歳を重ねてゆきたい、歳をとるのは
    楽しいことだと実感させるくれる名著でした。

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    2011年07月05日
  • 凛とした日本人 何を考え、何をすべきか

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    日本とは?日本人とは?これからを生きていくこととは?
    内側からだけじゃわからない。ってことに気づかされた一冊。

    ホリエモンの本を読んだ後にホリエモン批判を読んで、まだ消化不良。やけん、きっと近いうちに再読。

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    2011年07月04日
  • 日本は世界で一番夢も希望もある国です!

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    力強く、簡潔な文章。とても分かりやすい。愛を持ってこんな風に言ってくれる人を、もっと大事にした方がいいと思う。

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    2009年12月02日
  • 「おひとりさま」で幸せですか

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    友達の好きな金さん。初めて著書を読んだが、友達が金さんを完全に自分の人生のモデルにしてることが分かる・尊敬してるんだということが改めてわかった。その点で非常に面白かった。

    家族を大事にするということはほんとにすてきなことだと思った。こうであれたらなんて幸せだろう。けど到底わたしにはかなえられないなぁ・・としか思えないです。なので★ひとつ減点笑。
    ひとつの考え方として受け入れたい。
    でも、こうじゃなきゃ幸せじゃない、とは思いたくないけど、自分の理想とするものがこの本にはあった。。。

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    2009年10月18日
  • 日本は世界で一番夢も希望もある国です!

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    金美鈴さん。"たかじんのそこまで言って委員会"という番組で知った方。台湾生まれにもかかわらず日本を愛し日本の事をよく知っている。
    若者向けにかかれた本なので読みやすい。
    日本の文化や精神から今いる環境の中で自分はどうすべきか。また、お金の価値についても学んだ。

    最後に、自分で新しい扉を開いた方が楽しいと思いませんか?と書かれている。
    はっきりとした発言が好きだが、柔軟な考えもたくさんの持っていて学ぶ事が多い。

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    2009年10月04日
  • 凛とした老い方

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    老後の生き方の手本となるかもと思い購入。
    人に頼るのではなく楽しく働き、ボランティアをし、慎ましく生きる。
    老後もきちんと生活するなら心配はなく生きていけると勇気もらえる本。

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    2020年12月29日
  • 愛国心 - 日本、台湾―我がふたつの祖国への直言 -

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    台湾から見た日本人を著者の目線で描かれている。

    もっと日本人としての誇りを持つべきだし、日本という裕福な国に住んでいることに、敬意を持って欲しい。

    ただ、受け身に立つばかりではなく、場合によっては、出て行かなければいけない時もあると警告。

    対中国のことだろう。

    日本の人、物、全てが外国から見てブランドなのだということを改めて知った。

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    2020年10月26日
  • この世の欺瞞 「心意気」を忘れた日本人

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    安倍政権のゴリ押しぶりには、うんざりしている私。
    この著書、2014年発行で、安倍応援団と自称する二人。

    あれだけ勉強して、あれだけ忙しく多くのことを成した総理大臣はないと言うのが評価だが。

    この後、加計学園事件など諸々の忖度事案の腐った問題をうやむやにしてる現状で、どうにもこうにも、評価できないと言う立場の私だが、読んでみた。



    細かい部分、特に少子化問題の現実などは共感できるし、若い人たちが起こした安倍晋三をもう一度総理にする「プロジェクトA」

    この本が書かれた時点では、諸々の悪影響が見えていなかったかもしれないが、なんとも読んでて、こんな頭のいい人たちでも見えていなかった真実が

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    2020年01月03日
  • 凛(りん)とした子育て

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    後半は子育てから離れて国家についてがメイン。好日嫌中色がどんどん際立ってくる。笑

    しかし、子供に擦り寄るばかりの昨今の風潮に疑問を抱いていたので、判断力のない子供をしっかり親が管理しつつ将来しっかりと自分の足で立って人生を歩む足腰の強い子供を育てねばならないという力説は小気味よかった。

    これからの日本を創る子供たちがどんな人間に育つのか。それは私たち大人がどんな価値観を持ち、どんな願いや理念を持って人生を生きるかにかかっている、という終章が響いた。

    シベリア鉄道で上海を目指したユダヤ人たちを受け入れた樋口秀一郎少将、安江仙江大佐は初耳。
    調べてみよう。

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    2017年03月08日
  • 凛(りん)とした子育て

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    ネタバレ

    著者の金美麗さんは台湾出資の評論家・台湾独立派の方。テレビ等でも歯に衣着せぬ発言されますが、子育ても一緒のようで、しつけはかなり厳しい。なんといっても「凛とした」ですから。前半は人間形成への家庭・学校の役割について、後半はもはや国家・社会論になり、子育てはあまり関係なくなてきた(笑)。

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    2015年04月05日
  • この世の偽善 人生の基本を忘れた日本人

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    2012/04/08-04/16
    人間は地理的環境、自然環境、近隣諸国の政治的環境に左右される。盗人が少ないのは島国で国外退去ができなかったからで、何も善人だったからでも道徳性が高かったからでもない。金さんが信じる日本人は何人いるだろうか。

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    2013年04月16日
  • この世の偽善 人生の基本を忘れた日本人

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    日本における「ごっこ」の蔓延という概念については、これまで感覚的に頭をもたげていたものであったが、いい得手妙な表現であった。

    思想的バランスを持って本書を読むことが重要であると感じた。日本における問題を辛辣かつ適切に切り取っている対談形式の本書である。私自身は読後の立ち位置が難しく、完全な賛同や礼賛はできないと感じた。

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    2013年03月24日
  • 日本は世界で一番夢も希望もある国です!

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    金美齢女史は素晴らしい方です。
    今の日本人が忘れてしまった日本の
    良いところを非常によく理解している

    外国の方から教えてもらわねばならなくなった日本の心って
    どういうことなのでしょうか。

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    2009年10月04日